令和3年10月28日(木)、本校コンピューター室で、課題研究α公開講座をオンラインにて開催しました。

講師は『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』の著者である末永幸歩先生です。

 

末永先生には、「畝高生のためのアート思考」というテーマで、ご講演いただきました。

また、「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、「自分なりの答え」を生み出し、それによって「新たな問い」を生み出すという「アート思考」を実際に体験するワークショップも行っていただきました。ワークショップでは、ピカソの5つの作品の中から、気になったものを直感で1つ選び、アウトプット鑑賞(作品について気づいたことを自由に書き出す活動)を体験しました。生徒は、一つ一つの作品からイメージを膨らませたり、他の見方はないのか探ったりして個人鑑賞を深めた後、アウトプットしたことをグループや全体で共有しました。最後に末永先生から、ピカソの半生や「アートという植物」の話を通して、「自分なりの視点」の大切さをお話していただきました。

 

生徒のレポートには、「自分なりの視点・自分なりの答えが未来を作っていく」「よくわからないからこそよく見る必要がある」ということが印象に残ったという記述が多く見られました。また、芸術鑑賞の際だけではなく、課題研究に取り組むときにも、このアート思考を活用していきたいという感想が多く寄せられました。今回体験したアート思考を、学校生活や、もっと言えば人生のさまざまな場面において、生かしていってほしいと思っています。

 

貴重なご講演をありがとうございました。