1年生の皆さんに、高校卒業後の進路実現に向け、進路説明会と類型選択説明会を行いました。

また、普通科の皆さんには来年に予定している体験旅行の説明会も同時に行いました。

       

まず、類型選択に先立って、進路指導部長より、昨年度の卒業生の進路状況について説明いただきました。

1年生の皆さんにとっては、進路というと「高校に入学して、未だ半年しか経っていないのに…」と思うかも知れませんが、

高校で進路について考えるということは、自身のこれからの人生・生き方について考えるということになります。

進路を考えるうえで、大切なのは、「自分」を知るということです。

自分とは、どういう人間なのか?

どんな適性を持っているのか?

どんなことに興味・関心があるのか?

自分では、まだ、気が付いていない適性や感性があるかも知れません。

様々なことに積極的にチャレンジし、隠れている適性や感性を見つけていって欲しいと思います。

1年生の皆さんが生きていくこれからの社会は、変化のタイミングが早く、予測困難な社会だと言われています。

2030年までに、今ある職業の半分近くがなくなるという予測もされていますが、無くなる職業があるということは同時に、

新しく生まれてくる職業もあるはずです。

いろいろな情報に触れ、柔軟に対応できるようになっていってください。

高校生の時期に、自分に向き合い、これからの人生について考える事は、決して無駄なことにはなりません。

       

次に、普通科の皆さんには、来年の9月に予定している体験旅行の行程や費用の積立について担当業者より説明をしてもらいました。

行程は、今年の2年生と同じく信州方面となります。各クラスで行程をプランニングし、楽しい思い出をしっかり作ってきてください。

       

この頃には、新型コロナウィルス感染症も収束してくれていることを祈っています。

最後に、人文探究コースを除く普通科の皆さんに、教務部長から二年次以降の類型選択について説明をしてもらいました。

進路の話ともリンクしますが、自分の可能性を拡げる前向きな選択を期待したいと思います。

       

添上高校の学校目標でもある「自立した社会人の育成」に向け、しっかりと努力を積み重ね、伝統を継承する人間となって巣立って欲しいと思います。