11月7日(月)1限、2限の「教育探究Ⅱ」の時間に、教育アンビシャスコースの3年6組の生徒たちは、畿央大学 教育学部教授 島 恒夫 先生から「道徳教育」についてご講義いただきました。「アノミー」(道徳性がない)⇒「他律」(他者によって善悪の判断を決める)⇒「社会律」(社会の視線を気にして判断する)⇒「自律」(自らの規準で判断する)へと、成長に伴い道徳性が発達することについて学び、高校3年生である自分たちは今どの段階まで成長できているのか、改めて自分自身を見つめ直し、「道徳性」について深く考える時間となりました。これまで「道徳」とは何か、漠然とした考えしかなかった生徒たちは、島先生のご講義を受講した後、自立した一人の人間として、よりよく生きるための基盤となる「道徳性」を養い、どのような場面、状況においても、適切な行動を選択し、実践することができる力を身につけたいと感想を述べていました。そして、「道徳」をより深く学び、自分自身の「道徳性」を高めるとともに、子どもたちの「行い」だけでなく、見えない「心の中」に焦点を当て、「生きる力」を育む教師になりたいという思いが強くなりました。また、本校のアンビシャスコース1期生で、現在畿央大学3回生の 中里 円香 さんから大学生活についてお話しいただきました。中でも4週間の教育実習で得たことやオンライン留学での学びについてお話しいただいたことは、生徒たちの大学生活への意欲をかきたてるものとなりました。