交通安全及びSNS犯罪防止講話
5月28日(水)、全校生徒を対象に、高田警察署様をお招きして、交通安全及びSNS犯罪防止に関する講話を実施しました。自転車乗車中の事故死は、6割が頭部に致命傷を受けたものだそうです。奈良でのヘルメット着用率は13.7%ととても低く、もしヘルメットをかぶっていれば助かったかもしれない命がたくさんあります。自転車に乗るときは必ずヘルメットを着用しましょう。また、ながらスマホは懲役刑や罰金刑に処されることもあります。スマホを触りたくなる気持ちは分かりますが、絶対にやめましょう。SNSが普及して、メッセージを簡単に送り合える時代になり、便利ではありますが、文字だけのコミュニケーションには誤解がつきものです。大きなすれ違いによって軋轢を生じることもあります。送る文章にはしっかりと気をつけましょう。また、インターネット空間は世界中に発信されてしまったり、それを管理されることが少なかったり、また匿名性があるため意見を自由に言えてしまいます。公共の空間であるという意識を持ち、現実以上にルールやマナーを守りましょう。加えて、他人のIDやパスワードを使い、なりすます行為は不正アクセス禁止法に違反し、3年以下の懲役となるため令状なしで逮捕されてしまいます。この法律を犯してしまう人のうち7割が10~20代です。若いうちに一生を棒に振らないためにも、絶対にしてはいけません。学生が被害者となり、性犯罪に巻き込まれることも多いです。インターネットで知り合った人とは、現実では絶対に会ってはいけません。この講話を聴き、生徒たちはより一層交通安全に気を付け、またインターネットとの向き合い方に気をつけてくれるはずです。高田警察署様、この度は本当にありがとうございました。
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