新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 2019年(平成31年)1月7日(月)、本年度第3学期の始業式を実施しました。昨日は二十四節気の一つ「小寒」でした。暦通り冷え込みの厳しい朝となり、一面霜で真っ白な中で始業式を迎えました。約2週間にわたる冬期休業でなまった心身を引き締めるには、ちょうど良かったのではないでしょうか。式が行われた体育館内は、大型のストーブが入ってはいましたが、それでも目が覚めるような凜とした空気に満ちていました。
 冬期休業中、大きな事故等もなく無事に新年を迎え、こうして3学期が始められることにまず感謝申し上げます。学校長は式辞の中で、今年の干支である「亥」にちなんで「猪突猛進」という言葉を紹介しました。あまり良い意味で使われることがない四字熟語とことわりながら、若い頃のがむしゃらに「猪突猛進」する姿勢や意欲の大切さを、この言葉に託して訴えました。また、2学期終業式であげた「曼荼羅シート」の話題に触れ、自分自身の「曼荼羅シート」を一部紹介しながら、生徒たちに夢の実現に向けてその実践を促しました。また、平成最後の年末によくテレビ等で取り上げられた「平成を代表する曲」の中から数曲を取り上げながら、歌詞に込められた思いが自らを励ましてくれた経験などを生徒に語りかけました。
 さて、今年は十二支の締めくくりとなる「亥年」です。「亥」は「閡」(門構えに亥)と書き、「とざす、閉じこめる」という意味を持ち、草木の生命力が種の中に閉じこめられた状態を表すとされています。「平成」で始まる今年ですが、5月1日からは新元号に変わります。改元を、今この場に集う皆さんは、それぞれに違う立ち位置で迎えることになります。新たな場所で迎える人も、同じ場所で迎える人も、それぞれの立ち位置には、大きな変化があることでしょう。自分の位置は変わらなくても、周囲の状況が変われば、自ずと見える景色もそれに対する心構えも変化してきます。
 「亥」(「閡」)、今は皆さんの中に閉じ込められている力を芽吹かせてください。新元号がどのような意味を持つか、それはまだわかりませんが、新しい時代に向けて、期待と希望にあふれるものであることを願いたいと思います。

始 業 式

司会は生徒会役員です 校歌斉唱 学校長式辞

賞状伝達

 卓球部
   *第21回奈良県高校選抜卓球大会   男子シングルス 2位
   *平成30年度奈良県高等学校新人卓球大会 並びに平成30年度第46回全国高等学校選抜卓球大会近畿地区予選会
        兼 第33回近畿高等学校新人卓球大会県予選
     ・男子シングルス 3位   ・男子ダブルス 2位   ・男子学校対抗 3位

 

 第28回奈良県留学生・研修生の日本語による体験発表会
  ・奈良県高等学校国際教育研究協議会長賞(左)     ・JICA関西センター所長賞(右)