2019年(平成31年)4月12日(金)、合気道部が部活動紹介の一環として中庭で演武を披露しました。
 本校には全国的にも珍しい合気道部があります。合気道は柔道・剣道・空手と並ぶ日本を代表する武道の一つ。その歴史はまだ浅く、戦後になって広まりました。他の武道とは違い、合気道には試合がありません。したがって、相手を傷つけたり、痛めつけたりすることはありません。日頃の鍛錬の成果を、試合ではなく演武という形で競います。今日はその一部を披露してくれました。
 本校の合気道部は「吾勝(あがつ)」を部訓として活動しています。「吾勝」とは「克己」と同じような意味の言葉です。「吾(われ)に勝つ」、つまり、自分に打ち勝つことを意味します。これは試合を通して相手に勝つこと以上に難しいことでしょう。「演武」は武を演じると書きますが、演じている自分を「見せる」とは、自分に対する甘えを捨てた、自分に厳しい自分、つまり、「吾勝」なのかもしれませんね。
 合気道部の皆さん、すばらしい演武を披露してくれてありがとうございました。1年生の皆さん、いかがでしたか。今日、演武を披露してくれた先輩は、全員初心者から始めた人ばかりです。皆さんも、高校から何かを始めたいと思っている人がいれば、合気道部の活動を見学してみてください。新しい自分が見つかるかもしれません。

 合気道部主将堀田君より

『毎年この時期に、新入生に合気道とはどのような武道なのか、をわかってもらうために中庭で演武を行います。学校で演武をする機会は、今回と文化祭の2回ですが、中庭演武において、新入生だけではなく、全校生徒や先生方にも合気道をアピールすることができて、とても嬉しいです。演武中もたくさんの応援のおかげで緊張がほぐれ、楽しくいつも通りの演武を披露することができました。おかげさまで多くの新入生が体験に来てくれ、14名の新入生が入部してくれました。これからも合気道部をよろしくお願いします。』

      はじめさせていただきます

          見事な受け身

          いざ、勝負です

     見事に相手をいなしています

         私に勝てますか!?

        武器を持っての演武です

 

合気道部の皆さん、すばらしい演武をありがとうございました。今年の活躍も期待しております。