2018年(平成30年)6月1日(金)、本年度第1回目の朝の読書が始まりました。14日(木)まで実施します。
 朝のSHR開始前の10分間、各クラスで担任や副担任も一緒に、各々好きな本を読みます。漫画や参考書以外であれば、何を読むかは本人の自由です。映画化されたりドラマ化されたりして、話題となった本を読む人もいれば、著名人が書いたエッセー、もはや古典と呼ぶにふさわしくなった近代文学の名作を読む人など様々です。わずか10分という時間ではありますが、静謐な空気に包まれた教室に、ゆったりとした時間が流れていました。
 ところで、ちょうど一月前は本年度の「こどもの読書週間」の真っ最中でした。1959年に始まったこの取り組みも今年で60回目を迎えました。秋に行われている「読書週間」に比べると、まだまだ認知度は低いのが現状ですが、その標語がすてきだったので紹介しておきます。
 「はじまるよ! 本のカーニバル!!!」
 広報ポスターには、この標語と、胸がわくわくするようなカーニバル(お祭り)のイラストが描かれています。
 皆さん、デジタル全盛の世の中ですが、アナログの世界(本)に触れて、わくわくするような体験をしてみませんか。カーニバルは、それを待つ間もわくわくします。また、終わった後の、一種何ともいえない虚脱感のようなものも、味わいの一つかもしれません。ひとたびカーニバルの感動を覚えれば、また違ったカーニバルを求めたくなるものです。そうして、世界が広がれば、視野が広がり人生が楽しく豊かになるものだと思います。

 
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