二学期終業式は凍てつく寒さになりました。

昨晩からの雪が薄らと残り、万葉まほろば線も遅延となり、校時を繰り下げてのスタートとなりました。

    

終業式の前に大掃除を行い、今年一年の埃を落とすとともに、新しい一年を迎える準備をしました。

    

    

    

終業式では、「多様性を認め合うことの大切さ」、「自分の感情をコントロールすること」、

「高校生活のアンケートからみた添上高校生の現状」の3点について話をしました。

「多様性」については文化鑑賞会でもシンガーソングライターでトランスジェンダーの悠以さんに講演いただきましたが、

“一人一人は違って当たり前”ということを皆が理解し、個々の意見を十分に尊重したうえで、

『自分も楽しい学校生活』を目指して欲しいと話をしました。

次に、『飛翔』冬号にも寄稿しましたが、喜怒哀楽の感情を段階を付けて発信することによって、

相手に自分の感情を正確に把握してもらうことができます。

感情の段階を現す様々な言葉を身に付けて下さいと話しました。

最後に、11月に行った「高校生活に関するアンケート」から、添校生の〔良い点〕・〔改善して欲しい点〕について話をしました。

アンケートの結果については、後日、添上高校のホームページに掲載します。

冬休みは2週間と非常に短い期間ですが、1年の締めくくりと共に、新たな1年のスタートのタイミングでもあります。

3年生の皆さんは、添上高校で過ごす時間も本当に少なくなってきました。巣立ちの準備をお願いします。

2年生の皆さんは、これからの1年が進路実現に向けた大切な時間となります。

「できない理由」を探すのではなく、「できるようにするためにはどうすれば良いか?」を考え、何事にもチャレンジして欲しいと思います。

1年生の皆さんは、自分を高める努力を積み重ねていって欲しいと思います。

積み重ねた努力は自分の血となり、肉となり、自分を支えてくれる勇気になります。日々の頑張りをお願いします。

    

終業式に続き、クラブ員集会が行われ、日常の生活を見つめ直すこと、“自分たちを応援してくれる応援団”を如何に作るか?などの話をしていただきました。

    

2023年がそれぞれの夢を実現できる年となるよう、期待しています。