【定時制】 神無月(かみなづき)だより 後期始業式 生徒指導講演会 生活体験発表大会 体育祭 秋期進路講演会
後期始業式
10月7日(月)、後期始業式が行われました。
校長先生の式辞
校長先生が、心理学の「自己決定理論」についてお話しされました。それによると、人には次の3つの欲求があるとされています。
① 他の人と繋がること(関係性の欲求)
② 自分で決めて何かをすること(自律性の欲求)
③ 自分で何かを達成すること(有用感の欲求)
この3つの欲求を満たすことで、人は心理的な満足感を得ることができます。
その点、SNSやゲームは、これらの欲求を簡単に得られてしまうため、依存してしまいやすい。一度、これらに依存しすぎていないか、生活を見直してみてほしいということをお話しされました。
そして、より自己肯定感を高めるために、まずは、1週間に1日、どんな小さなことでもよいので、5つの親切な行動をすることから始めてみてほしいということを最後にお伝えされました。
生徒指導部長講話
7月に実施された、学校生活アンケートの1つ項目についてお話しされました。 「規則正しい生活を送れている」の項目が、「はい」と答えた生徒が少なかったことを懸念されていました。
それを受けて、高校生には8~10時間の睡眠が必要とされていること、心身の健康維持のために生活リズムを改めて見直してほしいということを伝えられました。
後期は学校行事がたくさん催されます。充実した学校生活を送れるよう、まずは生活習慣に気を付けましょう。
そして、人に親切にすることができるよう、日々意識しながら、後期も頑張っていきましょう。
生徒指導講演会(災害ボランティア特別講座)
10月9日(水)、奈良県社会福祉協議会総合ボランティアセンターより講師の方をお招きし、災害ボランティア特別講座を開催しました。
講師の先生から、災害において最も大切なこととして、「自分の命を守ること」と「『助けて』と声をあげること」を教わりました。そして、災害ボランティアの役割について、具体的な事例を交えながら詳しくお話しいただきました。
さらに、災害の発生に備える「非常用持ち出し袋」についてゲーム形式で学ぶことができる「これもってぐ~(Good)!」と、被災者の困りごとを検討し解決案を考える「困りごと検討」の2種類のワークショップを行いました。
参加した生徒たちは、ゲームを楽しみながらも、災害の実態・被災時の心構え・ボランティアの重要性について、深く学ぶことができました。
生活体験発表大会
10月12日(土)、第68回 奈良県高等学校定時制通信制課程生徒生活体験発表大会が行われました。
今年度の生活体験発表大会は大和中央高等学校の体育館を会場として、奈良県内の定時制・通信制に通う各校の代表生徒が、学校生活のことや今まで経験したこと、将来の夢などそれぞれの思いを発表しました。
本校からは3年生の木本ひかるさんが、「自分への金メダル」と題して、自身の今まで経験や体験、将来のことについて威風堂々とした姿で、聞く人たちを引きつける素晴らしい発表をしてくれました。
その結果、優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。
今年度も沢山の感動をありがとうございました。
体育祭
10月18日(金)、体育祭を実施しました。
今年度は、大縄跳び、障害物競走+借り物競走、二人三脚リレー、学年対抗リレーの4種目を学年対抗で競い合いました。
競技に参加する生徒は全力で取り組み、観戦している生徒もチームメイトを精一杯応援している姿が印象的でした。
寒さが厳しくなる中での体育祭でしたが、楽しみながらも真剣に取り組む生徒たちの姿が多く見られ、とても盛り上がったイベントとなりました。
秋期進路講演会
10月23日(水)、四年制大学、一般企業2社より講師の方をお招きし、秋期進路講演会を実施しました。
今回は、「進学・就職と新しいコミュニケーション」と題して、大和大学、株式会社ロピア、上武建設株式会社の3名の先生より、ご講演をいただきました。
大学で学ぶ上で必要とされるコミュニケーションや、企業で働く上で求められるコミュニケーションについて、それぞれお話していただき、進学希望者・就職希望者のどちらにとっても大変興味・関心を持つことできる講演会となりました。
後半には、ジグソーパズルをグループごとに完成させる、「ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)」の体験学習を行いました。
「ホウ・レン・ソウ」を上手にしながら、パズルの完成に向けて協力し合っている生徒たちの姿が多く見られました。