普通科の取組を紹介します

◆「伝統芸術研究」(令和2年1月)
◆新聞読み方講座(令和元年11月)
◆正倉院展見学(令和元年11月)
◆正倉院講座(令和元年10月)

令和2年1月 芸術文化探究コース「伝統芸術研究」

 普通科第2学年、第3学年の選択科目「伝統芸術研究」では、能楽(金春流)と箏曲(生田流)を中心に学習しています。
 「伝統芸術研究」は、「我が国の伝統や文化に触れ、関心や理解を深め、それらを大切にしようとする態度を育て、豊かに生きる力を育む」ことを目標として、学校独自の科目として開講しています。

■箏曲(生田流) 

 毎週水曜日は、箏曲(生田流)の講師の先生から教えていただいています。

 第3学期第3学年の授業は、2年間の学習の総まとめとして合奏を披露してくれました。

 1曲目は「月の旋律」です。箏と三味線、一人一人が順にメロディーを奏で、次第に音を合わせていきます。十七弦の重厚な音のリズムに十三弦の華やかな旋律と三弦の爽やかな音色が溶け合い、様々な月の情景が表現され、とても心地よい空気が流れます。

 2曲目は、アニメ「魔女の宅急便」の挿入歌「海の見える街」です。この曲は、9月の高円祭でも全校生徒にも披露してくれました。日々の練習の成果を発揮して、楽しく弾むような演奏をしてくれました。

 3年生は「伝統芸術研究」を学習した記念に、授業の様子をビデオ録画し、一人一人の卒業記念に持ち帰ります。少し緊張した面持ちでしたが、2年間の学習の成果を十分に発揮してくれ、楽しく聴かせていただきました。

  

令和元年11月 「新聞読み方講座」を開催しています

 普通科第2学年の授業で、11月に3回にわたって「新聞読み方講座」を実施します。

■第1回 令和元年11月8日(金)

 第1回目は令和元年11月8日(金)に、講師として朝日新聞社大阪本社から江原健大さんにお越しいただき実施しました。

 まず、DVD「ともに考えともにつくる」を視聴して、新聞が私たちの手に届くまでの多くの人々の仕事や思いについて紹介をしていただきました。「NEWS(North East West South)とは、世界中から届く私への手紙」というお話が印象に強く残りました。遠くに住んでいる自分のおばあちゃんに手紙を書くように、新聞は書かれているとのこと。
 新聞記事には、5W1H(When Where Who What Why How)が必ず書かれています。読むことで視野が広がりますが、それだけでなく、最も大切なことは「Why」。読んで不思議に感じたことを他者と話し合う。読むことだけが目的ではなく、読んだことを話題に人に伝えていく、伝え合うことで人とつながっていくというのがメディアなんだというお話でした。

 生徒は、「見出し」「リード」「本文」で構成されている新聞を実際に読んで、選んだ記事をクラスメイトに教え合うワークショップを行いました。新聞記事を①出典、②内容、③自分の意見や感想の順に互いに紹介し合いました。

 新聞には新書版2冊分の情報が掲載されています。多くの情報の中から、必要な情報をどのように活用していくのか、あと2回の講座においても、新たな新聞との出会いを楽しみに受講してほしいと思います。

     

■第2回 11月15日(金)

 第2回目の「新聞読み方講座」は、11月15日(金)に行われました。
 「天声人語」を読んで、内容を要約し、タイトルを付ける実習を行いました。
 

■第3回 11月29日(金)

 第3回目の「新聞読み方講座」は、11月29日(金)に行われました。
 新聞の中から、SDGsに関する記事を探し出して、クラスメートに伝えようという実習を行っていました。
 わかりやすく伝える方法も教えていただき実践しました。

■わかりやすく伝える基本
【序論】私は、(  )に対して(  )と考える。
【本論】なぜなら、(  )だからである。
【反論】確かに(  )という意見もあるが、(  )と考えられる。
【結論】それゆえ私は、(  )と考える。

  

 3回の「新聞読み方講座」を通して、新聞の記事に目を通す様子もさまになってきました。
 スマートフォンやタブレットなどで情報を得る時代になっています。ネットの場合は、興味がある情報だけをクリックしがちですが、紙の新聞は、紙面を広げることによって、関心の低い記事も目に飛び込んできます。
 新聞を毎日読めば、世の中の動きを敏感に察知する力が付いたり、いろいろな情報を知ることで教養を身に付けたりすることもできます。
 また、読むだけでなく、表現する方法も教えていただくことができ、有意義な講座だったと思います。

令和元年11月8日(金) 「正倉院展」を見学しました 

 令和元年11月8日(金)に、普通科第1学年の生徒が奈良国立博物館で開催されている「第71回正倉院展」を見学しました。
 午前中の授業を終えて、生徒は徒歩組、自転車組、バス組に分かれて、学校を出発して奈良国立博物館に向かいました。
 今年は、9,000件ほどある宝物のうち41件が出展されています。10月に実施した「正倉院講座」を受けて、1,250年前、天平時代の宝物に興味・関心をもって、一つ一つの宝物を熱心に見入る生徒も多数いたようです。古いものを守る大切さも感じてくれたのではないでしょうか。

  

令和元年10月23日(水) 「正倉院講座」を実施しました

 10月23日(水)に、普通科第1学年生徒を対象に、本校において「正倉院講座」を実施しました。講師として奈良大学の関根俊一副学長にお越しいただき、「正倉院の基礎知識と第71回正倉院展について」というテーマで、御指導いただきました。

 関根副学長からは、正倉院校倉の建築について構造や建築時期、収められている正倉院宝物の由緒や種類、宝物の作られた場所や宝物を作る技法・技術についてなど、様々な基礎的なことを教えていただきました。

 本年は、奈良国立博物館において、10月26日(土)~11月14日(木)に 「御即位祈念 第71回正倉院展」が開催されます。その主な出陳品をスライドを交えながら歴史と丁寧に解説をしていただきました。古より現代に受け継がれている、一つ一つの宝物にまつわるエピソードに、わくわくと魅力を感じました。

 生徒は、11月8日(金)に正倉院展を鑑賞します。是非とも、正倉院正倉にも出かけてほしいですね。