11月15日(土) 念願の快晴!地域の憩いの場へ。

 

「県商秋のスペシャル1DAY」として、オープンスクールと「県商マルシェ」が念願の快晴の空の下、小春日和のポカポカした陽気の中で行われました。

まずはオープンスクール。生徒、保護者合わせて約200名が参加してくれました。公開授業では本校での学びを見ていただき、入試・学校説明会では本校各学科での学びについて聞いていただきました。また簿記体験会では、3年会計科の生徒が自作の簿記に関するカードゲームで簿記を体験してもらい、パソコン体験では、3年情報ビジネス科の生徒が授業で作成したゲームを紹介していました。ご参加いただいた皆さんには、本校での学びの様子がよく分かっていただけたのではないかと思います。今後は簿記やパソコンのセミナーも予定しています。定員が限られていますが、ぜひご参加いただき、商業科の学びを知ってもらいたいと思います。

次に県商マルシェ。2年生は学校設定教科「実学」での学びを、販売実習を通じて本校の魅力を発信し、地域住民の皆さんに憩いの場を提供することを目的に、地元企業と連携して、場合によってはその日限定のコラボ商品を開発したりして販売実習に取り組んでいました。まずは、オープニングセレモニーで紀州九度山真田鉄砲隊・武将隊に遠路はるばるお越しいただき、演舞を披露していただきました。残念ながら火薬使用の許可が下りなくて、迫力のある銃声を聞くことができませんでしたが、甲冑と演舞は迫力のあるもので、県商マルシェのオープニングに華を添えていただきました。3年生は各学科の課題研究の取組として、経営ビジネス科は商品開発、総合ビジネス科は地域のお子さんに楽しんでもらおうと、お仕事体験や段ボール迷路、ヒーローショー、縁日、ワークショップなどの企画を考えてくれました。私も各店舗を回りましたが、どの店舗も生徒たちが生き生きと実習に取り組んでいて、明るく元気な声は、本校生徒の人なつっこさと温かみを感じました。

この高校生の明るく元気な様子が、学校を開放することで地域のお年寄りや子どもたちに伝わり、ほのぼのとした地域の憩いの場の提供につながっているんだなと感じました。

またこのイベントは、学校運営協議会の皆さんの多大なご協力によって成り立っています。生徒が店舗として使用していた木組みのテント及び屋台は桜井まちづくり株式会社様より寄贈いただき、昇降口前とグランドのオープンカフェの机と椅子は、桜井ロータリークラブ様よりご提供いただきました。駐車場から本校までのシャトルバスは桜井市社会福祉協議会様からご協力を受け、学校周辺自治会からは災害時の炊き出しなどをしていただきました。このように県商マルシェは、日頃から本校を応援していただいている地域の皆さまのご協力により、より大きな規模で盛り上がった催し物となっています。日頃のご協力とご支援に厚くお礼申し上げます。

今年の県商マルシェは、延べ600名の皆さんにご来場いただきました。来年は更にブラッシュアップして、地域の皆さんに憩いの場を提供していきます。来年も多数のご来場をお待ちしています。ありがとうございました。