「総合的な探究の時間」で「教育基礎」を選択している1年7組の生徒たちは、10月27日(水)5限、6限に、奈良教育大学 准教授 中澤 静男 先生から「SDGsの実現を目指すESD」についてご講義いただきました。受講するまでは「SDGs」という言葉を聞いたことがあっても、自分とはあまり関わりがないものと捉えている生徒がほとんどでした。しかし、中澤先生から、クイズを交えてわかりやすく説明していただいたことで、生徒たちの価値観や行動を変えていくきっかけとなりました。ESDは「持続可能な社会の創り手を育てる教育」であると生徒たちは学びましたが、まさしく今回の中澤先生の講義によって、近くのお店で買い物をしようとか旬の野菜を食べようとか地産地消を心がけようなどといった、SDGsの達成に向けて自分たちにできることがたくさんあることに気づくことができました。また、「その人が意識しなくても良い行動をするように環境を調整する」ナッジ理論が、私たちの日常生活の中でたくさん用いられていることを知り、身近なところで使われているナッジを探すことなどから、「自分の頭で考え、自分の行動を自分で決めよう」と、行動を変革していく生徒たちの姿勢が感想に表れていました。