国連総会で日本が提唱した11月5日の「世界津波の日」にあわせて、2016年から高校生サミットが始まりました。

高校生サミットはこれまで、高知県、沖縄県、和歌山県、北海道、新潟県で開催されました。

今年、熊本で開かれた高校生サミットに、本校から3人の2年生生徒が参加しました。

サミットには日本から250人、世界各国から250人の高校生が参加し、自然災害の脅威や対策を学び、議論するとともに、交流を通じてお互いのきずなを深めます。

<10月23日(水) サミット1日目>

分科会1 海外・国内の各学校で事前に作成した、「防災」「減災」「復興」に関する英語でのプレゼンテーション発表を行いました。その後、発表を視聴した参加者から意見集約を行い、グループでの意見をとりまとめました。

開会式 熊本城ホールの大ホールで開会式が行われました。

分科会2 集まったアイデアや意見をもとに、参加者間で討論を行い、グループ全体の意見をまとめます。

      

レセプション 会場を移動して行われたレセプションでは、熊本の伝統芸能の披露やくまもんの応援メッセージがありました。

 

<10月24日(木) サミット2日目>

記念植樹と記念碑の除幕式にも参加しました。

 

 

全体会・閉会式 1日目に集約した各グループの意見を発表し、今年度のサミット全体の提言を行いました。

各グループで集約された意見やサミット全体の提言に、本校生徒が提案した「災害発生時の避難行動を促す『すごろく』遊び」のアイデアが取り入れられました。

参加生徒は5ヶ月間をかけて準備してきましたが、発表要旨や英語のプレゼンづくり、発表の練習などさまざまな経験を経て多くのものを獲得できた発表会でした。この経験が今後、さまざまな場面で活きるであろうことがそばで見ていてもよく分かりました。