元留学生の来校相次ぐ
留学生の来校相次ぐ
今年度になってから円安の影響もあり、かつて本校に留学していた元留学生たちが次々と来校しています。これまでに、ノルウェー(4/4)、アメリカ(9/19)オーストラリア(7/26)、マレーシア(8/19)、アメリカ(9/2)、タイ(12/23)、アルゼンチン、アメリカ(1/8)、スリランカ(1/10)から訪れてくれました。皆さん口をそろえて「留学は人生を変えた」と言っておられました。
なかでも、スリランカからの元留学生の女性はなんと38年ぶりの訪問でした。現在はオーストラリア在住で、今回旦那様とともに日本を訪れ本校に立ち寄ったとのことでした。CALL教室(語学ラボ)に飾られている歴代留学生の写真パネルの中に当時の自分の姿を見つけ大変感激しておられました。
1月10日当日は大雪だったにもかかわらず、その当時本校生であった女性と当時の国際理解教育部長であった元職員の男性も来校されました。お二人は本校の創立期におられたのですが、その後の国際交流の広がりに感銘を受けておられました。受け入れた留学生はゆうに100名を超え、本校と交流してきた国は数えきれません。また、創立当初「国際交流はあいさつから」を合い言葉に始まったあいさつ運動が、校門前の坂で足を止めて来客にあいさつをするという形で実を結んでいることにも感心しておられました。来校された皆さんは当時に戻り昔話に花が咲いていました。そこに本校の現職員とALTの先生方も加わり、国を超えたとてもにぎやかな「同窓会」となりました。本校を象徴するようなその光景は大変感動的でした。
当時生徒であったその女性は「本校は今の私の『ベース』(基礎)となっている」としみじみと語っておられました。ちなみに、その女性は当初は語学が苦手だったものの、本校で留学生と出会って語学に興味が出て、最終的にはアルゼンチンに長期留学されたそうです。
中学生の皆さん、本校で国を超えて様々な出会いをし、人生を変えてみませんか。