2018年(平成30年)6月28日(木)、中国訪日団の皆さんが来校されました。
 今日、訪問されたのは、中国の広州市にある教育機関に所属する15歳から16歳の生徒27名と引率3名の計30名の皆さんです。香芝市にある団体の招きにより来日し、交流のため本校を訪問されました。
 先方の都合により午前10時から12時までの訪問となっていたため、本校生徒との交流は3限目の授業のみでした。1年生1クラス2講座、2年生2クラス2講座、3年生1クラス1講座、全部で5つの講座に分かれて、いずれも英語の授業を通して交流していただきました。2年生の講座では、中国からの帰国生が在籍しており、即席の通訳として大活躍していました。各学年のすべての授業にお邪魔して取材をさせていただきましたが、たった1時間の授業の中で驚くほど親しくなり、笑顔が絶えない和やかな雰囲気で交流が進められました。
 また、授業交流の前には、大会議室で簡単な日本文化研修を行いました。そこでは、3年生に在籍する2人の中国からの帰国生が、本校を紹介するプレゼンテーションを行いました。
 さて、中国からの訪問団を受け入れるのは、2015年12月以来となります。本校では、国際コミュニケーション科で第2外国語として中国語を選択履修している生徒がいます。また、中国からの帰国生徒も在籍しています。残念ながら、政治的な面ではいささかぎくしゃくとした関係が続いている両国ですが、だからこそ、未来を担う若い世代での交流が、大切になってくるのではないでしょうか。今日の授業交流での生徒たちの表情を見ながら、改めてそう感じました。

日本文化研修 記念品の交換です  学校紹介のプレゼンは3年の帰国生です
    揮毫した用紙を寄贈していただきました

授業交流の様子です

2年生 国際コミュニケーション科 3年生 普通科 2年生 国際コミュニケーション科
スロバキアからの長期留学生もいます 1年生 普通科 1年生 普通科

最後に記念写真を撮って終了しました