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                                                                              平成31年4月
                                                                      奈良県立畝傍高等学校
                                                                        学校長 河合 保秀

 本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校は、明治29年、奈良県尋常中学校畝傍分校として開校され、今年で創立123年目を迎える歴史と伝統のある高等学校であり、「至誠 至善 堅忍 力行」の校訓の下、各界に有為の人材を多数輩出してきました。卒業生や地域の方からも畝高(うねこう)として親しまれています。
 また、昭和8年完成の本館は、平成24年、文化庁により登録有形文化財に登録され、昭和初期を代表する歴史的建造物で、教職員はじめ生徒は、日々重厚な学舎を大切にしています。
 平成26年度から5年間、文部科学省より「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の指定を受け、世界を舞台に活躍できる創造的で活力のある生徒の育成を本校教育の一つの大きな柱として取り組んできました。
 さらに今年度から、文部科学省より新たにグローバルな視点をもった、コミュニティを支える地域のリーダーの育成を目的とした「地域との協働による高等学校教育改革推進校(グローカル型)」に指定され、「SGH事業」の成果を踏まえつつ、自主的・創造的な次代のリーダーの育成を目指しています。

 さて、4月9日の入学式には、全日制課程360名、定時制課程16名を迎え、本年度がスタートしました。入学式では、新入生に次の三つの話をしました。
 一つ目は、「高い志をもって、挑戦し続けてほしい」ということ。
変化の激しい時代のなかで、近い将来それぞれの分野において新たな時代を牽引するリーダーとなるべき人材であることを自覚し、社会情勢に興味をもち、広い視野で物事をとらえるとともに、何事に対しても臆することなくチャレンジすることで、自分の進むべき道を切り拓いてもらいたい。
 二つ目は、「出会いを大切にして、豊かな人間性を養ってほしい」ということ。
新たな友との出会いを大切にして、友情を深め、人間性を高め合ってもらいたい。スポーツや文化・芸術に熱中するとともに、人生を語り合える、かけがえのない友を得てほしい。また、違いを認め合い、互いを尊敬し合える心ある人間性豊かな人に成長してくれることを期待する。
 三つ目は、校訓の「至誠、至善、堅忍、力行」について。
校訓の意味は、「至誠至善とは、心の誠実さ、人としての善良さを、何物にもまして、大切にしようとすること。堅忍力行とは、目標が達成されることを信じて、粘り強く努力し続けること。」この校訓は、時代を超えて今もなお脈々と受け継がれ、本校卒業生の心の糧となっているもので、日々の学校生活の拠り所としてほしい。
                             
 また、始業式では、新たな時代「令和」に対し社会全体が明るい希望を見出そうとしているなか、当事者意識をもって迎えてくれることを期待するとともに、新たな時代をそれぞれの分野において牽引するグローバルリーダーとなってもらいたい。そして、リーダーには物事を深く考える習慣が身についており、多様性を尊重し、自他共に尊敬する心、あきらめない強さ、周りを気遣える優しさが不可欠であるとも伝えました。
さらに、進路実現は個々の「自由」に任されているが、「自由とはどんなことがあっても他人のせいにできない」ことを意味する。自分の意思に基づき、自分の人生を責任をもって生きるんだという覚悟をもつとともに、伝統校・進学校ならではの相乗作用に期待する旨の話をしました。

 新たな時代を迎え、文部科学省から指定された事業を踏まえながら、校長として本校教育のさらなる発展に取り組み、新たな歴史と伝統を創造していく所存です。今後とも皆様のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。