奈良県立青翔高等学校

　10月30日（水）、全校生徒を対象に、奈良県高田警察署生活安全課スクールサポーターの方を講師にお招きして、薬物乱用防止教室を実施しました。はじめに、最近横行している闇バイト（使い捨て犯罪者）について触れられ、闇バイトとは使い捨て犯罪のことで、トクリュウ（匿名・流動型犯罪グループ）に加担することになるので必ず実刑判決を下されること、また犯行前に個人情報を握られてしまうため、社会的な生活が困難になること等を学びました。また、違法薬物の使用や、医薬品の過剰摂取（オーバードーズ）は薬物乱用にあたり、どちらも薬物依存に陥り、繰り返し体に取り入れるうちに脳や内臓に深刻なダメージを与え、人格すら失ってしまうとても恐ろしいものだということを学びました。今回の講演を通し、改めて闇バイトや薬物の恐ろしさを学べたかと思います。

　講演に続いて避難訓練を予定していたのですが、天候不順のため体育館で地震発生時の避難に関する動画を視聴しました。大きな震災に見舞われた際、どのように行動すればいいのか、またどのような環境で暮らすことになるのかなどについて詳しく学びました。青翔では高校２年生が防災について詳しく学んでいます。この機会を通して、青翔のすべての生徒が防災について学ぶことの大切さを再認識し、万一の災害の際に適切に命を守る行動をとることができるよう備えておきましょう。

避難訓練