9月17日(水)、希望生徒を対象に、国際共同研究に参加し前年度に卒業された先輩にお話を聞きました。最初は海外の友達が欲しいなとか、新しいことをしてみたいなといった軽い気持ちで始めてみましたが、実際に参加すると知見も広がり、実践で使える英単語が身に付き、大変有意義な時間であったそうです。共同研究では、普段当たり前だと思っていた日本での日々すら海外と比べると大きく異なっていたり、海外の実情も異なるので実験に使う植物にも汎用性を持たせる必要があったりと大変でしたが、もっと海外の方と意思疎通がしたい!といった思いから英語に対する勉強意欲が上がり、とてもメリットも多かったそうです。ただ、日常で使う英語だけでなく、研究で使う実践的で伝わる英語を知らなければならなかったり、言いたいことがすぐには言語化できず、会話のテンポについていけなかったり、相手がどのくらい熱心に研究に向き合ってくれているのかがわかりづらかったりと苦労もされたそうです。それでも、先生方や友達が助けもあり、何でもやってみようとする気持ちでやる気を出して頑張っていればなんとかなると仰っていました。この経験のおかげで、面接に対する度胸や自信もついてとても役に立ったし、やってみようという意識が自分の中に根付いたおかげで大学入学後も参加できた大きなプロジェクトもあったり、人間的な成長もとても大きかったそうです。お話の後には、生徒たちからの質問にも親身になって答えてくださり、とても価値のある素晴らしい時間になりました。今回お話しいただきました先輩方、本当にありがとうございました!