教育アンビシャスコース3年6組の生徒たちは、10月12日(木)5限・6限の「教育探究Ⅱ」の授業で、佛教大学 教育学部 教授 小林隆 先生から「『教育』とは-マズローの5段階欲求説から考える-」という内容で、ご講義いただきました。5限目は自分の自慢することや将来の夢、1週間以内であったことなどをグループでお互いに説明し合いました。このグループ活動を通して、友達の意外な一面を知ることができ、自分自身を改めて見つめ直す良い機会となりました。6限目は、「群れ」と「集団」と「組織」はどう違うのかを考えたり、「教育」とはどういうことか、深く考えたりする時間となりました。「自分が考える良い先生とはどんな先生か?」を、グループで意見を出し合い、他のグループの人たちともその意見を共有し合い、そこから「教育」について考えました。生徒たちからは、「本気でぶつかってくれる先生」や「叱るときにきちんと叱ってくれる先生」、「優しく明るい先生」など、さまざまな意見がでてきましたが、講義を受けてそれらの意見はすべて、「子どもたちに安心感を与える先生」であることに気づくことができました。また小林先生から「基盤となる欲求が満たされた子どもは、自己肯定感が生じ、自己実現に向かう」というお話を伺った生徒たちは、子どもたち一人ひとりの自己実現を支援できる教師になるために、進学後より深く「教育」について学びたいという意欲を高めていました。