令和3年6月11日(金)、国際英語科3年1組の生徒36名が、萬芳(ワンファン)高級中学の高校生24名とオンラインで交流しました。同校は台湾の台北市にある高校で、本校とは8年に渡る交流が続いており、毎年本校の修学旅行では同校を訪ねています。コロナ禍において、対面での国際交流の機会が途絶えてしまう中、同校とは昨年11月にいち早くオンラインでの交流に取り組みました。そして今回が2回目となるオンライン交流でした。

今回は、萬芳高級中学で日本語を学んでいるクラスとの交流で、両校の生徒たちは英語や日本語を使いながら意思疎通しました。まずはお互いの代表者が英語で学校紹介をしました。その後、4~5名のグループをつくり、いよいよ実践の英会話がスタート。自己紹介から始め、本校の生徒たちは「流行りの日本語」を紹介し、日本語のレクチャーをしました。同年代が使っている言葉に台湾の生徒たちも興味津々でした。

さらに、グループごとに、画面越しでもできるゲームを楽しみました。考えたのは「指スマ(いっせーので)ゲーム」です。ルールを説明したり、日本語での掛け声を教えたり…とても盛り上がっていました。もう一つは「Drawing Picture Games」。絵を他のメンバーに見せずに英語で細かく説明します。メンバーは聞き取った説明で絵を描きます。うまく伝わらなくても楽しい!伝わったらもっと楽しい!そんな時間が流れていました。

あっという間の50分。お別れのときには、名残惜しさがいっぱいでした。この寂しさこそが、交流の成功の証でした。

台湾の学校では感染症対策で休校措置がとられています。生徒たちは各家庭から参加してくれました。このような状況の中でも、こうして交流の機会・学びの場を工夫してくださった萬芳高級中学の先生方・生徒のみなさんに、心より感謝申し上げます。

本校側の様子