「校長室の窓から」 平成22年度分(和田晴夫校長)

平成23年3月18日(金)

 3月半ばとは思えないほど、寒い日が続いています。この異例の寒さは、東北大震災の被災者の皆様に、より過酷な状況をもたらしていると思われ、何とも言えないつらい気持ちになります。春らしい天候の回復と、毎日少しづつであっても、被災地の復興を願っています。

 今日は、平成22年度の修了式を行いました。3年生が卒業し、1・2年生だけの修了式となりましたが、1年間の締めを行うとともに、春休みを有意義に過ごして、平成23年度のすばらしい飛躍に向けてスタートしようと、生徒の皆さんに訴えました。また、東北大震災についても触れ、今、目の前で起こっている現実をしっかりと見つめ、世界で最も発展している国、豊かな国、安全な国、平和な国日本が直面している未曾有の大災害について、家族、友人、教員らと話をし、今、何をすべきか、今、どのように考えるべきか、今、被災地の人々に対してどのような行動をとるべきか等について考えようと訴えました。修了式冒頭で行った黙祷も含めて、生徒の皆さんは、真剣に受けとめてくれました。

 今日の午後には、平成23年度入試の合格者説明会を行います。新しい320名の仲間を得て、香芝高校としてのしっかりとした歩みを更に進めていきたいと思います。


平成23年3月14日(月)

 11日(金)に、東北地方を中心として、未曾有の大震災が起こりました。時々刻々と入ってくるものもあれば、もどかしいほどになかなか把握できないものもあるという、大混乱している情報のもとでの、とんでもない、生々しい被災状況に、恐れおののくとともに、一人でも多くの方の命が救われることを祈るばかりです。それと同時に、被災された方々に対して、我々一人ひとりが、今何ができるのか、今何をすればよいのかを考え、少しでもお役にたつことができるように取り組んでいくことが必要であると思います。菅内閣総理大臣の我々国民へのメッセージにもありましたが、日本人として、この危機を、一致団結して乗り越えていくことが必要であると思います。

 今日は、大震災の情報が刻々と流れる不安な状況の中、一般選抜入試が、滞りなく実施されました。本校を受検してくれた中学生の皆さんには、1名の欠席もなく、集合時刻に余裕を持って集合していただき、順調に入試を実施することができました。雨の心配もありましたが、終日、降雨もなく、受検生の皆さんは、元気に帰宅の途についてくれました。17日(木)の合格発表に向けて、丁寧に入試業務を進めてまいりたいと思います。


平成23年3月9日(水)

 3月も半ばに入ってきたとはいえ、冬型の気圧配置となり、肌寒い1日となっています。木々の新芽が、めまぐるしく変動する寒暖の差にじっと耐えながら、芽吹く機会をうかがっているようです。

 生徒の皆さんは、学年末考査を4日(金)に終了し、8日(火)にその答案返却を行いました。4日(金)には、通学路清掃、8日(火)には、大掃除を行い、平成22年度終了に向けての、学校内外のクリーン作戦を熱心に行ってくれました。今日からは、一般選抜入試との関係で、16(水)の教科書販売、18日(金)の修了式を除いて家庭学習日となります。ただし、登校禁止となっている日以外の日は、多くの生徒の皆さんが、部活動や学習活動で登校しており、今日も、元気な声が校内に終日響き渡っています。4月になれば、新入生を迎えるとともに、インターハイ県予選等も、徐々に始まっていきます。4月以降の飛躍に向けて、各部活動が、ヒートアップしてきているところです。

 4日(金)、8日(火)の2日間で、一般選抜入試の願書受付を行いました。280名の募集人員に対して、287名の出願をいただき、競争倍率は、1.03倍となりました。昨年に比べて、本校の倍率も、県下全体の倍率も低くなりましたが、受検生の皆さんにとっては、厳しい入試には変わりありません。健康に気をつけて、14日(月)の入試当日には、思う存分、実力を発揮していただきたいと思います。


平成23年3月4日(金)

 よく晴れていますが、「ひなまつり寒波」がやってきて、非常に冷え込んでいます。校内の梅の木は、それぞれ、この真冬なみの寒波にも負けずに、力強く、可憐な花を咲かせ続けてくれています。今日は、一般選抜入試の願書提出第1日となっています。受検生の皆さんには、寒さに負けず、風邪等をひかないように注意して、願書の提出を行ってほしいと思います。

 1日(火)に、第29回卒業証書授与式を行いました。香芝市内4中学校の校長先生、学校評議員の皆様等、多数のご来賓の皆様のご臨席をいただき、厳粛に、盛大に、そして、温かみのある式典を行うことができました。ご出席いただいた皆様、ありがとうございました。卒業証書授与では、各クラス代表に卒業証書を授与しましたが、感涙に噎ぶ代表もいて、私自身も、少し、言葉に詰まりかけました。式辞では、この混沌とした激動の世界を生き抜いていくために、自分の長所を見つける、自分を高める努力をする、主体的に生きるという3点について話をさせていただきました。育友会長祝辞での保護者としての思い、在校生送辞での先輩を送る気持ち、卒業生答辞での香芝高校への思い、親、先生、後輩への思い等、卒業生答辞を筆頭に、涙、涙の感動的な式典となりました。閉式のことばの後、サプライズで、卒業生から保護者の皆様へのお礼の言葉があり、より一層、感動的な式典となりました。教職員一同、この温かみのある香芝高校を更に発展させていきたいという決意を新たにしました。


平成23年2月28日(月)

 2月最後の日となりました。深夜から雨が降り続き続き、午前中も雨が残りました。久々の雨に木々も潤っているように見えます。

 25日(金)午後1時より、特色選抜入試の合格発表を生徒昇降口前で行いました。見事に合格してくれた皆さんには、あと1ヶ月の中学校での生活をより充実したものにしていただき、香芝高校での生活に向けての準備をしてほしいと思います。惜しくも願いが叶わなかった皆さんには、くじけることなく、後2週間、更に受検準備を進めていただき、是非とも進路実現を果たしていただきたいと思います。

 明日3月1日(火)は、本校第29回目の卒業証書授与式です。今日は、その予行と会場準備を行いました。卒業生の皆さんは、先日の学年登校日を経て、卒業に向けての気持ちをより一層充実させ、すばらしい卒業式になることを予想させる、立派な卒業式の予行を行ってくれました。また、卒業式予行に参列してくれた2年生の皆さんは、先輩の立派な姿に導かれるように、卒業生を送る在校生としての自覚を持った態度で卒業式の予行に臨んでくれました。明日の卒業式を、卒業生、在校生、教職員、一致協力して、すばらしい式典にしたいと思います。


平成23年2月23日(水)

 快晴で、ぽかぽかと暖かい天候となっています。正面玄関前や校門横の梅も、紅、ピンク、白と、それぞれ、満開の花を咲かせてくれました。21日(月)の特色選抜入試にともなって登校禁止となっていた生徒の皆さんも登校し、校内に元気な声が響き渡っています。

 21日(月)の特色選抜入試は、滞りなく順調に実施されました。すべての受検生の皆さんが、持てる実力を遺憾なく発揮してくれたことと思います。25日(金)に合格発表を行います。受検生の皆さんは、あらかじめ連絡してある要領で、発表時刻、持ち物等を確認し、合格発表に臨んでほしいと思います。

 今日は、1・2年生は、4限までの授業を行っていますが、3年生も学年登校日ということで、1月末以来久しぶりに、全学年が揃うというにぎやかな登校風景となりました。3年生は、LHRの後、学年集会を行い、卒業式に向けて有終の美を飾るための指導が行われました。28日(月)の卒業式予行で、改めて、すばらしい卒業式にするための具体的な指導は行いますが、それに向けての心構えについて指導しました。卒業生、在校生、教職員一同、一致協力して、記念すべき立派な卒業式になるように取り組んでいきたいと思います。


平成23年2月18日(金)

 正面玄関前で、梅の木がそれぞれ、紅、白、ピンクのかわいい花を咲かせ初めています。先日の雪の日よりも以前から、それぞれ、花芽をふくらませていましたが、雪の重さにも耐えて、見事に、可憐な姿を見せてくれました。

 東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ

 菅原道真が太宰府に左遷された時に、道真の愛した庭の梅の花に別れを惜しんで詠んだ歌で、後に庭の梅の木が道真を慕って太宰府に飛んできたという飛梅伝説があります。冬の寒さに耐えながら少しずつ成長を続け、ついには、美しい花を咲かせる梅の生き方を見習いたいものです。

 今日は、午前中で授業を終了し、午後から特色選抜入試の会場準備を行っています。14日(月)、15日(火)の2日間にわたって願書受付を行い、募集人員40名に対して、167名の中学生の皆さんの出願をいただき、4.18倍の競争率となりました。受検生の皆さんには、21日(月)の特色選抜入試当日、余裕を持ってご来校いただき、自分の持てる力を十分に発揮していただきたいと思います。


平成23年2月14日(月)

 平成23年度奈良県立高等学校入学者特色選抜の願書受付が始まりました。今日と明日が願書受付、明日と明後日が調査書提出となっています。中学生の皆さんが、緊張した表情で、出願に来校してくれています。今日は、午後から雨雪模様ということで交通機関等が心配されますが、中学生の皆さんには、気をつけておいでいただき、本校の雰囲気を味わっていただくとともに、場所の確認、交通機関の確認をしていただき、入試当日、落ち着いて受検に取り組み、持てる実力を十分に発揮していただきたいと考えています。

 9日(水)の5、6限に、2年生対象に、体育館及び各教室を使用して、「ロビンアップゼミ」を開催しました。「ロビン」とは、本校の校章に登場し、本県の県鳥でもある「こまどり」のことで、2年生の進路実現への取り組みの一環として実施しました。体育館での全体会では、3年生の生徒で、4年制大学への進学を決定している生徒と、公務員への就職を決定している生徒が、自分自身の進路実現に向けての取り組みの貴重な体験発表を行い、後輩を大いに激励してくれました。その後、生徒の皆さんは、自分の進路希望に合わせて17の教室に分かれ、様々な大学の教授、様々な専門学校の先生から、それぞれの専門分野の講義を70分にわたって受講しました。実際に受講した各専門分野の内容の一端が、自分のイメージ通りのものであるかどうかを体感することができ、生徒の皆さんにとっては、貴重な体験になったと思います。2年生の皆さんには、この体験をもとに、自分の進路実現に向けての歩みをより具体化し、より強固なものにしてほしいと思います。ご協力いただいた各大学、各専門学校の先生方、本当にありがとうございました。


平成23年2月9日(水)

 昨夜からしとしとと降り続く雨で、寒い日になっています。インフルエンザが流行する時期ですので、湿度の上昇により、ウイルスの活動を抑え、喉の荒れた粘膜に潤いをもたらす適度な雨は、ありがたいものです。生徒の皆さんには、屋外での教育活動は制限されますが、これを機会に、インフルエンザや風邪の克服に努めて欲しいと思います。

 2日(水)の6限に、体育館で、1年生対象に、人権講演会が行われました。本校卒業生を含む3名の在日外国人の青年が、いつ、日本に来たのか、なぜ、日本に来たのか、日本で生活する中で、どのようなことに苦しんできたのか、悩んできたのか、そのような経過を経て、自分の現在について、将来について、日本という国について、日本人について、祖国について、どのように考えているのか、高校1年生の諸君にどのように考えてほしいのか等について、講演するという場面に慣れていないにも関わらず、非常に熱く語ってくれました。中国出身で、おばあさんが中国残留日本人である男性と女性、ブラジル出身で、お母さんが日本人である女性の3名の皆さんですが、来日当初から何年間に渡っても続く、言語が確立していない、日本語が理解できない中での小中学校での生活の話を起点として、在日外国人の皆さんの人権問題をいかに考えるか、日本人としてグローバルな世界にいかに生きていくか等についての多くの示唆を与えてくれました。3名の皆さん、本当にありがとうございました。


平成23年2月4日(金)

 今日は、二十四節気の一つ「立春」です。立春は冬季が終わる時で、季節の変わる節分ですが、暦では、立春の前日が節分となっています。今週前半まで、厳しい寒さが続いていましたが、暦のとおり、昨日あたりから、寒さもゆるみ、春の気配がただよい始めています。今後、寒い日もあるでしょうが、体調を整え、春の飛躍に備えたいものです。

 1日(火)の6限に、体育館で、全校集会を行いました。1月下旬より、3年生は、受験等の関係から家庭学習期間に入って登校していませんので、1・2年生のみの集会となりました。3年生が卒業の時期を迎え、いよいよ、1・2年生が、名実ともに、香芝高校の主役にならねばならないということについて、話をしました。その後で、橿原神宮奉納書き初め大会の特選、準特選に輝いた書道部、U-18県サッカー2010後期リーグ1部の得点王、ベストイレブンに輝いたサッカー部、第31回バトントワリング大会の銀賞に輝いたバトントワリング部、先日、本校で実施した1年生新春カルタ大会の個人戦決勝の成績優秀者についての表彰を行いました。3年生から、1・2年生に主役が入れ替わる中で、1・2年生の活躍が目立ってきています。春、そして夏と、学習活動、部活動、社会活動等様々な分野において、さらに飛躍を遂げてほしいと思います。


平成23年1月31日(月)

 小雪が毎日のように散らつく厳しい寒さが続いています。県内のインフルエンザの感染状況が悪化し、27日(木)から、注意報期の感染予防体制となりました。本校のインフルエンザの感染状況は、先々週、一部のクラスに流行の兆しがありましたが、幸いにも、その後収まっています。手洗い、うがい等の対策を怠らず、引き続き、感染予防に努めていきたいと思います。

 25日(火)の1年生新春カルタ大会での個人対抗上位16名による個人戦決勝トーナメントが、27日(木)、28日(金)の放課後に、作法室で行われました。25日の体育館とは異なり、小倉百人一首により精通した者同士による白熱したトーナメントとなりました。この決勝トーナメントに勝ち残った16名を中心として、小倉百人一首に親しむ輪が今まで以上に拡がってくれたらと思います。

 29日(土)、30日(日)の2日間、教室のワックスがけを、業者に依頼して行いました。学級教室は、毎年のようにワックスがけを行っていますが、特別教室は、最近実施しておらず、見違えるほどきれいになりました。特別教室の机・椅子の搬入に協力してくれた各部活動の部員の皆さん、ご苦労様でした。階段のワックスがけは、冬休みに実施しており、廊下は、2月5日(土)、6日(日)に実施予定です。きれいになった校舎を、感謝の心をもって、より丁寧に大切に使用していきたいと思います。


平成23年1月26日(水)

 寒い日が続いています。今日は、一部の地域で、降雪、路面凍結による交通機関の乱れが生じ、遅れて登校する生徒が数名おりましたが、全員無事に登校してくれたのが何より良かったと思います。今後も、天候等の状況により、このような事態が生じる場合が多々あると思いますが、生徒の皆さんには、家庭や学校と連絡をとりながら、何よりも安全に気をつけて登下校をしてほしいと思います。

 今、体育の授業で、運動場及び学校のフェンス沿いの歩道を利用して、長距離走を実施しています。寒さに負けない、高校生の年代としてふさわしい体力特に持久力を身につける、風邪やインフルエンザを吹き飛ばす等を目標として取り組んでいます。生徒の皆さんには、この機会を積極的に利用して、自分の体力、健康に、もっと自信をつけてほしいと思います。

 25日(火)の5・6限に、体育館で、1年生の新春カルタ大会を実施しました。各クラス40名が、出席番号順に、それぞれ、40のグループに分かれて、真っ赤な毛氈の上に円陣を作り、個人対抗とクラス対抗を兼ねて、ちらし取りを行いました。放送部の生徒により70首の歌が朗詠されましたが、全国大会にも出場する放送部員の見事な朗詠のもと、始めは遠慮がちであった生徒の皆さんも、次第に熱がこもり、寒さを忘れる白熱した大会となりました。クラス対抗では、1組が見事に優勝しました。個人対抗で上位となった16名が、27日(木)放課後の個人戦決勝に進出しました。百人一首には、香具山や竜田川、吉野等の大和の地を詠んだ歌が、十首もあります。生徒の皆さんには、百人一首に大いに親しんでほしいと思います。


平成23年1月21日(金)

 第3学期がスタートして2週間が経過しました。大変寒い日が続きますが、多くの生徒の皆さんは、元気に登校し、学習活動や部活動に熱心に取り組んでいます。早朝から夕方遅くまで、生徒の皆さんの活発に活動する声が、校内に響き渡っています。ただ、インフルエンザに感染する生徒が若干見られるようになっており、教室の換気とともに、うがい・手洗いの励行、睡眠時間の確保等を生徒の皆さんに促し、感染防止に努めています。

 5日(水)に橿原公苑第1体育館で実施された第60回橿原神宮席上揮毫書き初め大会において、3年生倉本美優さんの作品が、文部科学大臣賞に見事に選出されました。書道部は、平素から熱心に活動しており、数々の賞をいただいていますが、今回も栄えある賞をいただくことができ、大変喜んでいます。書道室の前だけでなく、校長室前の廊下にも、いろいろな作品を展示してくれていますが、生徒の皆さんや、来校者の皆さんとともに、すばらしい作品を楽しんでいます。倉本さん始め書道部の皆さんの今後の更なる活躍を期待したいと思います。

 20日(木)に、校医の皆様、育友会代表の皆様、生徒会の代表、教員の各担当者の参加を得て、学校保健委員会を行いました。生徒の皆さんの健康診断結果の状況や保健室来室状況、学校保健行事等についての報告があり、その後、インフルエンザ対応等について、校医の皆様にご指導をいただきました。その後、学校衛生委員会も行いました。ご出席いただいた皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。


平成23年1月17日(月)

 大学入試センター試験が終了しました。今日は、自己採点を行っていますが、このセンター試験当日は、毎年、大雪となる、大変寒い日となります。奈良県内の受験生は、まだ恵まれていますが、日本海側や北日本の受験生は、本当に大変だろうと思います。本校生も含めてすべての受験生が、天候や交通事情に左右されることなく、自分の実力を十分に出し切れていればと願っています。

 11日(火)の第6限に体育館で、1年生対象に110番通報訓練を実施しました。香芝警察署から副署長を始め多数の皆様にお出でいただき、本校女子生徒が通学鞄を通学路でひったくられたという想定のもと、被害生徒が、110番通報をしました。その、時間、場所、盗られた物や自身のケガ等の被害状況、犯人の様子、犯人の逃走方向等についてのセンターとの電話内容の様子をマイクを通して他の生徒に流し、110番通報のポイントについて、教えていただきました。被害に遭わないように常時注意しておくことが最も大切なことですが、万が一にも被害にあった場合、なかなか難しいことですが、目の前で展開された訓練の様子を参考にして、少しでも落ち着いた行動をしてくれたらと思います。マイクを通して実際に指導していただいた地域課の方は、本校の卒業生でもあり、最後に、本校生の先輩としてのお話もしていただき、生徒の皆さんは、真剣に聞き入っていました。香芝警察署の皆様、本当にありがとうございました。 


平成23年1月12日(水)

 第3学期が始まりました。7日(金)の始業式では、1年間の締めくくりの学期であり、次年度に向けての土台作りの学期でもあることを意識して、学習活動、部活動、その他の諸活動に取り組もうと呼びかけました。始業式の後、空手道部の壮行式と、サッカー部の報告会を行いました。空手道部は、近畿大会の形や組手に、団体及び個人で出場します。夏のインターハイ個人形全国3位のすばらしい成績に続く活躍を期待したいと思います。サッカー部は、全国大会1回戦惜敗についての報告となりましたが、サッカー部の活躍、それにむけての生徒の応援態勢の盛り上がりを喜ぶとともに、香芝市始め地域保護者卒業生の皆様の暖かいご支援に改めて深く感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

 11日(火)からは、平常授業が始まりました。生徒昇降口前で、登校してくる生徒諸君を出迎えていますと、4月当初とは、どことなく異なる、成長した姿が見られます。多種多様な貴重な経験を経ての、心の成長、身体の成長が感じられます。香芝高校での3年間を通して、いろいろな活動に積極的に参加し、得難い体験を積み重ねて、一歩一歩前進してほしいものです。


平成22年12月22日(水)

 第2学期の最終日を迎えました。終業式の前に賞状伝達・壮行会を行いました。全国大会に出場するサッカー部、近畿大会に出場する空手道部、卓球部、陸上競技部、近畿高等学校総合文化祭で入賞したバトントワリング部、日本学書展や香芝市美術展覧会で入賞した書道部、奈良県高等学校総合文化祭で入賞した美術部の賞状伝達並びに壮行会を行いました。壮行会では、各部が、大会での活躍を力強く誓ってくれましたが、持てる力を出し切った、悔いの残らない活躍を期待したいと思います。

 終業式では、香芝高生としての誇りを持つ、冬期休業を大いに活用する、自分の「生き方」を考える等について話をしました。生徒の皆さんには、第2学期の反省のもと、この冬期休業を上手に利用して、第3学期に向けて更にステップアップしてほしいと思います。

 16日(木)午後に、今回のサッカー部全国大会出場について、奈良県教育委員会教育長の表敬訪問をさせていただきました。選手諸君は緊張していましたが、冨岡教育長から暖かい激励のお言葉をいただき、主将も、元気よく、大会での奈良県代表としての活躍を誓うことができました。教育長始め、お世話をいただいた教育委員会事務局の皆様、ありがとうございました。


平成22年12月17日(金)

 寒いながらも、快晴のもと、生徒、保護者、学級担任による三者面談(17日、20日、21日の3日間)が始まりました。昨日の成績会議において、生徒の皆さんの第2学期の学習状況や生活状況についての細かい情報交換を行い、今後の学習指導や生活指導の在り方について検討しました。多くの生徒の皆さんは、順調に学校生活を過ごし、すばらしい成長の姿を見せてくれていますが、学習活動への取り組み方が不十分であったり、生活面の乱れを見せている諸君も少なからずいるのが事実です。この三者面談の機会を利用して、保護者の皆様とより一層緊密な連携を取り、生徒の皆さんが、この香芝高校での生活をより充実したものにし、それぞれの目標を着実に達成できるようにとり組んでいきたいと思います。保護者の皆様には、香芝高校についてのご質問やご意見等も、忌憚なく、各学級担任にぶつけていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。

 14日(火)の答案返却後、避難訓練を行いました。雨模様でもありましたので、本館1Fの職員室から出火したとの想定のもと、体育館に避難しました。避難に時間がかかりすぎる、避難中私語が多い等の問題点がありましたが、様々な状況に応じた避難経路の確認、煙に対する対応の仕方、学校内での避難だけでなく、様々な場所での避難の仕方等についての話を、生徒の皆さんは、しっかりと受け止めてくれたように思います。災害は、いつ、どこで、どのような状況で起こるかもわかりません。常に、災害に対する備え、心構えをしておきたいと思います。


平成22年12月13日(月)

 第2学期期末考査が9日(金)に終了し、今日と明日の2日間は、答案返却が行われています。今回の考査を以て、年間成績の3分の2が確定したことになり、生徒の皆さんも、その結果を大いに気にしているようです。その気持ちはよくわかりますが、時ここに至っては、なぜそうなったのか、この3ケ月余りの自分の歩みを謙虚に振り返り、良かった点、悪かった点を洗い出して、次へのステップに役立てて欲しいと思います。また、学習状況だけでなく、部活動や社会活動等の、学校や家庭での生活全般についても振り返り、暦の上での新年の新たな飛躍の糧としてほしいと思います。

 9日(金)の期末考査終了後、様々な部活動の部員を中心として、通学路清掃を行ってくれました。いつもの通学路清掃は、各クラスの美化委員を中心に行っていますが、今回は、様々なユニフォーム姿の部員が、部活動練習のランニング等で一部使用させていただいている周辺の道路も含めて清掃してくれました。部員の皆さんご苦労様でした。

 10日(金)に、サッカー部が、今回の全国大会出場について、香芝市役所を表敬訪問させていただきました。梅田市長、関市議会議長を始め、多くの皆様に激励のお言葉をいただきました。今回の全国大会初出場について、香芝市には、梅田市長を筆頭として、市役所の皆様、各自治会の皆様、商工会の皆様、ライオンズクラブの皆様、医師会の皆様、薬剤師会の皆様等々、暖かいご支援、ご協力をいただき、本当にありがとうございます。31日(金)の第1回戦に向けて、選手諸君は、懸命に、練習に取り組んでおります。今後とも、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。


平成22年12月8日(水)

 朝晩の冷え込みが厳しいですが、良い天候のもと、第2学期期末考査第4日目を迎えています。朝日を浴びながら登校してくる生徒の皆さんの様子を見ていますと、本やノートを見ながら登校してくる者、友人と語り合いながら登校してくる者等様々ですが、緊張が続く中での第4日目を迎え、少し疲れの出ている生徒もいるようです。今日を入れて後2日、最後まで頑張りとおしてほしいと思います。考査時間中は、鉛筆の音だけが聞こえる、静けさの中にも緊張感の漂う校舎となっています。

 正面玄関前の3本あるケヤキの大木の散髪をしました。本館2階及び3階の3年生の教室の目の前に大きな枝葉を広げ、生徒の皆さんの目を楽しませている見事な大木ですが、教室の窓に触れんばかりに迫っていることもあり、思い切って散髪を行いました。今は、少しさみしいですが、春になれば、今まで以上にすばらしい若葉を見せてくれるものと思います。


平成22年12月3日(金)

 寒くはありませんが、雨模様の中で、第2学期期末考査が始まりました。今朝は、毎日聞こえてくる部活動早朝練習の元気なかけ声もなく、静かな1日のスタートとなりました。ノートや問題集を手にしながら登校する生徒の皆さんが目立ちます。

 第2学期は、最も長い学期であり、1年間の教育活動の中核をなすものとなっています。その間の学習活動の取り組みが、本当に成果のあるものであったかどうかを診断するのが、今回の期末考査ということになります。生徒の皆さんには、しっかりと準備を整え、学習活動の成果が本当に身につくように取り組んでほしいものです。高等学校は、社会にでていくための、社会人としての基本を学ぶところです。目的意識を持った生き生きとした取り組みを期待したいと思います。

 11月26日(金)に、30名余りの参加を得て、育友会の家庭教育研修会が行われました。会員間の親交が大いに深まる有意義な研修会になったと伺っています。お世話をしていただいた役員の皆様、ご苦労様でした。


平成22年11月29日(月)

 11月も後2日、今週末の12月3日(金)からは、第2学期期末考査が始まります。第2学期の総仕上げに向けて、生徒の皆さんは、学習活動に熱心に取り組んでいます。集団での指導だけでなく、積極的な質問によって、個別の細かい補充に取り組んでほしいと思います。

 21日(日)に、磯城野高校で、近畿高等学校空手道大会奈良県予選が行われ、本校は、男子団体形と男子団体組手の両種目とも、見事に優勝し、近畿大会に出場することになりました。6月のインターハイ県予選の男子団体組手で、後一歩のところで優勝を逃し、インターハイに団体では出場できなかった悔しさをバネに練習に取り組んでくれた成果だと思います。男子個人形で、1位、2位、4位、女子個人形で、4位になるなど、個人種目でも、すばらしい成績をあげてくれました。近畿大会でも、インターハイ男子個人形全国3位という輝かしい実績に続くような活躍を、空手道部に期待したいと思います。

 同じ21日(日)に、奈良市中央体育館で行われた、卓球の全国高等学校選抜卓球大会奈良県予選において、本校は、女子団体が、ベスト8に入り、近畿地区予選に出場することになりました。順位リーグで見事な勝利をあげた卓球部の近畿地区予選での更なる活躍を期待したいと思います。


平成22年11月24日(水)

 9日(火)、16日(火)の2週連続で、いずれも6限に、2年生対象に、進路ガイダンスを行いました。初日は、大学・短大の文系・理系、専門学校・就職等の進路を6つのジャンルに分けて、JSコーポレーションの講師の皆様に丁寧にご指導いただきました。2日目は、様々な大学・短大・専門学校の入試担当者にお出でいただき、11会場、計21ブースに分かれて、分科会を行い、それぞれのジャンルについて、細かい説明を受けました。2年生の皆さんが、この2日間の経験を経て、一層鮮明な将来のビジョンを描いてくれたらと思います。ご指導いただいた先生方、ありがとうございました。

 17日(水)の5・6限に、人権講演会を行いました。多文化共生センターきょうと副理事長の朴君愛(ぱく くね)先生にお出でいただき、「共に生きることとはどんなこと?-外国につながりある人たちの今を知る-」という演題でご講演いただきました。日本に住む外国人、世界人権宣言、グローバル時代等、生徒の皆さんに親しく問いかけながらご講演いただき、多くの示唆を与えていただきました。朴先生、ありがとうございました。

 19日(金)の放課後に、こまどりホールで、生徒会リーダー研修会を行いました。10月末の生徒会役員選挙で当選し、11月から新体制に移行した生徒会新役員17名が、旧生徒会長や、生徒会担当教員の指導のもと、これからの1年の取り組みについての研修を行いました。私も、冒頭のあいさつを行いましたが、新役員のキラキラとした意欲的な目が印象的でした。生徒会新役員ガンバレ!


平成22年11月19日(金)

 秋晴れの爽やかな天候になっています。早朝より多くの部活動が実施されており、それに取り組む部員の皆さんの元気のよい声が校内に響き渡っています。

 12日(金)放課後、「ひとり語り」主宰、朗読と音訳のグリーングラス代表のふくいしげこ先生にお出でいただき、図書委員と希望者を対象として、図書館文化講座「元気になる読み語りの会」を実施しました。先生の暖かいご指導のもと、不思議な話をテーマとした様々な絵本の読み語りに取り組みました。日頃から本に親しんでいる生徒の皆さんだけでなく、幼児教育・初等教育への進路実現を考えている生徒の皆さんにとっても、大いに参考になる体験であったと思います。ふくい先生、ありがとうございました。

 13日(土)に、香芝市ふたかみ文化センターで、香芝市青少年健全育成市民集会が行われ、本校放送部が、その司会を務めました。いろいろな発表を含めた多様なプログラムの進行を落ち着いて行ってくれました。放送部の皆さん、ご苦労様でした。

 16日(火)の6限に、キッズ・コーポレーションの石橋知也先生にお出でいただき、1年生とその保護者を対象として、進路講演会を実施しました。ファイナンシャルプランナーでいらっしゃる石橋先生より、「お金」を一つの切り口として、高校生の進路についてご講演いただきました。4年制大学、短期大学、専門学校、就職というそれぞれの進路について、最新の情報もご提供いただきながら、高校1年生としてどのように考えるべきなのかについて、丁寧にご指導いただきました。真剣に聴き入っている1年生の皆さんの様子が、印象的でした。石橋先生、ありがとうございました。


平成22年11月15日(月)

 11月も半ばとなり、教育活動も第2学期のまとめに向かって佳境に入っています。生徒の皆さんは、若干の防寒対策も施しながら元気よく登校してくれています。

 10日(水)午後に、畿央大学の島恒生先生にお越しいただき、規範意識講演会を行いました。道徳性は、道徳のないアノミーの状態から、他律、社会律、自律と進んでいく。規則とルールとは?自由とは?等と生徒の皆さんに親しく問いかけながらご講演いただき、心の中を整理し、物事をどのように考えればよいかの大きな示唆を与えていただいたように思います。島先生、本当にありがとうございました。

 11日(木)放課後、1年生の園芸係が、花壇の植え替えをしてくれました。正面玄関前のグランド沿いの花壇と、生徒昇降口前のプランターに、パンジー、ノースポール、そして、チューリップの球根を、デザインを工夫しながら植え付けてくれました。園芸係とはいえ、慣れていない生徒も多く、時間はかかりましたが、楽しそうに植えてくれました。パンジーはすでに少し咲いていますが、それぞれの花が咲き誇る時が楽しみです。園芸係の皆さん、ご苦労様でした。

 12日(金)放課後には、毎月恒例の通学路清掃も行いました。これらの活動を通して、さらに美しい学校を目指しての取り組みを進めていきたいと思います。


平成22年11月10日(水)

 校内のハナミズキを始めとする紅葉がより鮮やかなものになっています。今日は、秋とはいえ、冷たい風が吹き、寒い1日となりました。

 6日(土)から、第30回近畿高等学校総合文化祭が、地元奈良県で開幕しました。近年の近畿高等学校総合文化祭は、一般的に近畿地方と言われる近畿2府4県だけでなく、三重県、徳島県、福井県、鳥取県の参加も得て、より規模の大きなものとなっています。初日の6日には、奈良県文化会館で、10府県の代表が参加して、開会行事が華やかに行われました。本校も、バトントワリング部、美術部、書道部を始めとする文化部が参加しており、大会運営の担い手にもなってくれています。21日(日)まで行われる文化祭において、他府県の高校生との交流が更に深まればと期待しています。

 7日(日)に、橿原公苑で、第61回奈良県高等学校駅伝競走大会が行われ、本校陸上部の男子が、見事に5位入賞し、近畿大会に出場することになりました。最長区の1区は、苦しいスタートとなりましたが、徐々に順位を上げ、6区で5位に進出し、最終7区もそのままの順位でゴールすることができました。日頃の練習の成果をみせてくれた選手の皆さんの近畿大会での更なる活躍を期待したいと思います。


平成22年11月5日(金)

 雲一つない秋晴れの爽やかな天候になっています。10月31日から11月6日まで、奈良県教育週間になっており、この期間の本校の取り組みとして、保護者の皆様への授業公開を行っています。1限目から6限目までのすべての授業を公開しており、合計30名余りの皆様が、お子様の授業風景をご覧になっていらっしゃいます。ご家庭で、授業を見た様子をもとにして、お子様との間でさらに会話を弾ませていただけたらと期待しております。

 サッカー部がついに全国切符を手にしてくれました。3日(水)、橿原公苑陸上競技場で、第89回全国高等学校サッカー選手権大会奈良大会の決勝が行われ、本校は、強豪奈良市立一条高等学校相手に前半0-0、後半1-0と完封し、全国大会への出場権を獲得しました。準決勝の奈良育英高等学校戦と同様に、一進一退の緊迫した攻防が繰り返されましたが、後半が始まってしばらくした時間帯に、本校が、見事にゴールを決めてくれました。試合終了のホイッスルが鳴るまで手に汗にぎる展開となりましたが、最後まで、落ち着いて守りきってくれました。応援にかけつけてくれた生徒の皆さんや、保護者の皆様と一緒に、歓呼の声をあげることができました。応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。12月30日から始まる全国大会でも応援よろしくお願いいたします。4日(木)には、全校生対象に、全国大会出場の報告会を行い、キャプテン始め選手の皆さんが、全国大会での更なる活躍を力強く誓ってくれました。サッカー部の皆さんの全国大会での躍進を、生徒の皆さん、保護者の皆様とともに、大いに期待したいと思います。サッカー部頑張れ!


平成22年11月1日(月)

 今日は、31回目の創立記念日です。昨年、創立30周年の記念事業を盛大に行いましたが、日本、そして奈良県の人口動態に伴う高等学校再編統合の下で、31年目の歴史を刻めることを喜ぶとともに、新たなる発展に向けて、教職員一同、生徒の皆さん、保護者の皆様とともに、取り組んでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 先日の生徒会役員選挙において、新しい生徒会長、副会長が選出されました。生徒会長は、圧倒的な信任を受けるとともに、副会長男女各1名については、大激戦となりました。各立候補者の熱い思いが生徒の皆さんに伝わった結果だと思います。この11月から、生徒会は新執行部体制に移行します。より元気な香芝高校を目指して、生徒の皆さんとともに、新執行部を暖かく支えていきたいと思います。

 昨日、橿原公苑陸上競技場で、第89回全国高等学校サッカー選手権大会奈良大会準決勝が行われました。本校は、強豪奈良育英高等学校と、前後半0-0、延長0-0と胃の痛くなるような一進一退の白熱した攻防を行った後、PK戦で、本校ゴールキーパーのすばらしい守備や、本校キッカーの落ち着いたゴールにより、2-0で勝利し、決勝進出を果たしました。日頃の練習の成果を、何より強い心で見事にみせてくれた部員の皆さんの健闘を称えるとともに、雨の中、熱心に応援してくれた生徒の皆さんや保護者の皆様に感謝の意を表したいと思います。頂点まで後一つ、サッカー部頑張れ!


平成22年10月27日(水)

 昨日から、秋というよりも冬の天候になっています。生徒昇降口で、登校してくる生徒の皆さんを迎えていますと、先日までの暑さとは様変わりし、寒さに対する備えをする生徒もでてきていますが、朝の挨拶は元気よくかわされています。

 昨日の第2限の1年生の情報の授業を、畿央大学の8名の学生が見学されました。畿央大学とは、情報の授業や、社会人対象講座「まなびースクール」のコンピュータ計算ソフト「EXCEL」講習において、交流を深めていますが、当日は、インターネットによる情報伝達についての授業参観をしていただきました。畿央大学は、本校と隣接しており、さらに交流を深められたらと考えています。

 今日の第6限に、生徒会役員選挙の立会演説会を、体育館に全校生が集合して行いました。生徒会選挙管理委員によって運営され、会長候補1名、副会長候補男子4名、女子3名の立候補演説が行われました。いずれの候補者も、活発に活動している現生徒会執行部の流れを引き継ぎつつ、香芝高校を更に活性化したいという趣旨の演説を行ってくれました。会長は、信任投票、副会長は、男女1名ずつの当選という激戦ですが、生徒の皆さんは、壇上から呼びかけてくれた各候補者の熱意に応えて、しっかりと投票し、今後も生徒会活動にさらに積極的に参画していってほしいと思います。


平成22年10月22日(金)

 昨日で、4日間の第2学期中間考査も終わり、放課後に、部活動をする生徒の皆さんの元気な声が、校舎内外に響いています。考査の緊張から解放されたためか、より楽しそうに、元気そうに、様々な声が聞こえてきます。昨日の考査最終日には、大掃除も行い、今日からの第2学期後半の学習活動に備えました。

 今日は、放課後に、大阪樟蔭女子大学児童学科の3名の学生と大学事務局の方1名にお出でいただき、本校の家庭クラブ員及び保育関係への進学を希望する生徒16名を対象として、絵本の読み聞かせ活動についての実践的な指導をしていただきました。大阪樟蔭女子大学は、従来から、香芝市と共催で、グリム絵本館という幼児対象の絵本読み聞かせ活動を香芝市内で定期的に開催しておられ、本校も、最近、その活動に参加させていただくようになりました。その連携をもとに、今回の講習の実施に至りました。子どもたちの関心をいかに引きつけ、子どもたちにいかに楽しんでもらえるかについて、細かく丁寧に指導していただきました。手遊びの紹介、簡単なおもちゃの作り方、読み聞かせの体験、手遊び及び読み聞かせの発表、グリム絵本館の紹介等が行われました。学生さんの、明るく、楽しいご指導のもと、和気藹々とした雰囲気のもとで、いろいろな体験をすることができました。今後のグリム絵本館活動にさらに多くの生徒の皆さんが参加してくれることを期待したいと思います。大阪樟蔭女子大学の皆さん、本当にありがとうございました。


平成22年10月18日(月)

 朝晩が少し冷え込むようになり、紅葉の季節に入ろうとしています。校庭のハナミズキもようやく色づき始め、緑一色から多彩な暖かみのある色の世界に移りつつあります。本校も、2学期当初の文化祭、体育大会、2年生の修学旅行、1・3年生の校外学習等の様々な学校行事を無事に終え、学習活動中心の期間に入っています。

 15日(金)放課後には、通学路清掃がありました。毎月1回、学校周辺の通学路の清掃を行っていますが、今月は、各学年5組の美化委員を中心に、部活動の部員も参加して実施してくれました。ご苦労様でした。

 今日からは、第2学期中間考査が始まっています。学習効果が上がりにくい大変暑い9月でしたし、各種学校行事に向けてのHR活動、生徒会活動、部活動、グループ活動や、県総合体育大会、各種大会に向けての部活動等で大変忙しい時期でもありましたので、学力の定着をどの程度に図れたかが心配ですが、生徒の皆さんには、精一杯取り組んでほしいと思います。その時その時のテーマについて、着実に実力を身につけて、少しずつ前進してほしいものです。


平成22年10月13日(水)

 8日(金)に、体育大会を行いました。前日7日(木)午後の、予行と会場設営を土台として、大会当日は、秋晴れの爽やかな天候にも恵まれ、特に大きな怪我等もなく、すばらしい体育大会となりました。

 グランドの南側に、200mのトラックを設置し、本部席側には、9レーンの100m直線セパレートコースも設置されました。近隣自治会の皆様や、保護者の皆様合わせて100名を超えるお客様にご参加いただき、予め用意しておいたテントがあふれかえるとともに、パイプ椅子も追加しなければならないほどの盛況となりました。高校生の、若くて、爽やかで、元気あふれる競技の様子を十分に楽しんでいただけたのではないかと思います。

 プログラム4番には、「園児といっしょ」というプログラムも設けており、近隣の真美ヶ丘保育所の園児及び先生方、約30名の皆様にご参加いただき、鈴割りを楽しんでいただきました。園児の皆様のかわいらしい競技の様子に、生徒、保護者、教員ともども、盛んに声援を送り、会場の雰囲気は、一層盛り上がりました。園児の皆様には、本校生の50m競走、100m競走、風船割り競争等にも、黄色い声援を送っていただきありがとうございました。

 競技は、各種リレーや、スーパー綱引きを筆頭に大いに盛り上がり、クラス対抗の得点争いも僅差の戦いとなり、閉会式での成績発表は、放送部員の発声に一喜一憂する緊迫したものとなりました。

 また、育友会役員の皆様には、前日より、お茶の準備をしていただき、当日も終日、お茶の接待をしていただけるなど、本当にお世話になりました。ありがとうございました。


平成22年10月6日(水)

 2年生の修学旅行や、1・3年生の校外学習も無事に終了し、10月が順調にスタートしています。

 4日(月)には、全校集会を行いました。1年生の類型選択、2年生の科目選択、3年生の進路実現という長い人生の大切な岐路にたつ生徒の皆さんに対して、単なる選択をするだけでなく、それに伴う学力を身につけようという話をしました。授業を、受け身でなく、しっかりと準備を整えて、積極的に受講する、様々な学習講座を活用し、発展的な力を身につけるように訴えました。

 同じ全校集会では、本校が、このたび、香芝警察署の「自転車マナー向上推進校」の指定を受けたことについて、生徒会長が、自転車事故をなくすために、道路交通法を守り、マナー向上を誓う宣誓式も行いました。香芝警察署交通課係長様にもおいでいただき、ご講演をいただきました。本校生の約3割が、自転車通学をしています。この宣誓を受けて、より一層、交通安全に取り組んでくれたらと思います。

 今日は、6限目に、2年生の科目選択説明会を行いました。来年の進路実現、そして将来設計に向けて、2年生の皆さんが、しっかりとした選択をしてくれたらと思います。


平成22年10月1日(金)

 今日は、生徒がすべて校外に出ている静かな学校となっています。

 2年生は、屋久島及び種子島方面に修学旅行中で、9月29日(水)早朝に出発し、明日10月2日(土)朝に帰ってきます。屋久杉や種子島宇宙センター等の見学だけでなく、トレッキング、ラフティング、シーカヤック、食品作り等の様々な体験メニューを通じて、それぞれの島の歴史、自然、風土、科学を十分に味わっています。初日、2日目には、多少体調を崩した生徒もいましたが、3日目の今日は、全員、元気にそれぞれの行程を楽しんでいます。

 1・3年生は、今日、校外学習を行っています。学校からバスで、京都、神戸及び大阪の各方面に、クラス単位で移動し、見学、散策、クラスイベント等を行っています。早朝の出発ということで、眠そうな生徒の皆さんもいましたが、校内の通路に並んだ十数台のバスに、出発予定時刻に合わせて整然と乗車し、元気よく、にぎやかに出発していきました。秋晴れの爽やかな天候にも恵まれ、それぞれのクラスの持ち味を十分に発揮した校外学習を楽しんでいます。


平成22年9月27日(月)

 朝晩だけでなく、昼間の気温も下がり、やっと、秋らしい季節になってきました。第2学期が始まって1ヶ月近く、生徒の皆さんは、季節も味方につけて、学習活動、部活動等に熱心に取り組んでいます。登校時も、楽しそうに語らいながら登校し、元気よく挨拶をしてくれています。

 24日(金)の登校時に、校門前で、香芝警察署並びに香芝市交通安全対策協議会の皆様のご協力のもと、本校自転車通学生徒対象に、自転車マナー向上並びに交通安全指導を行いました。自転車通学生徒は約300名で、全校生の3割以上を占めており、その他の生徒の自転車を利用する機会も非常に多くなっています。生徒会執行部の生徒も含めて、交通安全啓発チラシの配布を行いましたが、自転車についての交通安全について見直す良い機会になったと思います。香芝警察署、香芝市交通安全対策協議会の皆様、ご協力ありがとうございました。

 また、24日(金)の下校時に、幾央大学横の交差点で、香芝警察署のご指導のもと、ドライバーの皆様に、交通安全啓発マスコットの配布を行いました。家庭クラブ員を中心に作成したマスコットを、生徒会執行部と家庭クラブ員が配布しました。ドライバーの皆様や、同乗していらっしゃる皆様、特に小さいお子様との和やかな交流も見られるなど、有意義な取り組みとなりました。香芝警察署の皆様、朝夕の2度にわたってのご指導、ありがとうございました。


平成22年9月22日(水)

 さわやかな秋晴れの日となっていますが、昨日から、気温が上昇し、若干暑くなっています。今週は、月曜日と木曜日が祝日で、授業が3日しかありませんが、休みの日には、時間を有効活用して、受験勉強や、部活動に大いにとり組んでほしいものです。

 21日(火)の6限に、2年生の修学旅行説明会が行われました。修学旅行のしおりに基づいて、修学旅行の目的、参加心得、健康管理、行程等についての詳細な説明がありました。特に、集合・解散、各種体験活動、宿舎での行動についての注意が行われました。この修学旅行を支えてくれている周りの人々への感謝の気持ちを忘れず、常に香芝高生としての自覚を持って行動し、貴重な体験を積み重ねてきてくれたらと考えています。

 今日は、6限に、3年生の学年集会が行われました。就職試験真っ最中、推薦入試等も始まっていく中で、これから、クラスに、進路実現における様々な結果がもたらされます。学年として、クラスとして、一人ひとりが、お互いを力強く支え合っていこうという学年集会となりました。


平成22年9月17日(金)

 上空に冷気が入って気温も下がり、秋らしい季節となってきました。今日は、昨日までの雨もあがって、湿度も低く、さわやかな天候となっています。体育実技の授業も暑さの関係で、なかなか、運動場ではできませんでしたが、今週になって、やっと、ソフトボールができるようになりました。投げる、打つ、走る、捕る、その一挙手一投足に挙がる生徒の皆さんの歓声が、本当に楽しそうに聞こえてきます。

 15日(水)に、2年生の修学旅行事前健康診断が行われました。今年は、鹿児島県の屋久島と種子島に渡るということで、船を利用する旅でもあり、より綿密に健康診断を行いました。修学旅行は、9月29日(水)~10月2日(土)の3泊4日の日程で実施され、初日が鹿児島泊、2日目が屋久島泊と種子島泊の班に分かれ、3日目は船中泊で、2日の朝に帰ってきます。南九州や、屋久島の大自然、種子島の宇宙センター等を大いに楽しんできてほしいと思います。

 9月は、23日(木)の開会式を中心として、奈良県高等学校総合体育大会が実施されています。多くの競技では、1・2年生の新チームに切り替わって初めての公式戦であり、今後1年間の動向を占う大会となります。本校では、すでに始まっているバスケットボールで、男女とも見事に勝ち残ってくれていますが、来年度に向けて、どの競技でも、大いに弾みをつけてほしいものです。


平成22年9月13日(月)

 寒冷前線が近づいている影響で、連日の暑さにに比べて、少し過ごしやすくなっています。9月も半ばとなり、学習活動、部活動とも、佳境に入ってきています。

 9日(木)には、3年生対象に、大学入試センター試験説明会が、開催されました。平成23年1月15日(土)、16日(日)の2日間にわたって実施される試験ですが、最近は、国公立大学入学試験の1次試験としての性格だけではなく、私立大学のセンター利用入学試験としての様相が濃くなり、より多くの受験生が受験する試験となっています。4ヶ月間の展望を持った受験学習を進めるとともに、志望大学のセンター試験の利用方法をよく研究し、進路実現に向けて、一歩一歩着実に前進してほしいと思います。

 10日(金)には、3年生の就職希望者対象に、就職試験直前説明会を行いました。夏期休業中より、面接試験等の直前指導を行っていますが、真面目でおとなしい生徒ほど、緊張の余り、高校生らしい元気のよさをだせない生徒がいますので、まず、「明るく、元気に」をモットーに、就職試験に取り組んでくれたらと考えています。今年は、例年になく、厳しい就職状況になっていますが、生徒の皆さんが、香芝高校生としての誇りを持ち、自信を持って、就職試験に取り組み、その難関を突破してくれることを期待しています。


平成22年9月8日(水)

 台風の影響で、猛暑が一段落となりそうです。先週末に文化祭を終え、昨日より、第2学期の授業が、本格的に始まっていますが、より、効果的な授業が展開できそうです。

 4日(土)に、大和高田市のさざんかホールで、文化祭第2日目を行いました。午前中は、出演する団体や部活動のリハーサルを行い、午後にプログラムが展開されました。パントマイムの芸術鑑賞では、パントマイムをベースに、ダンス、アクロバット、マジック等の、さすがプロという舞台芸術に圧倒され、生徒の皆さんは、大いに楽しんでいました。公演後、出演者と交流を深める生徒が、たくさんいました。その後、吹奏楽部、コーラス部、演劇部、バトントワリング部のステージ発表が行われました。どの部も、この日を目指して練習してきた成果を、さざんかホールの広い舞台を目一杯使って、堂々と表現してくれました。鑑賞する生徒の皆さんも、応援の声を飛ばしながら、仲間のステージを暖かく見守っていました。幕間の生徒会執行部の寸劇も、生徒の皆さんとの掛け合いが楽しく、時間のたつのを忘れるほどでした。閉会式の講評でも、話をさせていただきましたが、2日間を通じて、展示、演技、バザーすべてにおいて、生徒の皆さんの力強いパワーを感じることができ、すばらしい文化祭であったと思います。生徒の皆さんが、この文化祭での経験を大いに生かして、次のステップに進んでくれたらと思います。


平成22年9月3日(金)

 第2学期が始まり、1日(水)の始業式には、生徒の皆さんが、元気な姿を揃えてくれました。文化祭、体育大会、県総合体育大会、県総合文化祭、3年生の進路実現、2年生の修学旅行と科目選択、1年生の類型選択等、第2学期の様々な活動について、より一層、向上心と積極性を持って取り組もうと呼びかけました。賞状伝達では、空手道部栗本君のインターハイ個人形全国3位という輝かしい成績を筆頭に、陸上部、ソフトテニス部、吹奏楽部の各県大会での活躍を、称え、喜び合いました。

 今日と明日の2日間は、第31回の文化祭を開催しています。今日は、本校で、クラスの展示、演技、模擬店、部活動の展示、発表、有志グループの演奏、生徒会のカラオケ大会、育友会のバザー等が、実施されています。暑い中ですが、保護者の皆様、近隣住民の皆様にも多数おいでいただき、楽しんでいただいています。夏期休業中から、準備を進めたものが多く、展示内容、演技内容、食品内容等、レベルの高いものとなっています。西和養護学校の皆様にもおいでいただき、作品を出品していただくとともに、親しく、交流を深めさせていただきました。明日は、大和高田市のさざんかホールに舞台を移し、パントマイムの芸術鑑賞と、文化部のステージ発表を行います。生徒の皆さんが、この文化祭の経験を活かして、一層成長してくれることを期待したいと思います。育友会本部役員を始め、育友会バザーにご協力いただいた皆様、暑い中、ありがとうございました。


平成22年8月30日(月)

 夏期休業も残り2日間となり、今週水曜日には、第2学期が始まります。朝晩は、若干、秋らしい空気もただよい始めていますが、日中は、残暑というよりも猛暑が連日続いています。学校は、部活動、学習活動、そして、9月早々の文化祭の準備をする生徒の皆さんで、授業中よりもにぎやかな雰囲気となっています。熱中症等に気をつけて、様々な活動に取り組んでほしいものです。

 28日(土)に、オープンキャンパスを実施しました。中学生の皆様900名余り、保護者及び先生方100名余りということで、暑さ対策もあり、中学生の皆様は体育館で、保護者の皆様及び先生方は大会議室に分かれて、説明等をさせていただき、その後、校内見学、部活動見学をしていただきました。体育館では、生徒会中心の運営により、吹奏楽部、バトントワリング部を始めとする様々な部活動のパフォーマンスや、パワーポイントによる学校紹介を行いました。中学生の皆さんも、生徒主体の運営に、より一層、気軽に楽しんでいただけたようで、途中から保健室で休養された1名の生徒さんを除いて、全員元気に過ごしていただきました。大会議室では、学校紹介と質疑応答を行いました。行事終了後にご提出いただいたアンケートでも、大多数の方に、「よかった」という回答をいただきました。反省すべき点は反省しながら、来年度に向けて取り組んでいきたいと思います。ご来校いただいた中学生の皆様、保護者の皆様、先生方、ありがとうございました。


平成22年8月23日(月)

 夏期休業も残りわずかとなり、2学期モードに入っています。今日から3日間、学年ごとに登校日が設けられています。今日は、第1学年の登校日です。学年集会とHR活動が実施されました。学年集会では、体育大会に向けての話、類型選択の話、休業中の生活についての話、第1学年としての自覚を促す話等が、各教員より展開されました。暑い中での集会でしたが、生徒の皆さんは、集中力を切らすことなく、静かに受け止めていてくれたようです。HR活動においては、第2学期に向けての準備と、目前に迫った文化祭に向けての活動を行いました。生徒の皆さんには、この文化祭や体育大会に向けてのHR活動を通じて、いろいろな体験を積み重ねてほしいものです。この貴重な体験が、今後生きていく上での糧の一つとなると思います。

 21日(土)、22日(日)、29日(日)の3日間、一般社会人の皆様30名を対象として、まなびースクールを実施しています。幾央大学生の協力を得て、本校の教員が、本校IT教室で、EXCELの演習講座を開講しています。応募者多数のため、抽選で受講者を決定させていただきましたが、皆様、熱心に受講していただいています。受講者の皆様には、この講座を実りあるものにしていただくとともに、この機会を通じて、香芝高校に親しんでいただけたらと考えています。


平成22年8月16日(月)

 8月も半ば、相変わらず、暑い日が続いています。夏期休業も残り2週間余り、生徒の皆さんは、事前に思い描いたような夏期休業になっているでしょうか。実りある夏期休業になるように、必要な場合には、軌道修正を図りながら、残りの2週間を過ごしてほしいものです。

 沖縄インターハイにおいて、空手道部が、すばらしい成績をあげました。男子個人形で、栗本君が、準決勝に進出し、世田谷学園の吉田君に、0-5で敗れましたが、堂々の3位入賞を果たしました。事前に腰を痛め、十分に練習できない中で、よくがんばってくれました。全国3位という快挙を、心から祝福したいと思います。この空手道部の活躍に大いに刺激を受けて、生徒の皆さんが、部活動や様々な活動において、自分に自信を持ち、一層活躍してくれることを期待したいと思います。

 8月28日(土)に、オープンキャンパスを開催します。先日、受付を終了しましたが、中学生の皆様900名、保護者の皆様100名余り、中学校の先生方10名余り、計1000名を超える参加申し込みがありました。多くの皆様の参加申し込み、本当にありがとうございます。暑い日になるかと思いますが、香芝高校生の生の姿、香芝高校の生の姿を見ていただき、体感していただけたらと思います。当日は、気をつけてお越しください。


平成22年8月9日(月)

 日本列島は、お盆になり、道路の渋滞情報なども流れていますが、ここ、香芝高校では、通常通り、部活動を中心として、活発に教育活動が展開されています。3年生が引退して、1・2年生だけの体制に移行した部活動もありますし、3年生が活動を続けている部活動もあります。

 6日(金)に奈良県文化会館で行われた奈良県吹奏楽コンクール高等学校A部門に、吹奏楽部が出場し、銀賞となりました。日頃の練習の成果を十分に出してくたものと思います。また、7日(土)に香芝市観正山近隣公園で行われた真美ヶ丘夏まつりに、バトントワリング部が出演し、参加者の皆様に、拍手喝采をしていただきました。毎年、出演させていただいておりますが、近隣の皆様には、大変、喜んでいただき、楽しみにしていただいているようです。吹奏楽部もバトントワリング部も、野球応援と並行しながらの練習、ご苦労様でした。

 今日は、台風の接近に伴う天候の急変が起こり、晴れたり、激しい雨が降ったりの1日となっています。運動場で活動している部活動の部員は、グラウンド状態との兼ね合いもあり、活動しにくい状況となっています。雨に濡れて風邪をひいたり、怪我をしたりすることのないように、十分に注意してほしいものです。


平成22年8月2日(月)

 8月に入り、夏期休業も4分の1が過ぎました。蒸し暑い日が続いていますが、運動場や体育館からは、生徒の皆さんの元気な声が聞こえてきます。時には、練習試合等も実施され、他校の制服、ユニホームが、校内を行き交う姿が見られ、元気に、礼儀正しく、挨拶をしてくれます。この長期休業の絶好の機会を大いに利用して、他校との交流を深めるとともに、お互いの向上に役立ててほしいものです。

 基礎補習は、5日(木)、6日(金)の追考査に向けて、最後の追い込みに入っています。基礎補習対象者の生徒の皆さんは、与えられた課題を十分にこなし、1学期の補充が十分にできつつあるでしょうか。基礎補習の様子を見る限りでは、その真剣さが伝わってくるのですが、本当に自分のものになっているのかを、確実に自己点検してほしいものです。

 進学講座は、前期を終了し、今、自己伸長期間に入っています。自習も含めて、前期の期間中に身につけた学習習慣、学習法を粘り強く継続するとともに、期間中に見つけた、進路実現に向けての様々な課題の克服に、着実にとり組んでほしいものです。

 今、水の事故や、熱中症の事故が、続いています。生徒の皆さんには、交通事故も含めて、学習活動、部活動、社会活動等すべての活動において、何より安全に気をつけて活動してほしいと思います。


平成22年7月28日(水)

 朝から、セミの鳴き声が、盛んに聞こえてきます。地上での短い時間を精一杯生きている姿が、目にとびこんできます。今日は、真夏とはいえ、薄曇りで、少しは過ごしやすい1日となりそうです。

 26日(月)に、本校近くのショッピングセンター「エコールマミ」で、「グリム絵本館」という事業が行われ、家庭クラブ員が参加しました。この事業は、香芝市と大阪樟蔭女子大学子育て支援開発センターが主催する取り組みで、幼児及び保護者に対して、地域の幼児教育等の関係者、大学生、高校生が、絵本や紙芝居の読み聞かせ、昔の手遊びやゲームの体験を行うものです。当日は、エコールマミ南館2階のマミホールに、数十名の幼児及び保護者の参加をえて、午前10時からのにぎやかで楽しい2時間となりました。本校の家庭クラブ員も、紙芝居の読み聞かせを担当させていただき、幼児や保護者の皆様と、非常に楽しい交流が図れたようです。幼児教育等の関係者や大学生の皆様の暖かいご指導のもと、貴重なすばらしい体験をすることができたようで、次回以降の事業にも参加していきたいようです。お世話になった皆様、ありがとうございました。次回以降もよろしくお願いいたします。


平成22年7月26日(月)

 夏期休業2週目に入ろうとしています。夏本番の暑さが続く中、基礎補習講座、「ロビンの森 週間」を筆頭とする進学講座、部活動等が、活発に行われています。部活動に取り組む部員の声が絶え間なく聞こえてくるため、学期中よりも賑やかな学校となっています。

 「ロビンの森 週間」の5限目には、初期の4日間だけ、学校別の入試説明会が実施されています。4年制大学を中心として、短期大学、専門学校計28校の入試担当者に本校にお出でいただき、それぞれの学校への進学を思い描く生徒の皆さんに対して、丁寧な説明をしていただいています。講習、自習の合間に、入試説明も受けることができ、好評を得ています。

 先週は、2つの講習会、講演会がありました。20日(火)には、部活動の部員代表者と教員を対象に、救急法の講習会が行われました。香芝消防署救急隊員の方に、心肺蘇生法と、AED(自動体外式除細動器)の使用手順について、詳細な説明を受け、一人ひとりが、実技演習を行いました。この救急車が到着するまでの救急処置を落ち着いて実施できるようにしたいと思います。23日(金)には、教員対象に、食物アレルギーと、アナフィラキシーショックについての講演会が行われました。郡山保健所と奈良県立医科大学附属病院から3名の先生にお出でいただく、詳細な説明をしていただきました。それぞれ、講習、講演いただいた皆様、ありがとうございました。


平成22年7月21日(水)

 先週末に梅雨明けし、真夏の暑い日が続いています。今日から、夏期休業に入りましたが、多くの生徒の皆さんが登校し、活発な教育活動が行われています。

 校舎内では、1学期の学力補充を行う基礎補習講座と、進路実現を目指して実施される夏期進学講座が、各学年で実施されています。特に、3年生対象の進学講座は、本校の校章である「こまどり」(英語で、robin)に、生徒の皆さんをみたてて、「ロビンの森 週間」という愛称をつけ、自習教室も確保して、朝から夕方まで取り組む講座が展開されています。

 また、運動場や、体育館からは、早朝より、様々な部活動に取り組む生徒の皆さんの元気な声が聞こえてきます。校舎内でも、各講座の迷惑にならないように、静かに部活動に取り組む生徒の皆さんの姿が見られます。

 今年の夏は、空手道部と放送部が全国大会に出場し、ホッケー部とソフトテニス部が近畿大会に出場します。ホッケー部は、先週末に奈良県で行われた近畿大会が終了し、男子は、2回戦まで進出し、女子も1回戦0-1の惜敗とよく健闘してくれました。

 野球部は、今、県大会開催中です。1回戦、2回戦を突破し、明日、3回戦で、桜井高校と対戦することになっています。吹奏楽部、バトントワリング部、生徒会を中心とした応援も盛り上がっており、頂点を目指してがんばってほしいと思います。


平成22年7月16日(金)

 梅雨前線が暴れて、大雨や雷の悪天候が続いています。湿度も高く、蒸し暑い日々となっています。

 一昨日より3日間、三者面談が実施されました。警報も発令される悪天候の中、お出でいただいた、保護者の皆様、ご苦労様でした。生徒の皆さんの1学期の学校での状況、家庭での状況について、生徒の皆さん、保護者の皆様、学級担任との間で、話し合うことができました。学習状況、出席状況等が、思わしくなかった生徒の皆さんは、1学期を謙虚に反省し、その回復に努めてほしいと思います。部活動や生徒会活動等も含めて、各自の目標をおおむね達成し、満足度の高かった生徒の皆さんは、夏期休業や、2学期が、さらにすばらしいものになるように取り組みを継続してほしいと思います。

 高校時代は、いろいろと失敗を繰り返しながら、少しずつ、前進していく時代です。この失敗は、長い人生からみれば、微々たるものです。失敗を恐れず、果敢にチャレンジを繰り返して、様々な体験を積み重ねてほしいと思います。

 三者面談中、育友会役員の皆様には、生徒昇降口前で、文化祭バザー提供品の受付をしていただきました。蒸し暑い中、本当にご苦労様でした。また、提供いただいた育友会員の皆様、ありがとうございました。


平成22年7月14日(水)

 今日は、早朝より、香芝市に、大雨洪水警報が発令され、その対応に追われました。今日から実施する三者面談については、生徒の皆さんに、保護者同伴で安全に留意して登校してもらうことを本校のホームページやメール連絡網で依頼し、実施しました。部活動等の教育活動については、気象警報発令時のマニュアルに従って、中止とし、部活動顧問の指示に従ってもらいました。まだまだ、梅雨が続きそうですので、登下校時における、大雨、河川の増水等にむけての安全指導に、万全を期していきたいと思います。

 10日(土)に、ふたかみ文化センターで、香芝市青少年健全育成推進大会が行われ、放送部が、その総合司会進行の役目を担いました。開会行事、活動報告、講演、記念アトラクション、閉会行事と続く2時間余りの司会進行を、落ち着いて、見事に、務めてくれました。ご苦労様でした。

 12日(月)に、佐藤薬品スタジアムで、野球部が、全国高校野球選手権奈良大会1回戦に出場し、西和清陵高校と対戦しました。小雨模様の悪コンディションの中、終盤まで、追いつ追われつの好ゲームとなりましたが、8回表に、本校が、一挙6点をあげ、8回裏の反撃を2点に抑えて、8対4で、2回戦に進出することができました。一つひとつ、確実に駒を進めてくれたらと思います。吹奏楽部、バトントワリング部をはじめ、応援してくれた生徒の皆さん、保護者の皆さん、雨に濡れながらの応援ありがとうございました。


平成22年7月9日(金)

 しとしとと、静かに雨が降り、涼しい1日となっています。昨日、今日と、期末考査の答案返却が行われています。成績の確認と、理解が不十分な事項についての補充指導、夏期休業中の学習に向けての指導等を実施しています。生徒の皆さんには、学習活動だけでなく、部活動、学級活動、生徒会活動、社会活動等に、この長期休業をいかに活かすかについてよく考え、実りある夏期休業にしてほしいと思います。

 昨日の答案返却終了後、3年生の学年集会が、行われました。3年生は、部活動を引退し、進路実現に向けての大切な時期を迎えています。学年主任から、その大切な時期であるがゆえに、あえて、命の大切さについての話がありました。気持ちが、不安定になりやすい時期でもあるので、じっくりと腰を落ち着けて学習活動に取り組み、全員元気に、2学期を迎えよう、進路実現を果たそう、卒業を迎えようという話でありました。

 また、昨日の放課後には、熱中症対策の講演会が、部活動顧問、部活動生徒対象に行われました。清涼飲料水メーカーの健康管理士一般指導員の方に、DVD映像や、スライド映像を使用して、熱中症をいかに防ぐか、熱中症になったときの必要な措置、水分補給の大切さ等について、丁寧にご説明いただきました。ここで学んだことを活かして、常に健康面に気を配りながら、部活動に取り組んでいきたいと思います。


平成22年7月7日(水)

 午前中から小雨模様でしたが、正午頃より、雨の勢いが強くなり、大和高田市に大雨洪水警報が発令されました。期末考査が、昨日終了し、今日は、教科質問日ということで、個別に学習指導を受ける生徒や、部活動に参加する生徒が多数登校していましたが、気をつけて下校することになりました。各担当教諭、各担当顧問より、大雨に伴う視界不良による交通事故や、川の増水による危険等について、十分に指導をした上で下校させました。

 昨日は、期末考査終了後、通学路清掃を行いました。各学年3組の美化委員を中心とし、野球部やバスケットボール部等の部員も参加して、学校周辺の通学路のゴミを集めてきました。半時間程度の活動でしたが、ハサミやゴミ袋を持っての作業を終えて学校へ戻ってくるときの表情には、どことなく、達成感、充実感があふれていました。


平成22年7月5日(月)

 第1学期期末考査4日目、生徒の皆さんの集中力を発揮する時間が続いています。今日を入れて、後2日、持てる力をだしきるように、取り組んでほしいと思います。

 今日は、朝から1日かけて、育友会の進路研修会(大学見学会)が開催され、30名近くの育友会会員の皆様にご参加いただきました。バスで、甲南大学と武庫川女子大学を見学し、それぞれ、説明会をしていただきました。甲南大学では、大学紹介のDVDを視聴した後、学生生活や、入試制度等について、詳細にご説明いただきました。教室や図書館等を見学した後、学生食堂で、学生諸君と一緒に、昼食もさせていただきました。若者むけのメニューが多いですが、下宿生の食生活のバランスも意識した、多彩なメニューが印象的でした。武庫川女子大学では、入試制度、学生生活、留学、就職状況等について、詳細にご説明いただきました。その後、図書館や、教室等を見学させていただきました。充実した視聴覚機器、ICT環境に目を奪われました。2つの大学見学を終えて、「もう一度、学生に戻りたいなあー」という言葉が、参加された会員の皆様の口からもれました。参加された会員の皆様、暑い中、本当に、ご苦労様でした。今日、見聞きされたことをもとにして、お子様と、進路について、お話いただけたらと思います。


平成22年7月2日(金)

 7月に入り、蒸し暑い日々が続く中、5日間にわたる第1学期期末考査も3日目を迎えています。生徒の皆さんの多くは、毎日2科目、計10科目のテストに取り組んでいます。

 各時限のテストが始まりますと、校内は、水を打ったように、静寂に包まれ、校内の木々に立ち寄る小鳥たちのさえずりや、運動場の南側を走る4車線道路「中和幹線」を通行する車の音だけが、やけに大きく聞こえてきます。教室前の廊下を通りますと、生徒の皆さんの、解答用紙に鉛筆を走らせる音、必死に記憶をたどったり、考え込んだりする中で、無意識に身体を動かす音やため息の音が聞こえてきます。時には、教室を順番に回って、考査問題について説明している教員の声や、その教員に静かに質問している生徒の皆さんの声も聞こえてきます。学校全体が、「集中している」雰囲気が伝わってきます。生徒の皆さんには、自分の持っているもののすべてを、答案用紙に精一杯表現してほしいものです。

 各時限終了のチャイムがなりますと、校舎のあちこちから、ため息と歓声が聞こえ、校内は、一斉ににぎやかになります。静寂と喧噪、ONとOFFがくり返される定期考査において、生徒の皆さんは、実力を磨き、どのような場面でも、自分の実力を発揮できるようになってほしいと思います。


平成22年6月30日(水)

 平成22年も折り返し点を迎えました。生徒の皆さんにとって、この平成22年の上半期は、新年を迎えた時に思い描いた6ヶ月、いろいろな希望や夢に向かって前進する6ヶ月になっているでしょうか。

 今日から、第1学期期末考査が始まりました。1年生では、英語Ⅰと数学A、2年生では、生物・物理と現代文、3年生では、英語リーディングと国語・数学の考査が実施されました。一昨日・昨日と、考査が近づくにつれ、職員室前での、質問者の数が増えてきています。時間を気にせず、納得いくまで質問をする生徒もいれば、ポイントをしぼって、質問をする生徒もいます。どのような形であれ、納得いくまで質問をして、自分のものにしてほしいものです。「質問」は、「勉強」しなければできません。職員室前や教室での質問者が、もっと増えてほしいと思います。また、考査終了後、教室に残って勉強している生徒が多数います。お互いに、刺激を受けながら、教えあいながら、テスト勉強に取り組んでいます。テーマごとに、最後に、一人で静かに振り返る時間を確保してくれるなら、勉強は、個人でするもよし、友人と一緒にするもよしです。自分にとって、最も効果的な方法で勉強してもらったら結構かと思います。

 質問をしていた生徒や、教室で勉強していた生徒がすべて下校し、学校は本当に静かな夕刻になりました。様々な部活動をしている生徒の皆さんの熱気が、喧噪が伝わってくる普段の夕刻の学校がウソのようです。この時間帯に、生徒の皆さんが、それぞれの場所で、しっかりと実力をつけていってくれることを大いに期待したいと思います。


平成22年6月28日(月)

 太平洋高気圧が張り出して、梅雨前線を一時的に日本海側に押しやり、雲は多いですが、夏の太陽がジリジリと照りつける蒸し暑い1日となっています。

 毎朝、登校指導で、通学路に教員が立つとともに、朝のSHR担当以外のすべての教員が、生徒昇降口前で、登校生徒を出迎えています。登校してくる生徒の皆さんは、今日のような日は、暑い朝の太陽の日差しを浴びながらも、元気よく、「おはようございます。」と挨拶してくれています。この暑さに負けない、元気良さ、さわやかさを、学習活動や部活動に大いに活かして欲しいと思います。

 30日(水)からは、5日間の日程で、第1学期期末考査が実施されます。1年生は高校で学習する内容の1/9、2年生は、4/9、3年生は、7/9を学習したことになります。それぞれ学習した内容が十分に消化されているでしょうか。自分のものになっているでしょうか。生徒の皆さんには、この考査を、それをチェックする大切な機会として考え、自分の持てる実力が十分に発揮されるように取り組んでほしいと思います。


平成22年6月25日(金)

 小雨模様となり、涼しい1日となりました。中庭のあじさいが、今を盛りに、様々な色彩の、大輪の花を咲かせています。

 3週間にわたって実施している授業見学が、最終日を迎えました。52名の教員の授業を見たことになります。何よりも、「生徒の皆さんが自ら動く」授業を追求していますが、生徒の皆さんが生き生きと躍動している授業もあれば、少し停滞している授業があるのも事実です。曜日、時間帯、天候、体調等によって左右されることは否めませんが、生徒の皆さんが、明確な目的意識を持って取り組む、モチベーションを維持し続けるような授業方法の工夫をしていきたいと思います。

 昨日は、21日(月)の三郷中学校の保護者の皆様に続いて、御所中学校の保護者の皆様に学校見学にお出でいただきました。1日で、4つの高校を見学されるということで、大変お疲れになったとは思いますが、本校教育の概要説明、質疑応答の後、校舎見学をしていただきました。中学3年生の皆様の進路選択に向けての熱い思いが伝わってくる学校見学となりました。ありがとうございました。


平成22年6月23日(水)

 第1学期期末考査1週間前となり、期末考査の時間割が発表されました。授業見学3週目に入っていますが、授業風景も、最後の追い込みの時期となり、緊張感が伝わってきます。生徒の皆さんには、本当に自分のものとなる、真の実力を身につけてほしいと思います。

 昨日の6限に、3年生と保護者の皆さんを対象とした、進路説明会を開催し、85名の保護者の皆様にもご出席いただきました。4年制大学、短期大学、専門学校等への進学と、民間企業、公務員等への就職について、今後のスケジュール、進路実現に向けての取り組み方について説明し、細部については、学級別の懇談会も実施しました。進路実現の主役は、あくまでも、3年生の皆さんではありますが、それに向けて、教員と保護者の皆様との連携を一層密にしていきたいと思います。

 今日の6限には、1年生を対象として、薬物乱用防止教室を実施し、香芝警察署生活安全課長様と中南和少年サポートセンター担当者様にご講演いただきました。薬物を取り巻く様々な状況や、少年犯罪の現状について、生々しい資料もご提示いただきながら、生徒の皆さんの心に訴えるご講演をしていただきました。ありがとうございました。


平成22年6月21日(月)

 今日は、夏至の日です。奈良では、日の出が午前4時44分ころ、日の入りが午後7時13分ころで、昼の長さは、14時間29分くらいといわれています。暑い1日になりそうです。授業は、6月も下旬となり、第1学期後半の総仕上げを迎えています。生徒の皆さんには、確実に実力をつけてほしいと思います。

 今日10時前より、三郷中学校PTAの約30名の皆様が本校を訪問されました。本校教育の概要について説明させていただいた後、校舎を見学していただき、いくつかの授業も見ていただきました。中学生の保護者の皆様にとりましては、高校生の生の姿を見ていただくのが、進路を考えていただく上でのもっとも貴重な資料になると思いますので、ご遠慮なく、学校訪問をしていただけたらと思います。また、8月28日(土)には、オープンキャンパスの開催を予定していますので、多くの中学生や保護者の皆様のご来場をお待ちしています。

 放送部が、13日(日)に、王寺工業高校でのNHK杯高校放送コンテスト県大会に出場し、朗読部門で優良賞、ラジオ番組ドキュメント部門で、タイトル「サウンド・ミステリー」で優良賞、テレビ番組ドキュメント部門で、タイトル「Change “スリッパ”story」で優秀賞をそれぞれ獲得し、7月に東京で行われる全国大会に出場することになりました。おめでとうございます。テレビ番組部門の制作等を見る機会に恵まれましたが、部員が、それぞれの担当分野に全力投球している姿が印象に残りました。


平成22年6月18日(金)

 雨がしとしとと降り出しました。中庭のあじさいが、雨露に濡れながら、青や紫の色彩をより鮮やかにし、その存在感を増しています。授業も6月半ばを超え、1学期後半に取り組むべきテーマの佳境を迎えています。

 剣道部が、12日(土)、13日(日)に桜井市芝運動公園総合体育館で行われた、インターハイ県予選に出場しました。今年、同好会から部に昇格した剣道部が初めて出場する大会です。12日(土)は、個人戦、13日(日)は、団体戦が行われました。個人戦、団体戦とも、部に昇格しての初めての大会ということもあり、上位進出には至りませんでした。女子団体は、高田高校に0対5、男子団体は、天理高校に1対4と、それぞれ敗れましたが、女子では、1本取った選手がおり、男子では、1勝した選手がいるなど、今後につながるすばらしい戦いぶりであったと思います。

 空手道部が、13日(日)に磯城野高校で行われた、インターハイ県予選に出場しました。男子個人形で1・2・4位、男子個人組手で1位、女子個人形で3位となり、1・2位となった選手は、見事に、沖縄インターハイへの出場権を獲得しました。トーナメントを勝ち上がっていく中で、連戦となり、厳しい戦いとなりましたが、日頃の練習の成果を、すばらしい形でみせてくれました。おめでとうございます。個人戦の後、団体組手が行われました。女子は、決勝に残念ながら残れませんでしたが、男子は、決勝まで勝ち残り、磯城野高校と、2対2で大将戦となりました。試合途中で、本校選手が、左手を骨折して、棄権敗退となり、本当に惜しい、後一歩のところで、団体のインターハイ出場を果たせませんでした。私自身も気持ちの切り替えがなかなかできませんでしたが、救急車で病院に運ばれた選手の気持ちも考え、応援に声を嗄らしていた部員の皆さんが、後片付けをしっかりと行い、気持ちを切り替えて、次に向けて動き出している姿に、心強いものを感じました。バトントワリング部が、13日(日)に天理大学で行われた、県バトントワリング大会に出場しました。ポンポンの部で、「SEXY SEXY」、バトンの部で、「メリーポピンズより Supercalifragilisticexpialidocious」という演技を披露してくれました。バスケットボールコートが3面とれる広い大学体育館のフロアをフルに使って、メリハリのきいた元気一杯の演技をしてくれました。外部からいろいろな出演依頼を受けることがうなずける、すばらしい演技だったと思います。


平成22年6月16日(水)

 授業見学2週目に入っています。今日で、28名の教員の授業を見ました。生徒の皆さんの中には、暑い日等に集中力に欠ける部分も見られますが、私に親しく話しかけてくれる生徒も多く、和やかな雰囲気の中で、授業を見学させてもらっています。

 卓球部が、5日(土)に奈良市中央体育館でシングルス、12日(土)に香芝市総合体育館でダブルスと団体のインターハイ県予選に出場しました。シングルス、ダブルスとも、4回戦以上には勝ち進むことができず、男子団体では、1回戦で高田商業高校に0対3で敗退しました。各試合とも、もう少しで取れたのにというセットも多く、残念な結果となりました。

 ホッケー部は、5日(土)、6日(日)、12日(土)の3日間、天理高校でのインターハイ県予選のリーグ戦に出場しました。最終日には、男女とも、天理高校と対戦し、相手の攻撃をよくおさえましたが、男子は、0対3、女子は、0対5で敗れました。男子は、3位、女子は2位となり、近畿大会に出場することになりました。

 昨日は、10時から、本校会議室で、第1回育友会本部役員会が開催され、本年度の各事業、育友会広報誌「こまどり」の編集、校外の各種研究会等について、綿密な打ち合わせが行われました。本部役員の皆様、お忙しい中、本当に、ありがとうございました。


平成22年6月14日(月)

 梅雨入りしましたが、昨日、今日と、気温が下がり、過ごしやすい日となっています。

 体育系部活動のインターハイ予選や、文化系部活動の全国大会予選が、土曜日、日曜日を中心として、盛んに行われています。本校生の活躍の様子を、何回かに分けて紹介したいと思います。

 陸上競技部は、4日(金)~6日(日)の鴻ノ池陸上競技場での県予選に出場し、女子走り高跳びで、2位・3位に入り、17日(木)~20日(日)に神戸で行われる近畿地区予選に出場することになりました。是非ともインターハイへの出場権を獲得してほしいと思います。本校生は、トラック競技やフィールド競技の様々な種目に出場しました。決勝に残れた種目や予選で敗退した種目等、様々でしたが、精一杯がんばってくれていました。特に、4×400mリレーが、男女とも、もう少しのところで決勝に残れず残念でした。

 女子バレーボール部は、5日(土)の橿原体育館での県予選に出場し、1回戦、奈良育英高校に、セットカウント2対0で勝ちました。それぞれの選手が、持てる能力を十分に発揮していたように思います。2回戦では、シード校の天理高校と対戦し、セットカウント0対2で敗退しました。かなりの接戦まで持ち込んだのですが、勝利にまでは届きませんでした。

 サッカー部は、6日(日)に県フットボールセンターで、近畿大会への出場権をかけて、平城高校と対戦しましたが、1対3で敗れました。頂点にあと一歩のところで届きませんでしたが、気持ちを切り替えて、再挑戦してほしいと思います。


平成22年6月11日(金)

 昨日の放課後、花壇の植え替えを行いました。毎年、春と秋に実施しているもので、1年生の園芸部員(各クラス4名)が担当しています。20個のプランターに、マリーゴールド、ポーチュラカ、日々草を植えました。暑い日になりましたが、園芸委員の皆さんは、慣れない手つきながら、しっかりと、やさしく植えてくれました。正面玄関前と生徒昇降口前に並べています。マリーゴールドは、すでに黄色い花を咲かせていますし、ポーチュラカや日々草もいずれ、可憐な花を咲かせてくれると思います。2年生が、昨年植えてくれた、ベゴニアも、ひと冬を乗り越えて、元気一杯、咲き誇ってくれています。昨日は、朝から、担当の教員ばかりでなく、何名かの有志の教員も、植え替えに備えて、土、肥料等の準備をしてくれました。生徒の皆さんと教員との協同作業による花壇が、正面玄関前や生徒昇降口前を、一層、華麗に彩ってくれる日を楽しみにしたいと思います。

 今、授業見学を行っています。今日までで、17名の教員の授業を見させてもらいました。後ろで見ていますと、生徒の皆さんの、授業に対する反応が、非常におもしろいです。授業の後、当該授業の教員と、反省会を、個々に実施していますが、生徒の皆さんと一体となった、より良い授業の創設に向けて取り組んでいきたいと思います。


平成22年6月9日(水)

 中庭のあじさいが、咲き出しました。青~赤紫~白等の微妙な色の大輪の花を咲かせています。

 昨日放課後、放送部のインタビューを受けました。「学校では、なぜ、スリッパに履き替えるか?」というテーマについて、ビデオカメラに向かって見解を述べるものでした。番組を作成中だそうで、準備を整え、熱心に取材をしてくれました。すばらしい番組になることを期待しています。

 今日の5・6限に、体育館で、1年生対象の生活講演会が行われました。奈良県助産師会から、お二人の助産師の方においでいただき、「生と性、自分の生と性を大切にする ~助産師からのメッセージ~ 」という演題でご講演いただきました。体育館の後ろでも十分に見える大きな図版、スライド、ビデオを用いて、思春期の心と体、妊娠・出産、性、避妊法、中絶、STD等について、詳しく丁寧にお話いただきました。保健や家庭等の教科で学習している内容もありますが、何より助産師という、「生命の誕生」の現場に立ち会っておられる方からの迫力あるメッセージに、生徒の皆さんは圧倒され、真剣に受け入れてくれていたように思います。展示していただいた、成長していく胎児の模型に、多くの生徒が触れ、いのちの尊さ、大切さを実感していたように思います。保護者の皆様にもご出席いただきました。お子様と、今後、いろいろな場面で、お子様の誕生時の話も含めて、会話を深められるのではないかと思います。


平成22年6月7日(月)

 今日は、どんよりとした雲天のもと、涼しく、すごしやすい日となっています。お昼前には、パラパラと小雨も降ってきました。生徒の皆さんは、部活動の公式試合等の疲れからか、頭も身体も、少しゆっくりと動いているようです。

 3週間の予定で、授業見学が、今日からスタートしました。授業見学を通して、いろいろな角度から、各教員の授業を分析し、香芝高校の生徒の皆さんが、もっとも力を伸ばせる授業を追究していくものです。今日は、いずれも、2年生の授業で、英語Ⅱの授業と、古典の授業を見学しました。英語も古典も、中学生以来、学習方法、予習方法を学んできているはずですが、明らかに準備不足の生徒が、何人かいました。教科書の内容を1回勝負で理解習得するのは、至難の技です。少なくとも、予習→授業→復習、そして、予習という学習サイクルを確立し、同じ内容を繰り返し学習して、しっかりと身につけてほしいと思います。その過程を通して、1対40の授業ではなく、個々の疑問点を一つ一つ解決していく1対1の授業が実現していきます。我々教員も、生徒の皆さんに、様々な刺激を与える授業方法の工夫を図っていきたいと思います。


平成22年6月4日(金)

 昨日の雷を伴った荒れ模様の天候も収まり、今日は、晴れわたっています。この恵まれた天候のもと、香芝高校は、7時過ぎから動き出しています。各部活動における早朝練習やグランド整備、教室での自習などです。早朝練習や自習などでは、各自が、それぞれの課題を持ち、その克服に熱心に取り組んでいる様子が伝わってきます。学習活動であれ、部活動であれ、教員や顧問、先輩からの指示通りに取り組む、あるいは、動くだけではなくて、指示を自分なりに消化し、自分なりの課題を見つけ、それをどのように克服していくかが問われています。どれだけの「やる気」を持つか、その「やる気」をどれだけ持続できるか、どれだけ「工夫」できるかです。部員の皆さんや、登校してくる生徒の皆さんは、「おはようございます」と元気よく挨拶してくれます。その元気良さ、礼儀正しさを活かして、自分の持てる力を精一杯伸ばしてほしいと思います。

 今週末も、いろいろな部活動で、インターハイ県予選が行われます。陸上競技部は、今日から3日間の大会に参加しています。各部活動での香芝高校生の活躍を期待したいと思います。


平成22年6月2日(水)

 6月に入りました。さわやかな天候のもと、木々の緑も、若々しい緑から、ぐいぐい成長する、たくましい緑になってきているようです。生徒の皆さんも、夏服に衣替えとなり、カッターシャツやブラウスで、より躍動感のある元気な姿で登校してきてくれています。

 昨日は、6限目に、6月の全校集会を行いました。4月に実施した新体力テストの状況や、今、様々な部活動で実施されているインターハイ県予選を題材にして、身体を鍛えること、心を鍛えることについての話をしました。また、校歌や制服の着こなしについても触れて、母校に誇りを持つことについての話をしました。養護教諭からは、様々な検診やその検診結果を受けての治療についての話と、食育を含む日常からの健康管理についての話がありました。5月28日(金)に実施した球技大会の表彰式も行いました。生徒の皆さんは、体育館に集合して整列するまでは、ワイワイと賑やかですが、集会が始まると、気持ちを切り替えて、静かに話を聞いていました。今朝、保健室の養護教諭のもとに、「朝食をきちんと食べてきたよ」と報告にきた生徒がいるそうです。生徒の皆さんが、一人ひとり、しっかりと話を受け止めてくれていることを非常にうれしく思います。また、表彰式で賞状を渡すときの、各クラス代表の、達成感があふれ、うれしそうで、しかも、少しはずかしそうな表情が、印象に残りました。


平成22年5月31日(月)

 中間考査や球技大会も終わり、教育活動も第1学期の折り返しを迎えました。さわやかな天候のもと、正面玄関前のサツキが、満開となり、ピンクのじゅうたんを敷き詰めたようになっています。生徒の皆さんは、今日から、中間考査の答案が返却され、その結果に一喜一憂しています。思い通りの結果になっているでしょうか。

 この土曜日、日曜日にも、インターハイの県予選が行われました。サッカー部は、22日(土)の3回戦を勝ち上がった後、29日(土)の準々決勝では、奈良北高校に7対1で圧勝し、30日(日)の準決勝に駒を進めました。橿原運動公園多目的グランドで一条高校と対戦し、一進一退の攻防のもと、1対1で延長となり、延長でも互いに得点できず、PK戦に持ち込まれました。このPK戦で、惜しくも3対5で一歩及ばず、決勝進出はなりませんでした。気持ちを切り替えて、近畿大会出場に向けてがんばってほしいと思います。

 ソフトテニス部は、明日香庭球場で、29日(土)が、団体戦、30日(日)が、個人戦に出場しました。団体戦は、女子が、1回戦、奈良大附属高校に3対0で危なげなく勝って、2回戦に進出しましたが、高田商業高校の壁は厚く、0対3で敗れました。男子は、2回戦、奈良育英高校に3対0で勝った後、3回戦で、関西中央高校と対戦しました。1番手が、接戦の末、勝利をもぎ取りましたが、2番手、3番手では、もう少しのところで、それぞれセットを取ることができず、1対2で敗れました。個人戦では、男女とも、3ペアが、6月5日(土)の上位トーナメントまで、勝ち残っています。

 6月上旬には、様々な部活動で、インターハイ県予選が行われます。他の部も、バスケットボール部、サッカー部、ソフトテニス部の活躍に大いに刺激を受けて、日頃の練習の成果を思う存分発揮してほしいと思います。


平成22年5月28日(金)

 朝は、曇っていた天候も、太陽が顔を出し、暑くもなく、絶好の球技大会日和になりました。4日間の中間考査を昨日に終え、生徒の皆さんは、各種目を大いに楽しんでいます。運動場やサブグランドでは、ソフトボールとドッジボール、テニスコートでは、ソフトテニス、体育館では、バレーボール、武道場では、卓球が行われています。技術面における個々のレベルの差はかなりありますが、クラスの勝利に向けて、クラスの団結に向けて、お互いにカバーしあいながら、何より、楽しそうに、各種目に取り組んでいます。応援の大きな声も、そこかしこから聞こえてきます。学校全体が、天候にも恵まれ、元気のよい、和気藹々とした雰囲気に包まれています。生徒の皆さんには、開会式での注意事項でもありましたが、絶対にケガをしないように気をつけてほしいものです。また、昨日、中間考査終了後に、各種目の会場準備を丁寧にしてくれ、今日は、各種目の順調な運営に取り組んでくれている、生徒会執行部並びに各部活動の部員に対する「感謝」の気持ちを持ってほしいと思います。今日を起点に、「さらに一層『元気な』香芝高校」になっていきたいと思います。

 中間考査中は、3年生の卒業アルバム用のクラス写真の撮影が行われました。校内の様々な場所で、緊張した、あるいは、リラックスした状態での撮影となりましたが、10年後、20年後に、その写真を見て、3年生の皆さんが、香芝高校での3年間をどのように思い出すのか、楽しみにしたいと思います。


平成22年5月24日(月)

 兵庫県、大阪府、京都府等に、大雨に関わる警報が出され、非常に心配しましたが、幸いにも、奈良県北部は、警報発令には至らず、教育活動を行うことができました。ただ、強い雨が降っているため、生徒の皆さんには、普段から指導しているとおり、十分に注意して登下校してほしいものです。

 本日から、第1学期中間考査が始まりました。1年生は、現代社会と数学Ⅰ、2年生は、英語Ⅱと数学Ⅱ、3年生は、英語W(ライティング)と現代文、選択で、古典や数学の考査が行われました。B4版両面刷り2枚程度に、空欄補充、要約、読解、並べ替え、英訳、和訳、計算、証明、…等、科目の特性に応じて作問され、この1ヶ月余りの学習内容について、どの程度、理解し、実力として身につけているかを問う内容になっています。基礎基本をどれだけ徹底して身につけられるか、発問の内容と意図をどれだけ理解できるか、解答内容に自分をどれだけ表現できるかが、問われています。単なる1枚のペーパーである解答用紙ですが、生徒の皆さんには、その中に、自分の持っているものを、すべて、上手に表現できる高校生になってほしいものです。我々教員にとっても、この中間考査は、この1ヶ月余りの指導が、生徒の皆さんの実力を本当に伸ばす指導になっていたかどうかが問われる考査です。その結果を謙虚に受け止めながら、次の指導に生かしていきたいと思います。

 中間考査は、木曜日まで実施されます。生徒の皆さんの一層の取り組みを期待しています。


平成22年5月21日(金)

 さわやかな五月晴れの日となりました。残念ながら、鳥の名前はわかりませんが、小鳥のさえずりが聞こえてきます。生徒の皆さんは、来週月曜日から始まる中間考査に向けての学習に追われています。職員室前には、質問の人垣もできています。1対40の学習活動ではなく、1対1の学習活動にするためにも、はずかしがらずに、遠慮せずに、教員に、もっと質問をぶつけてほしいものです。

 昨日は、育友会・文化体育後援会総会が開催され、平成21年度の事業報告並びに決算報告、平成22年度の役員選出、事業計画並びに予算が、審議され承認されました。保護者の皆様の本校に対する熱い思いが伝わってくるすばらしい総会でした。参加していただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

 また、この総会の前には、保護者対象の進路講演会が行われました。予備校や大学での受験指導・進路指導に豊富な経験をお持ちの講師先生の、迫力があり、分かりやすく、ユーモアあふれる語り口に、時間の経過も忘れて引き込まれました。保護者の心構えとして、①進路の現状について本人と共通の認識を持ち、②本人を取り巻く環境に気を配り、③夢を持たせるコミュニケーションを実践するという3つのポイントが特に印象に残りました。教員としても、示唆を与えられる部分が多々あり、今後の教育活動に生かしていきたいと思います。


平成22年5月19日(水)

 小雨が、中庭の煉瓦敷きを濡らせています。バラやツツジの足下では、マーガレットが、白、ピンク等の可憐な花を咲かせ、煉瓦と鮮やかな対比を見せています。生徒の皆さんは、さわやかな季節を楽しみながら、学習活動に取り組んでいます。

 昨日は、7限目に、特設ホームルームがあり、28日(金)実施予定の球技大会のメンバー決定を行いました。1年生は、ソフトテニス・卓球・ドッジボール、2・3年生は、男子が、ソフトボール・ドッジボール、女子が、バレーボール・ドッジボールを実施します。リーグ戦方式のソフトテニス・卓球以外の種目は、トーナメント方式で実施されます。クラス対抗の1大イベントであり、ワイワイ、ガヤガヤ、にぎやかにメンバーを決めていました。生徒会執行部の運営、関係のある部活動部員の審判のもとに実施されますが、生徒主体のすばらしい大会になることを期待したいと思います。


平成22年5月17日(月)

 今、本校では、各種の健康診断が実施されています。内科検診、歯科検診、眼科検診等が、学年別に日を設定して行われ、今日は、眼科検診の3日目です。生徒も職員も、いろいろな検診を通して、指摘を受けた事項について、すぐに治療に取り組んでほしいと思います。

 今日は、第1学期中間考査1週間前となり、中間考査の時間割が発表されます。1年生にとっては、高校生になって初めての定期考査であり、2・3年生にとっても、新しい科目、新しいクラス、新しい教員での初めての定期考査です。1ヶ月余りの学習内容をしっかりと振り返り、スタートの土台を築いてほしいと思います。

 16日(日)に、サッカー部のインターハイ予選2回戦が、奈良学園グランドであり、天理教校学園に2-0で勝ちました。2回戦とはいえ、どちらも初戦であり、お互いに、動きが固く、前半は、0-0で折り返しました。後半、コーナーキックを生かして得点し、その後、さらに、得点を加えました。ベンチ入りしていない部員の声を嗄らしての応援のもと、着実に、3回戦に駒を進めることができました。このまま、6月6日の決勝まで勝ち上がってほしいものです。


平成22年5月14日(金)

 12日(水)6限に、体育館で、生徒総会が行われました。生徒会長、副会長、書記、各委員会委員長計18名で構成された生徒会総務委員が、ステージに上がり、生徒総会を運営しました。前年度活動報告、本年度活動計画案審議、前年度の決算報告と監査報告、本年度予算案審議が行われました。また、各委員会委員長が、個々に、本年度の活動方針を発表しました。各委員会での審議を経ての発表であり、香芝高校生徒会として、今年、何をするのかという決意表明をしました。質疑応答において、活動計画案や、予算案について、要望や意見が出され、主に生徒会長が答えました。この審議内容を土台として、来年度以降の活動計画や予算がより良いものになればと期待しています。

 13日(木)放課後、中庭で楽しそうな声がきこえました。何事かと中庭を見ますと、十数名の生徒の皆さんが、笑いながら、水の入ったペットボトルと、自転車用空気ポンプを使って、実験をしていました。中庭に出て聞いてみますと、「水ロケット」あるいは「ペットボトルロケット」というもので、科学部の諸君が、その発射実験をしているところでした。2Lのペットボトルに、1/3ほど水をいれ、空気入れで圧力をかけますと、校舎の4階ぐらいまでは十分に飛んでいきます。ただ、失敗しますと、付近が水浸しになります。カッターシャツがずぶ濡れになる生徒が多数でました。校舎の窓からのぞき込んだり、実験にゲスト参加する生徒もおり、ツツジやバラの花に囲まれながらの楽しいひとときとなりました。


平成22年5月12日(水)

 2日(日)に、大和高田市のさざんかホールで、吹奏楽部の定期演奏会が行われました。本校創立と同時に創部された吹奏楽部の定期演奏会も、今年は、第20回の記念すべき演奏会となりました。老若男女多数の方にご来場いただき、大ホールの1階席が、ほぼ、満席となりました。現役の部員だけでなく、多くのOB、OGの方にご協力いただいた、3部構成のステージが披露され、今年度のコンクール課題曲「オーディナリー・マーチ」、第1回定期演奏会演奏曲「CENTURIA」等の演奏はもちろん、第2部でのタイムスリップを織り込んだ演奏等、ご来場の皆様と一体となったすばらしい演奏会となりました。小さいお客様が、演奏に合わせて小躍りしていらっしゃったり、年輩のお客様が、ステージに合わせて、手拍子をしていらっしゃる姿が印象的でした。満場一致のアンコールに応えて、「未来予想図Ⅱ」と「ジャパニーズ・グラフィティXⅡ<銀河鉄道999(TV版)~宇宙戦艦ヤマト~銀河鉄道999(劇場版)>」が演奏され、大ホールのボルテージが最高潮に達する中で演奏会は終了しました。来年の第21回定期演奏会が、さらにすばらしい演奏会になることを期待したいと思います。


平成22年5月10日(月)

 生徒昇降口前や中庭のツツジが、満開に近くなるとともに、中庭では、バラが、赤、ピンク、白等の大輪の花を付け始めました。今日は、昨日までの暑さとは変わって、4月中旬なみの気温となり、小雨が、花びらや木々の緑を、一層鮮やかに魅せています。生徒の皆さんは、美しい中庭の風景を楽しみながら、静かに学習に取り組んでいます。

 昨日、一昨日は、バスケットボール部が、インターハイ奈良県予選に出場しました。8日(土)は、男子が、橿原高校体育館で、1回戦及び2回戦を行いました。1回戦は、終始本校のペースで試合をコントロールし、76対54で榛生昇陽高校に勝ちました。2回戦では、一時は、10点に開いた得点差を4点差までつめましたが、64対68で奈良育英高校に惜敗しました。9日(日)は、女子が、奈良文化高校体育館で、1回戦及び2回戦を行いました。1回戦は、途中、危ないところもありましたが、最終的には、突き放し、60対43で奈良女子大附属中等教育学校に勝ちました。2回戦は、本校の特徴を出すことができず、44対69で高田商業高校に敗れました。男女とも、2回戦は、シード校相手の試合となり、苦しい戦いとなりましたが、3年生中心に精一杯の試合をしてくれました。いずれも3年生最後の試合となり、涙の幕切れとなりましたが、2年生1年生が、次に向けて、3年生のがんばりをしっかりと引き継いでくれるものと思います。


平成22年5月7日(金)

 5月の大型連休が終わり、授業が再開されました。

 昨日は、1限目に、全校集会を開き、新年度が始まって1ヶ月、4月を振り返るとともに、明確な目標を持つこと、高校生活の核の一つとなる部活動に取り組むこと、遷都1300年祭を利用して郷土の文化財に親しむこと等について、話をしました。渉外環境部長の教員からは、教育環境を守り、環境美化に取り組むことについて、他校でのすばらしいエピソードを交えての話がありました。全学年が揃っての初めての集会となりましたが、生徒の皆さんは、それぞれの感覚で、話をしっかりと受け止めてくれたのではないかと思います。

 この連休中、授業こそありませんでしたが、部活動は、体育系、文化系を問わず、熱心に活動してくれています。授業があるときよりも忙しいスケジュールの部活動もあったかと思われます。しかし、この経験の積み重ねが、生徒の皆さんの財産になっていきます。生徒の皆さんの次のステップへの飛躍を期待したいと思います。


平成22年4月30日(金)

 生徒昇降口前のヒラドツツジが、白、ピンク等、様々な色の花を咲かせ始め、生徒の皆さんを迎えてくれています。新年度がスタートして1ヶ月、生徒も教員も、このツツジのように、しっかりと、香芝高校の花を咲かせていきたいと思います。

 4月28日(水)の放課後に、通学路清掃を行いました。各学年1組の美化委員が、学校周辺の通学路のゴミを、燃える物、燃えない物に分けて集めてきました。少人数での清掃でしたが、結構な量になりました。生徒の皆さんとの共同作業は、いろいろな話を聞くことができて、楽しいひとときとなりました。

 今日は、授業と並行して、スポーツテストが、学年別に行われています。体育館及び格技室で、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈、握力、立ち幅跳びの5種目の測定を行っています。その他の種目は、体育の授業の中で実施します。自分の記録や友人の記録に一喜一憂する者、友人の測定している様子に笑いころげる者等、和やかな、暖かい雰囲気のもとで測定が行われています。生徒の皆さんには、これから、大輪の花を咲かせてもらうためにも、健康の大切さを自覚し、体力、運動能力の向上に努めてほしいものです。


平成22年4月28日(水)

 4月26日(月)午後に、橿原球場の黒土30トン(ダンプカー3台分)が運動場に運び込まれました。野球部員が、各自トンボを持って、内野全体をきれいに整地してくれました。校長室からも、内野に広がった鮮やかな黒土のフィールドを眺めることができます。橿原球場の黒土を踏みしめているということで、練習により一層熱がはいるのではないかと思います。

 4月27日(火)6限の総合的な学習の時間に、1年生は、校歌の歌唱練習を行いました。1年生全員が、体育館に集合し、音楽担当の教員の指導のもと、3番まである校歌の内、1番を練習しました。まず、音楽選択の生徒が歌い、それをもとにして、美術選択と書道選択の生徒が、練習しました。香芝高校の校訓を読み込んだ校歌は、香芝高校の風光明媚な環境と、目指す学校像、目指す香芝高生の姿を謳っています。母校の校歌として、香芝高生の心の糧として、在学中はもちろん、卒業してからもいつでも歌えるように、しっかりと身につけてほしいものです。熱心な練習のもと、6限の終わりには、1年生全員で、大きな声で、すばらしいハーモニーを奏でることができました。


平成22年4月26日(月)

 4月から5月にかけて、学校では、いろいろな健康診断が実施されます。4月23日(金)には、1年生と教職員対象に結核検診、本日は、2年生対象に内科検診が実施されました。このような検診を通じて、自分の身体の状況を知り、健康の保持増進に努めていきたいものです。先日の結核検診では、生徒と一緒にレントゲン車で検診を受けますので、生徒との交流が深まるとともに、検診の終わった生徒に、まだの生徒が、「検診は、どうやった?」と聞くなど、1年生らしい初々しさが見られ、微笑ましい時間となりました。

 土曜日、日曜日を中心として、新聞紙上に掲載されているとおり、様々な体育系の部活動で、春の大会が行われています。それぞれの大会が、今年のインターハイや全国大会を占う重要な大会となっており、注目を集めています。また、文化系の部活動においても、定期演奏会や、全国高等学校総合文化祭に向けての取り組みが行われています。体育系、文化系を問わず、香芝高生が、実力を充分に発揮して活躍してくれることを期待しています。その様子を、部活動のページに適宜掲載していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


平成22年4月23日(金)

 4月21日(水)の第6限に、体育館で、3年生の学年集会があり、本校の進路指導部長と学年主任が、講話を行いました。進路指導部長からは、3年生としての、学校生活、家庭生活の取り組み方、様々な「資格」の見分け方、学校の選び方、実力テストの判定の見方等についての話があり、就職においては、何よりもコミュニケーション能力が大切であるという話もありました。学年主任からは、しっかりと目標を持って取り組もうという話がありました。さすがは3年生、高校生活最後の年でもあり、進路実現を目の前に控えて、2人の教員の話を、真剣に聞いていました。一人ひとりが、自分自身の取り組みと結びつけて、充実した1年、進路実現を果たす1年にしてほしいと思います。

 4月22日(木)には、朝から、育友会会計監査、午後からは、育友会新役員選考会が行われました。育友会役員の皆様には、長時間に渡り、熱心に取り組んでいただき、本当にご苦労様でした。今後ともよろしくお願いいたします。

 フルタイムの授業が始まって、1週間が経ちました。職員室前の廊下から、若葉の緑が日に日に色鮮やかになる中庭ごしに、北館を見ますと、1階と3階に2年生の8教室、2階に1年生の5教室を眺めることができます。教員の指導のもと、生徒の皆さんの熱心に学んでいる姿を見ることができます。教員と生徒の皆さんとのキャッチボールの活発化により、1対40の授業ではなく、1対1の授業になっていくことを期待しています。


平成22年4月21日(水)

 昨日、部活動集会がありましたが、放課後、校長室前の通路で、コートに入れない1年生が、基本練習を繰り返す姿が見られたり、グランドにおいて、競技経験をほとんどもたない1年生が、先輩や、顧問の丁寧な指導のもと、一から練習に取り組む姿が見られ、生き生きとして、にぎやかな放課後となりました。これから部活動に取り組む中で、いろいろな事があると思いますが、一つ一つ乗り越えていってほしいものです。

 また、昨日は、1年生対象に「制服の着こなし講座」が行われました。本校制服の製造メーカーから、デザイナーの方がお見えになり、制服はどのようにして作られているのか、制服制作者の願い、服装のTPO、制服と私服の違い、制服の着崩しがなぜいけないのか等について、スライドを使用して丁寧にご説明いただき、何よりも、香芝高校生としての自覚を促していただきました。onとoffの切り替えについて、最近の話題にも触れていただき、いつも指導している教員ではない外部の方からの話として、1年生の皆さんに大いに浸透するものがあったのではないかと思います。

 今日は、よく晴れて、校長室前のハナミズキも七分咲きとなってきました。香芝高校生が、それぞれの場所で一つ一つ大事な花を咲かせてくれることを期待しています。 


平成22年4月19日(月)

 4月も半ばとなり、香芝高校の平成22年度も、本格的に動き出しました。年度当初の諸行事を無事に終え、今日から、フルタイムの授業(今日は、7時間授業)が始まっています。1年生も、入学式から1週間を経過し、徐々に香芝高校生としての生活に慣れてきているようです。

 4月14日(水)には、学年別に身体測定を行いました。一人ひとりが、和やかな雰囲気のもと、自分自身の身体について、チェックをしていました。4月15日(木)には、小雨模様の中、生徒会と家庭クラブ員が、香芝警察署員の皆さんの協力のもと、春の交通安全運動キャンペーンの一環として、本校近くの交差点を通行するドライバーに、交通安全マスコット(1年生家庭科の授業で作成)の配布を行いました。交通安全に向けて、ドライバーの皆さんも笑顔で受け取ってくださり、生徒の皆さんも充実感を覚えることができたようです。

 明日、4月20日(火)には、部活動集会が実施されます。先週の部活動紹介を受けて、どの部活動に参加しようか、悩んできた1年生も、最終決断を下し、1年生も交えた部活動が、本格的に始動します。香芝高校の教育活動の核の一つである部活動が、一層活性化されることを期待しています。