2月19日(土)、「グローバル探究プログラム」最終回が開催されました。第5回でRauten USAの日本人企業家の方々からいただいたアドバイスを基に改善を加え、ビジネスプランの最終案を発表しました。今回はRakuten USAのネイティブスタッフの方々に英語でプレゼンを行いました。研修内容は以下の通りです。

1・2時間目

  一同、視聴覚室に集まり、グループ毎に発表。発表終了毎にネイティブスタッフの方々より質問やコメントをいただきました。参加者達は、このプログラムを通して学んだプレゼンスタイルを各々工夫し、流ちょうな英語で自社製品をアピールしており、スタッフの方々からお褒めの言葉をいただきました。質疑応答においても、懸命に英語で回答しようとする姿勢が見られ、重ねて賞賛の言葉をいただきました。

3時間目

 探究講師 木本先生より日本語によるまとめの講義をいただきました。その中で、6ヶ月間の活動を振り返って考えをまとめた上で、グループのリーダー(社長)が代表して感想を述べました。グループで協力することの重要性、何かを生み出した後の達成感などを述べており、参加者各々にとってこのプログラムが【実学】として深い学びであったことを強く感じられるセッションでした。木本先生からは、改めて、今後生徒達が生きていく社会に関して、また主体的に行動していくことができるようなスキルに関して説明をしていただきました。

 研修最後には、木本先生から修了証を1人1人手渡していただき、プログラムを終了しました。

  また、今回特別に、優秀作品を考案した2グループに対してRakuten賞が授与されました。最優秀チームについては、外部のコンテストに応募予定です。

令和4年度についても、「グローバル探究プログラム」を進化させた形で実施予定です。

以下、参加者の感想の抜粋です。

・難しいと思うことを多かったけど、自分にとってとても役に立つプログラムだったと思います。普段の学校生活では学べないことがたくさん学べたことがよかったと思います。また、グループで取り組むにあたり、リーダーとしてメンバーをまとめることの難しさやグループ全員が協力することの大切さを学べました。忙しいときは準備が大変なこともありましたが、参加できて本当によかったです。ありがとうございました。

・自分の将来の夢が変わるきっかけとなりました。英語が話せるように本当になりたいと感じたし、ビジネスプランを大学、社会人になっても作って社会に発信したいと思いました!

・本当に素晴らしいプログラムだったので今後も続けて欲しい。将来、みんなの役に立つような商品を開発してみたいと思うようになった。

・奈良高校はSSHという、理系に特化したプログラムを多く実施しているが国際的な取り組みという単なる科学的な話に留まらないものが新たに出来たのが嬉しかった。今後の将来を考えるきっかけにもなるので、1人の高校生としてもとても役に立つものだった。ありがとうございました。

・形ある学びだけでなく、心の中に潜在している、何かの居場所がわかったというか、心の中の沸々とした部分がより沸々としてきた気がします。ここからは自分の力で、エージェンシーの話のように、自分で進んでいく形だったりを決めていきたいし、今なら、進んでいけるような気がします!!