本日から人文探究コース「曽爾村探究プロジェクト」のフィールドワークが予定されていましたが、

火曜日以降に接近が予想される台風10号への対応のため、予定を変更することとしました。

トマトやほうれん草を作っておられる農家の皆様は、台風に備えてビニールハウスの点検や排水路の確認など

台風がくるまでにやっておかなければならない作業がたくさんあります。

役場の皆様も災害発生時に備えて、事前の準備や確認が必要となってきます。

今回の台風一つをとってもそうですが、比較的災害の少ない盆地部で生活している私たちにとっても、

自然と向き合い、準備をしていくことの大切さを改めて教えていただきました。

本日は国立曽爾青少年自然の家から企画指導専門職の三木智拡様と森岡亮平様に来校いただき、探究活動に関する講義を行っていただきました。

「曽爾村の魅力アップ」というテーマで、各班でブレーンストーミングを意識したKJ法で意見を集約し、

その結果をKP法(紙芝居プレゼンテーション)を使って、発表しました。

発表後は、さらに各自の感想を付箋に書き、発表班へフィードバックすることによって、思考を深めることができました。

◇開始式・講義の様子

    

    

ブレーンストーミングを意識したKJ法

    

    

    

◇KP法による発表

    

◇感想を付箋に書いてフィードバック

    

    

人文探究コースでは、国立青少年教育振興機構が主催する全国高校生体験活動顕彰制度『地域探究プログラム』を活用し、

曽爾村が抱えている様々な課題について学び、解決に向けた探究活動を行うプロジェクトに参加しています。

4年目となった今年は、5月に1回目のオリエンテーションを行い、国立曽爾青少年自然の家から企画指導専門職の三木智拡様と森岡亮平様、

そにのわGLOCALから中野祐介様、曽爾村農林業公社から今井美咲様、曽爾村役場から高松和弘様にお越しいただき、

曽爾村の魅力と曽爾村が抱える課題についてレクチャーいただきました。

1回目のオリエンテーションを受け、クラスでは、総合的な探究の時間を活用して、説明いただいた内容を基に探究班をつくり、

探究テーマを絞り込むと共に、昨年度の取り組みを参考に、今年のフィールドワークにおける具体的な活動計画を作成してきました。

さらに6月に行った2回目のオリエンテーションでは、探究テーマの精選と活動計画について具体的なアドバイスをいただき、ブラッシュアップさせました。

楽しみにしていたフィールドワークですが、残念ながら自然には逆らえません。

フィールドワークで予定していた現地学習については、訪問先の受け入れ体制が整ったタイミングで曽爾村を訪問させていただき、実施する予定です。

 

曽爾村探究プロジェクトの詳細については、今後も添上高校ホームページで紹介していきます。