高等部の「しごと」の授業では、生徒全員が学年や発達段階を問わず5つの班に分かれて取り組んでします。このページで何度も紹介していますが、農作物を含め「ものづくり」に取り組む班は、ときどき校長室・事務室・職員室等に「出張販売」に来てくれます。今日は「陶工房班」の生徒たちが来てくれました。

今日来てくれた生徒たちは3名、お話が得意な生徒は商品の説明や顧客からの質問への対応、計算やお金のやりとりができる生徒は精算、それらが難しい生徒は「全商品食洗機対応」というプレートを商品の近くで掲げていました。そして何より、全員で協力して商品を運び、全員が大きな声で「失礼します」「ありがとうございました」と挨拶をし、お互いに助け合う場面が随所に見られました。手前味噌ですが、本校の児童生徒はそういった「大切なこと」を日々の学びの中で、着実に身に付けてくれています。

 

今日の給食は、ごはん・牛乳・鶏の唐揚げ・ほうれん草のごま和え・五目汁です。

私は毎日の「給食を見た瞬間の喜び」のために、翌日の献立を敢えて見ないようにしています。しかし、今日は朝から、昇降口で、廊下で、中庭で、学校中のあちこちから、子どもたちや先生たちの「唐揚げ」という言葉が聞こえてきました。1回・2回では何とも思いませんでしたが、3回目に聞こえたときには「今日の給食は唐揚げや!」と確信しました。さすがは「絶対王者」です。

今日もおいしくいただきました。

ごちそうさまでした。