教育実習生からの講話
添上高校では、6月5日から三週間の日程で教育実習の先生方をお迎えしています。
実習生の皆さんは本校の卒業生で、教職を志し、日々、大学で勉学に励まれています。
大学の学びを本校での実習に活かし、実践的な力となるように頑張って欲しいと思います。
本日は、その一環として、学校朝会を特設し、「高校生活を有意義にするために」というテーマで教育実習生から後輩となる
生徒の皆さんにお話をいただきました。
時間的な制約のため、放送による集会としましたが、話をする教育実習生、話を聴く生徒の皆さん、共に真剣に取り組んでくれました。
まず、はじめに大阪体育大学の岩本 真波先生(保健体育科・陸上競技部OB)からは、「今の高校生活を思い切り楽しみ、
学業や部活動を全力でやりきることが大切。友達と過ごす時間を大切にし、切磋琢磨できる仲間がいることに感謝し、
何かに挑戦して取り組むことが充実した時間につながる。」とお話いただきました。
次に、大阪国際大学の中東 烈先生(保健体育科・野球部OB)からは、「何か一つ夢や目標を持ち、日々努力し突き進んでください。
そして友達や家族、先生から応援される人になってください。
応援される人とは、約束を守る人、感謝を述べられる人、他者貢献できる人だと思います。」とお話しいただきました。
次に、同じく大阪国際大学の白井 竜太郎先生(保健体育科・バレー部OB)からは、「将来の自分を想像して、やりたいこと、
就きたい職、進学したい学校などの長期的な目標が定まると、それを達成するために中期的な目標・短期的な目標が決まってくる。
目標を持つことで自分自身の「意識」と「行動」が変わる。目標は努力する気持ちを高め、行動を変え、達成する喜びをもたらしてくれる。」
とお話しいただきました。
大阪体育大学の小林 聖矢先生(保健体育科・体操競技部OB)からは、「目標を立ててチャレンジしていくことが大切。
行動しないと何もチャンスは生まれないし、目標に近づくことができない。行動して後悔する方が目標へのヒントが得られる。」とお話しいただきました。
最後に、園田学園女子大学の三浦 愛華先生(保健体育科・陸上競技部OB)からは、「自分の進路を決めるきっかけを大切に。
話しかけられるのを待つ受け身の姿勢では人間関係を築くことは難しい。
高校を卒業すると自己責任を問われるだけで、注意してくれる人が少なくなる。注意してくれる人に感謝する。
挨拶を大きな声でしっかりと行えるのは社会にでるうえで自分にプラスになる。高校生活の中で自然に行えるようになって欲しい。」
をお話しいただきました。
本校の教育実習では、やはり保健体育科の実習生が中心となりますが、生徒達の夢に直結した具体的な目標となる先輩方です。
教育実習生達も、生徒達も互いに刺激し合って、大きく成長して欲しいと思います。