令和5年度 球技大会

 12月12日(火)球技大会を実施し、バレーボールとバドミントンダブルスの2種目を学年対抗で行いました。
 バレーボールではラリーが続く緊張感のある場面がみられたり、バドミントンでは見事なスマッシュを決める場面などがあり、大いに盛り上がりました。 どちらの種目もチームワークが必要な難しい競技でしたが、体育の授業での指導を生かし、声を掛け合いながら全力でプレーしました。
 前の週に期末考査が終わり、清々しい気持ちで楽しくプレーする生徒の姿が印象的でした。

 

 

第2学期 終業式

学校長式辞
 築90年の本校の校舎にイルミネーションが点灯しています。全日制の生徒会のみなさんが中心になって装飾し、いつもお世話になっているご近所の方をお招きして、点灯式を行いました。今日、登校した時には、定時制課程のみなさんにも見てもらえたと思います。
 もうすぐ、クリスマスがやってきますが、みなさんはサンタクロースはいると思いますか?今から120年以上前、ヴァージニアという8歳の女の子がニューヨーク・サンという新聞に、本当にサンタクロースはいるのですか?という投書を出しました。ニューヨーク・サン紙は社説で返答をしました。そこには、何でも自分の分かることだけが全てだと思うのは間違いだということ、もしサンタクロースがいなかったら、ものすごく寂しい世の中になってしまうこと、見えなくても愛や思いやり、いたわりの気持ちがちゃんとあるように、サンタクロースも永遠にいるということが書かれていました。今、世界のあちらこちらで争いが起こっています。相手への思いやりや敬意を失ったとき、争いは起こるのだと思います。みなさんも自分の周りのことに限らず、今世の中で何が起こっているのか、どこかの知らない誰かに何が起こっているのか、関心をもてる人になってください。そして、友人をはじめ相手が自分の言動によってどういう気持ちになるか、想像することのできるようになってほしいと思います。体調に気をつけてよい年を迎え、三学期始業式に元気な顔を見せてくれることを願います。

生徒指導部長講話
 ビーカーに入った水を持ち、このビーカーは重いですか?と聞きました。少し持つだけなら重くはないが、長時間持つと重く感じます。この水が表しているのは、私たちが抱える不安やストレスです。ビーカーを持ったままにせず、置くことが大切です。そのためには、スマホの長時間の利用を控え、脳をクリアな状態にしてから、不安やストレスの原因を書き出し、自分がコントロールできることとできないことを分類し、できることから解消していきましょう。この冬期休業中に実践し、少しでも不安やストレスのない状態で3学期を迎えてほしいと思います。