令和4年2月5日(土)、本校にて2年生による課題研究発表会を行いました。今年度4月から約1年間かけて、それぞれが各自の研究課題に向き合ってきました。本日は各講座の代表者30名がポスター発表を行い、聴衆として第2学年の生徒が参加しました。10分という限られた時間の中で、代表者はデータ分析から独自の考察、展望を語りました。自分の研究を語るその生き生きとした姿、聴衆との対話を楽しむ姿が印象的でした。また聴衆として参加した2年生も、「よい聞き手」として真剣に発表を受け止め、活発に質疑応答を盛り上げていました。最後には、指導助言者としてお招きした、関西学院大学元学長井上様に全体を総括したご助言をいただき、生徒たちは真摯に耳を傾けていました。

本校では生徒たち自身の「主体的な研究課題の設定を課題研究の一つの目標とし、たとえそのことに時間がかかったとしても、生徒たちが自分や仲間との対話、また教員との対話を通じて、自分が「なぜそれをしたいのか」を考えた上で、言語化させる過程を大切にしています。その過程の一つに、「課題研究発表会」が加わったことで、発表生徒たちだけでなく、聞き手の生徒たちにとっても「気づき」や「学び」の多い1日になりました。

1年間の課題研究のひとつの節目として本日を迎えましたが、これからも折に触れて自身の研究を深めていってくれることを期待します。

本研究発表会開催にあたり、ご協力くださった皆さま方に感謝申し上げます。ありがとうございました。