第二学期終業式が行われました
二学期終業式は今年一番の寒波により、凍てつく寒さになりました。
まず始めに大掃除を行い、今年一年の埃を落とすとともに、新しい一年を迎える準備をしました。
◇校内の清掃
次に終業式に先立ち、表彰伝達を行いました。
選抜大会に向けた奈良県予選では、6年ぶりに全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)への出場を決めている
男子バレーボール部を筆頭に、卓球部、レスリング部が団体優勝、ハンドボール部は準優勝、柔道部も3位となり、
近畿ブロック予選への出場を決めています。各クラブとも選抜大会出場を目指して頑張ってください!
◇表彰伝達の様子
また、1月4日に開幕する春高バレーに出場する男子バレーボール部の壮行式を行いました。
1回戦は、1月4日に佐賀県代表の佐賀学園と対戦します。1回戦を突破すれば、前回優勝校・インターハイ優勝校の駿台学園との
対戦となります。応援よろしくお願いします。
◇壮行式の様子
終業式では、「2学期を振り返って」、「冬休みにして欲しいこと」、「高校生活に関するアンケート結果から」の3点について話をしました。
「2学期を振り返って」では、11月の学校朝会で話をした“心のコップを立てる”(素直な心で物事に取り組みことの大切さ)、
10月の学校朝会で紹介した相田みつをさんの“そんか とくか 人間のものさし うそか まことか 佛さまの ものさし”という詩
(目先の損得勘定にとらわれず、本当にそれが人の道(自分の良心)から外れていないかを考えて行動する)、
いつも話をしている“多様性を認め合う”(それぞれの価値観を大切にし、互いに尊重しあう)ことの大切さについて話をしました。
次に、「冬休みにして欲しいこと」として、現在の社会で起こっている様々な問題について学んだり、
自分の将来について考えて欲しいと話をしました。
最後に、11月に行った「高校生活に関するアンケート結果から」として、肯定的な回答が9割を超えている12個の設問について紹介し、
多くの生徒が真面目に高校生活を過ごしてくれていることについて話をした後、
心配な項目として、7割の生徒が「毎日が忙しくて、ゆとりがない」と回答していることに触れ、
ゲームをする頻度の多さと1日のスマホ使用時間の長さから時間の有効利用について話をし、自分の夢を実現するために
日々の生活習慣について見直すように話をしました。
アンケート結果については、添上高校のホームページに掲載しています。
◇終業式の様子
冬休みは2週間と非常に短い期間ですが、1年の締めくくりと共に、新たな1年のスタートのタイミングでもあります。
3年生の皆さんは、添上高校で過ごす時間も本当に少なくなってきました。巣立ちの準備をお願いします。
2年生の皆さんは、これからの1年が進路実現に向けた大切な時間となります。「できない理由」を探すのではなく、
「できるようにするためにはどうすれば良いか?」を考え、何事にもチャレンジして欲しいと思います。
1年生の皆さんは、自分を高める努力を積み重ねていって欲しいと思います。
積み重ねた努力は自分の血となり、肉となり、自分を支えてくれる勇気になります。
日々の頑張りをお願いします。
全日程終了後、クラブ員集会が行われ、各クラブの今年の頑張りを労った後、来年の更なる飛躍を目指すために教頭先生、SS科長、
保健体育部長の先生から日頃の生活も含めた心がけについてお話がありました。
◇クラブ員集会の様子
2024年が、それぞれの夢を実現できる年となるよう、期待しています。