在校生の皆さんには、1月の学校朝会で紹介しましたが、令和3年度ライトフライ級西日本新人王に輝いた神垣 拓磨(かみがき たくま)先輩が

添上高校を訪問してくれました。

神垣先輩は、平成31年3月に本校を卒業されました。

在学中は野球部に所属し、野球部監督で学年主任でもあった松元 隆先生によると、小柄だが非常に研究熱心な選手で、

1番セカンドのポジションで活躍されたそうです。

高校を卒業する段階で、このまま大学に進学し、野球を続けようかを迷ったそうですが、「何か、自分で頑張り、上を目指したい」と考え、

大阪の名門井岡ジムの門を叩いたそうです。

井岡ジムといえば、ミニマム級・ライトフライ級・フライ級の世界3階級を制覇した井岡 一翔さんが所属するジムで、

井岡選手以外にも世界チャンピオンや日本チャンピオンが数多く所属しています。

井岡ジムの門を叩くのも勇気がいることですが、驚いたことに、その時点で神垣先輩はボクシング経験が全く無かった、

全くの初心者だったそうです。

それでも、コツコツと努力し、頑張りが認められ、会長の井岡 一法さんに直接、ミット打ちなどの指導をしてもらえるようになり、

メキメキ上達したそうです。

私はいつも生徒の皆さんに、「自分の可能性を信じて何事にも積極的に挑戦して欲しい」と話をしていますが、

神垣先輩は、まさしく、それを実践してくれている先輩だと思います。

残念ながら、2月6日に行われた全日本新人王戦では判定で敗れてしまいましたが、野球からボクシングに活躍の場を変え、

自分の可能性を信じて日本チャンピオン・世界チャンピオンを目指す神垣先輩にこれからも注目していきたいと思います。

    

忙しい練習スケジュールの中、訪問いただき、ありがとうございました。