「総合的な探究の時間」で「教育基礎」を選択している1年7組の生徒たちは、10月5日(火)5限、6限に、『災害ボランティア講座』を受講しました。近年、全国各地で災害が頻発し甚大な被害が発生しており、私たちの身近なところでもいつ災害が起こるかわからない状況にあります。そこで、大和高田市福祉協議会の荒木 美香 さんから『災害ボランティア』について、詳しく説明していただいた後、奈良県総合ボランティアセンター 災害受援コーディネーターの 植村 信吉 さんから『災害の備えと災害ボランティア活動』について、ご講義いただきました。私たちはさまざまな災害による被害のニュースを見ていても、「対岸の火事」のように自分のこととして受け止めていないところがあります。今回の講義を受けて生徒たちは、自分たちがこれまでいかに防災の知識がなく、災害に備える準備ができていなかったかを実感し、改めて防災に対する家族間の話し合いや避難訓練の大切さに気づくことができました。また、自分たちの身を自分で守る「自助」の心構えをもつことはもちろん、みんなで助け合い、他の人の命を守る「共助」の気持ちが災害時には必要で、被災者を勇気づけることにつながるとわかりました。