2018年(平成30年)4月11日(水)、本年度の対面式、帰国生と長期留学生紹介、そして、全校で校歌を歌う日を実施しました。これまでと同様、今年度も生徒会役員が積極的に運営してくれました。

対 面 式

 まず対面式です。上級生が待つ体育館へ、担任の先生に導かれて新入生の皆さんが入場してきました。吹奏楽部の奏でる軽快な曲と、上級生たちの大きな拍手に迎えられ、足取りも軽やかなように見えました。
 新入生の皆さん、先輩はどうでしたか。また、2・3年生の皆さん、後輩はどうでしたか。今年度で35年を迎える高取国際高校ですが、先輩から後輩へ連綿と受け継がれ、大切に守られてきた伝統があります。学校は生徒の皆さん一人ひとりのものです。生徒の皆さんあっての学校であることをしっかり受け止めて、新しい一年の第一歩を力強く踏み出しましょう。

司会は生徒会役員が担当しました 入場曲は吹奏楽部の演奏です 上級生の間を担任の先導で入場しました
教頭の挨拶 在校生代表 歓迎の言葉 新入生代表の挨拶
帰国生・留学生紹介

 対面式の後は、本年度の帰国生と長期留学生の紹介を行いました。
 まず最初に帰国生の紹介です。本年度は1年生の国際コミュニケーション科に3名の生徒が入学してきました。ネパール、中国、フィリピンにルーツを持つ生徒たちです。担当教員から紹介された後は、一人ずつ挨拶をしてくれました。また、母国語での挨拶もしてくれました。日本に来た時期も個々に違いますので、日本語の習熟度や生活習慣への慣れもそれぞれ違います。当然ですが、環境の変化に対する不安も大きいはずです。お互いに違いを認め合い、いい影響を受け合いながら、成長していけるようにしていきましょう。
 帰国生紹介に続いて長期留学生を紹介しました。本年度はスロバキアから女子生徒1名、オーストラリアから男子生徒が1名、合計2名が2年生の国際英語科と国際コミュニケーション科に在籍します。最初に国際教育担当教員が紹介した後、本人が日本語で挨拶をしました。さらにこちらも母国語で挨拶してくれました。オーストラリアは英語なので耳慣れていますが、スロバキアはハンガリー語になります。初めて耳にする言語でしたが、これからの交流が楽しみになる瞬間でもありました。
 帰国生や留学生だけではなく、本校には海外にルーツを持つ生徒が多数在籍しています。他校では経験できない国際高校ならではの環境で、これから共に様々なことを吸収し合い、成長していってほしいと願っています。

担当者が本年度の帰国生を紹介しました 母国の国旗も紹介しました 国際教育担当者が長期留学生を紹介
全校で校歌を歌う日

 最後に生徒会長が校歌を歌う日の呼びかけを行いました。本校では、3年前から創立記念日(11月11日)にちなんで、毎月11日前後に全校生徒で校歌を歌う取り組みを進めています。今日はちょうど11日です。式典が終了した後、吹奏楽部の演奏に合わせて、本年度第1回目の校歌を歌う日を行いました。
 1年生は昨日先輩が歌う校歌を聴いたばかりですから、まだ歌えませんが、一日も早くメロディと歌詞を覚えて、先輩とともに歌えるようになってほしいと思います。

生徒会長が校歌を歌う日を呼びかけ 演奏するのは吹奏楽部です 新入生の皆さん 早く一緒に歌いましょう