教育アンビシャスコース3年6組の生徒たちは、10月11日(火)5限・6限の「教育探究Ⅱ」の授業で、佛教大学 教育学部 教授 小林隆 先生から「『教育』とは-マズローの5段階欲求説から考える-」という内容で、ご講義いただきました。5限目は小林先生から課題をいただき、自分の考えをわかりやすく相手に説明したり、みんなの意見をしっかり聴いてまとめたりする、活発なグループ学習を行いました。6限目は、「群れ」と「集団」と「組織」はどう違うのかを考えたり、「教育」とはどういうことか、深く考えたりする時間となりました。「自分が考えるいい先生とはどんな先生か?」を、グループで意見を出し合い、他のグループの人たちともその意見を共有し合い、そこから「教育」について考えました。生徒たちは、「生徒の意見を聞いて、改善してくれる先生」や「一方的に叱るのではなく、話を聞いてくれる先生」、「向き合ってくれる先生」など、たくさんの意見を出し合いました。生徒たちから出てきたすべての意見は、「『育む』という言葉は、親鳥が雛を羽で覆うという意味があり、子ども達に安心感を与える先生であることが大切」と小林先生から教わったことに繋がっていました。先生からマズローの5段階欲求説をふまえて、「幼児期に安心感を得た子どもたちは、成長とともにあるべき自分になりたいという自己実現に繋げていく」というお話を伺った生徒達は、子どもたちに安心感を与え、子どもたち一人ひとりの自己実現を支援できる教師になりたいという、具体的な目標ができました。