4月26日金曜日、1年生の「探究基礎」の取り組みとして3年生による探究成果発表会を開催しました。発表者である3年生と聞き手である1年生が文化創造館に集まり、ポスター発表の形式で実施しました。ポスター発表の形にすることで、発表者と聞き手が自由に意見交換や質疑応答ができる形での発表会となりました。

聞き手である1年生は自分が興味関心のあるテーマを選び、発表者である先輩と近い距離で活発な意見交換ができました。

最後に、1年生が全員集まり、関西大学総合情報学部教授小柳和喜雄様より指導助言をいただきました。「課題設定」について分かりやすくご説明していただき、1年生は探究のイメージを掴む機会となりました。

本校生徒の保護者の方々や地域連携でご協力いただいている方々にもお越しいただきました。ありがとうございました。

 

以下は1年生からの感想の抜粋です。

・発表を聞いていて、先輩が研究者や発明家のように感じました。実物を用意してくださっていたのでわかりやすかったです。

 

・身近なものでも吸音効果があることを知り驚きました。タオルやコットンなどでも使い方によっては吸音できることを知り、家でゲームをしたり遊んだりするときに利用できそうだと思い興味深かったです。そしてタオルの素材によってどのような効果の違いがあるのか気になりました。

    

・普段何も考えずに捨てている紙おむつをリサイクルするという考えを知り、とても驚きました。紙おむつを環境にやさしいものに変えるというだけでなく、リサイクル方法や使用者の意識に対しても目を向けているところが面白いと感じました。

 

・「ミキサー食」という言葉を初めて聞いて、病気の人や高齢者の人のためになることを知り、もっと自分で調べてみたいと思いました。どんな料理でもミキサー食にできるのか気になりました。グラフを使用して説明してくださりわかりやすかったです。

 

・仮説と調査結果が矛盾していることに気づき、そこから考えを正していたところがすごいと思いました。聞いている人の目を見て笑顔で発表してくださったので、話の内容が頭に入ってきました。