11月15日(月)1限、2限の「教育探究Ⅱ」の時間に、3年6組の生徒たちは、畿央大学 教育学部教授 島 恒夫 先生から「道徳教育」についてご講義いただきました。「アノミー」(道徳性がない)⇒「他律」(他者によって善悪の判断を決める)⇒「社会律」(社会の視線を気にして判断する)⇒「自律」(自らの規準で判断する)へと、成長に伴い道徳性が発達することについて学び、高校3年生である自分たちは今、どの段階まで成長できているのか、改めて自分自身を見つめ直し考えていました。周囲の視線が気になり「自律」できていないと反省していた生徒たちにとって、島先生が「他律になっていると気づいたときに、何度でも戻ればいい」とおっしゃった言葉は、強く心に刻まれたようです。6組の生徒は全員、教職に就くことを目指しており、これまでにも各自理想とする教師像を掲げていましたが、今回の講義を受け「知」「徳」「体」のバランスのとれた「生きる力」を育成できる教師になりたい、という新たな目標ができました。また、畿央大学4回生で本校教育コースの卒業生の先輩から、本校で過ごした高校生活のことや充実した大学生活についてお話いただきました。さまざまな活動をされている大学生活についてのお話は、大学生活への憧れを強固にし、教員採用試験に向けて精一杯努力されたお話は、受験真っ只中にいる生徒たちの大きな励みになりました。