9月22日(月)、希望した生徒を対象に、地学オリンピックの本選に出場された先輩方からお話を聞きました。普段から図鑑や教科書を読み漁っていた先輩は、宇宙にとても関心があり、思い出すと既にその頃から地学に興味があったんだなぁと振り返っておられました。なにか熱中することを見つけたいと思い、中学生のうちから出場を始めたと言います。地学オリンピックに出場するにあたっての対策としては、中学では未履修範囲を潰すことを徹底し、高校生になってからは資料集や標本を見て学習することであるとのこと。元々、地学に興味があったり、好奇心旺盛だったため、地学を知ることはとても楽しく、それがとても大きな力になったそうです。特別な勉強をしていたというよりは、普段の受験勉強の傍ら、少し地学に比重を置くような過ごし方をしておられたとのことです。過去問は解いておくべきだそうです。初めて問題に触れたときは面食らってしまい、よくよく考えれば理解できる問題文もなかなか解けませんでしたが、何度も繰り返しているうちに思考力で解けるように慣れていけるそうです。長文読解や科学だけではない学問に対する思考力が身に付き、大学に入ってからも論文を読むときにも役立っているとお聞きしました。出場したことで、他の学校に通う仲間もでき、今でも交流があるそうです、そういった縁を見つけられるのも大きなメリットだそうです。最後に、生徒の質問にもとても真剣に答えてくださりました。きっと青翔生たちも地学オリンピックを目指す心に火が付いたことでしょう。お話しいただいた先輩方、本当にありがとうございました!