いよいよ2学期がスタート。生徒諸君の元気な声が校舎に戻って学校は一気に活気づきました。まず始業式の前に、全校生徒で校内の大掃除をしました。みなさんのおかげで校内がとてもキレイになりました。ありがとうございました。始業式は新型コロナウイルス感染防止のために放送で行われ、校長先生の式辞では、「セレンディピティ(Serendipity)」という言葉についてお話がありました。セレンディピティとは、「偶然の産物」を意味する言葉で、偶然をきっかけに予想外のものを見つけ、価値を見出し、幸運をつかみ取ることを意味しています。語源は「セレンディップと3人の王子」というおとぎ話の「セレンディップ」を変形して使ったものだといわれています。主に科学の世界で使われてきた言葉で、代表的な例としては、ニュートンがリンゴが木から落ちる様子を見て「万有引力の法則」を発見したことや、ブドウ球菌の研究をしていたフレミングが、誤って細菌を培養するシャーレの上で青カビを発生させてしまったのですが、偶然にもその青カビの周りでは細菌が繁殖しないことに気付き、そこから抗生物質であるペニシリンを発見したことなどがあげられます。校長先生は、「努力することでセレンディピティに出会える。そのためには、結果だけでなく過程を大切にすることが重要である。努力したことを形に変え、自分の財産にしてほしい。」と話されました。2学期はこの「セレンディピティ」という言葉をKey Wordに、日々の学習や様々な学校行事を通して、皆さん一人ひとりが素敵なセレンディピティと出会い、成長できる2学期となるように学校生活を充実させていきましょう。先生たちもそんな皆さんを精一杯サポートしてきます!