2018年(平成30年)5月2日(水)、本年度の避難訓練を実施しました。本来であれば、避難経路を確認して、それぞれの出口からグラウンドに集合し、そこで水消火器を使った消火訓練を行う予定でした。しかし、あいにく天気が雨となりましたので、避難場所を体育館へと変更し、消火訓練も中止となりました。
 いざという時の避難経路は、その時の状況によって変わります。今日の訓練は出火を想定して実施しましたが、どこから出火したかにより経路が変わってきます。もし、地震による避難であれば、本来の避難経路が崩落等により使えないことも考えられます。いずれにしても、状況を冷静に見極め、慌てず落ち着いて命を守る行動をすることが、何より肝要です。
 訓練をしていても、緊急時に落ち着いた行動がとれるかどうかはわかりません。しかし、何もしていなければ、知識がなければ、より被害が大きくなってしまうことは確かです。近い将来、必ず来ると予想されている、東南海地震への心構えも必要です。そういう意味で、今日の訓練の意義を、教員も生徒も、もう一度深く考えてみたいと思います。
 高市消防署の皆さま、本日はご多忙の中、避難訓練のために貴重なお時間を頂戴し、ありがとうございました。

放送を合図に避難を始めました 避難の様子を消防の方が見守ります  
係の教員から所要時間が発表されました 高市消防署の方から講評 最後に校長からです