陽春の暖かい日差しのなか、第75回入学式を挙行し、普通科191名、スポーツサイエンス科31名の計222名の新入生が元気に入学してくれました。

        

新型コロナウィルス感染症の感染対策見直しに伴い、換気や手指消毒などの基本的な感染対策は継続していますが、

マスクの着用については個人の判断による対応としました。

        

        

        

コロナ禍前のように、在校生のすべてが出席しての入学式とはいきませんが、今年は新入生の入退場は、吹奏楽部の皆さんの演奏により行いました。

式では、入学生の皆さんに添上高校での三年間が生涯の宝として大切なものとなるよう、『誠・力・愛』の校訓に託された六つの心について話をしました。

      誠…「素直で真面目な心」、「世のため、他人のために尽くす心」

             学習や部活動、友達との付き合い方において誠実に接する姿勢が「信頼」を生み、「絆」 をつくる基本となります。

      力…「諦めない心」、「道を究めるために、努力を怠らない心」

             簡単に限界を決めてしまうのではなく、日々、努力を続けて行くことが大切です。

             学びの基本は、“昨日できなかったことが、今日できるようになる”ことです。

             “できない理由”を探すのではなく、“できるようにするためにはどうすれば良いか”を考 えられる人間になってください。

      愛…「人を敬う心」、「他人の喜びを、自分の喜びとできる心」

             互いに敬い、思いやることから人間関係はスタートします。

人間は、個々の力は弱いですが、互いに支え合い、ぬくもりや優しさといった感性を働かせながら、総合的に物事を判断し、

集団で社会を形成することによって進歩してきました。

入学生の皆さんが生きていくこれからの社会は、未知のウィルスによるパンデミックや武力による他国への侵攻など、

これからの予測困難な社会を生きていく上で、人間としての在り方・生き方の指針となるものが、

添上高校で脈々と受け継がれてきた『誠・力・愛』の精神です。

高校三年間でこの校訓の意味を理解し、体現できるように頑張ってください。と激励しました。

三年後には、「添上高校で学んで良かった」と思ってもらえるように、しっかりとサポートしたいと思います。

        

        

〈各HRの様子〉

        

        

新入生の皆さん一人一人が「夢」をもち、その実現に向けて、一歩一歩確かな歩みを続け、大きく成長することを期待しています。