10月26日(水)の5・6時間目に第2学年において人権講演会を行いました。今回はLGBTQがテーマです。講師として本校卒業生の早川千尋さんをお招きし、講演していただきました。トランスジェンダーの当事者である早川さんは女性として生まれましたが、現在は男性として生活をされています。早川さんからはまずLGBTQとは何か、そしてその現状について説明されました。その後、自らが幼少期から感じていた自身の性に関する違和感、学生時代から就職後にいたるまでの家族や友人との関係の中での悩みや葛藤、そして「自分らしく生きる」ための決断をした日のことまで、当時の心情に事細かに触れながら語って下さいました。最後には早川さん自身の人として頼られたい、信頼される人間でありたい、現在の強い思いも話して下さいました。

生徒の感想

〇 幼いころは嫌な思い、辛い思いを沢山してきたけれど、今は自分の意志を貫いて幸せに暮らされていることが本当に素敵だと思いました。

〇 今まで苦しんだ分、強く、行動力があり、ものすごい覚悟がある人なんだなと思いました。

〇 誰しもが悩みを持って生きている、そう思って人と接していきたいと思いました。

〇 AB型や左利きの人と同じ割合でLGBTQの人たちがいることは知らなくて驚きました。

〇 トランスジェンダーであることを「言いやすい」世の中をこれから作っていかないといけないと思いました。

講演の様子