令和3年6月30日(水)6限目、第1学年対象の「探究」オンライン講演会が実施されました。

講師は、GPI US教育アドバイザーの木本 健太郎 先生です。

「探究学習」は、日常のあらゆる場面における「ものの見方・考え方」について学習するカリキュラムです。

本校では1年次に、前段階である「課題研究へのアプローチ」や「探究」講演会を通して、課題研究の意味や目的・取り組み方を学習し、2年次に行う「課題研究」への助走をしています。

木本先生からも課題研究にあたって、既成概念にとらわれないこと、いつも世の中にアンテナを張っていること等の話がありました。

例えば、「碁盤目状に並ぶ9つの点を一筆書きでつなぐにはどうしたら良い?」などの問いが木本先生から投げかけられました。既成概念にとらわれているとなかなかわかりませんが、ちょっと視点を変えると分かった生徒もいました。

これからの世の中はVUCA(注)の時代なので、

  1. 大きく変化しようとも、変化に強く柔軟に対応できる人になろう。
  2. そのためにも既成概念にとらわれない探究的な学習姿勢をもとう。

ということがよく伝わりました。

注:「Volatility(変動性)」、「Uncertainty(不確実性)」、「Complexity(複雑性)」、「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字をとったものが「VUCA」