高校生活がスタートしてから約2週間が経ちましたが、まだまだ学校生活に不安や戸惑いを感じている生徒も多くいると思います。

こうした不安や戸惑いを一掃し、充実した高校生活をスタートさせるために1泊2日の日程で、1年生の宿泊研修を行いました。

宿泊研修では、人文探究コースの曽爾村探究活動の拠点としてお世話になっている国立曽爾青少年自然の家を舞台に、

「仲間を知る」、「自分を見つめ直す」、「添上高校を深く知る」の3つをテーマに、一人一人の仲間を理解し、

自らの生活習慣を見直すことにより、新しい人間関係をつくり、責任感と連帯感を高めることを目指しています。

〈出発の様子〉

    

〈曽爾の様子〉

    

初日は、校歌の練習に続き、野外炊飯でカレーを作りました。

あいにくの天候で着火に手間取り、少し芯が残ったジャガイモもあったようですが、何とか食事が完成しました。

夕食後、学年研修、クラス別研修を行い、初日の日程を終了しました。

〈入所式の様子〉

    

〈校歌の練習〉

    

〈野外炊飯〉

    

    

〈学年研修〉

    

〈クラス別研修〉

    

      

二日目には、聴覚に障害のある仲間とコミュニケーションが取れるように天理市健康福祉部社会福祉課の藤本智子様と植松良子様を

講師にお招きし、奈良県障害福祉課が作成した「手話ハンドブック」を教材に、手話講座を開講いただき、手話の基本を勉強しました。

こうした手話教室も継続的に行っていきたいと考えています。

〈朝食の様子〉

    

〈朝のHR〉

    

〈手話講座〉

    

    

    

両日とも、天候の面では残念な研修となってしまいましたが、生徒の皆さんが積極的に活動してくれたおかげで、

学年研修やクラス別研修を通して、研修の目的を達成することができました。

これから3年間の高校生活が、1年生の皆さんにとって一生の宝物となる事を期待しています。