今週、2・3年生の皆さんは、中間考査でしたが、新しい学習指導要領での学びとなっている1年生では、中間考査を行わず、

授業時間内に単元テストを行うことで成績の評価をしています。

2・3年生の授業がない、この期間を利用して、1年生の授業を活用して新しい学習指導要領に対応した授業づくりに向けた研究授業を行いました。

新しい学習指導要領では、探究活動を学びの軸とし、自ら進んで問題解決に取り組み(主体的に学習に取り組む姿勢)、

身に付けた知識や技能を活かして、考えて判断する力(思考力・判断力)、自分の考えを発信する力(表現力)を育成することを目指しています。

そのためのツールとして、電子黒板やBYODによる一人一台端末の活用が期待されています。

授業では、ロイロノートやジャムボード、メンチメーターなど協働学習に向けた様々なソフトを活用し、

リアルタイムに生徒の考えを集約し、探究的な学びを推進している授業やGRAPESというソフトを使ってグラフを書かせ、

それぞれの因数が持つ意味を考えさせている数学の授業もありました。

       

      

       

       

今回の研究授業では、電子黒板や一人一台端末を積極的に活用するモデルとして行っていただきましたが、

電子黒板や端末はあくまで学びのためのツールであり、活用することが目的になってはいけないと思います。

黒板には黒板の利点が、電子黒板には電子黒板の利点があります。全てを電子黒板に移行するのではなく、それぞれの利点を活かし、

生徒達が主体的に考え、判断し、表現できる授業を目指して行くことが大切だと思います。

こうした研修を定期的に行い、互いにスキルアップを目指していきたいと思います。

研究授業を担当された先生、ご苦労様でした。