2019年(平成31年)2月4日(月)、放課後に1・2年生の希望者を対象に看護医療系の職業別ガイダンスを実施しました。2部に分けて行い、延べ人数で160名が参加しました。
 このように本校には進学先として、看護・医療系の大学、短大、専門学校を志す生徒が多数います。しかしながら、いくら志が高くても、その高さだけで志を実現できるものではありません。人命を預かり、人間の尊厳に関わる仕事である以上、専門的な知識や高度な技術、さらには豊かな人間性と確かな倫理観、そしてコミュニケーション力などが要求されます。入試という壁ももちろんですが、入学後もその厳しさから中途で挫折する人が多いのも現実です。
 超高齢化社会を迎え、今後ますます医療・看護の現場で働く人材が求められるようになります。一口に看護医療系の仕事といっても、その中身は多岐にわたっています。今回のガイダンスでは、16の職業分野別に、専門の講師を招いて、一コマ30分のガイダンスを2回に分けて実施しました。希望者は最大で31名、最小は1名です。少人数で詳しくお話を伺うよい機会となりました。
 将来、看護医療系の仕事を考えている皆さん、厳しい現実を正面から見つめ、しっかりとした意識を持って進学を考えてほしいと切に願います。今日、各講師の先生方から伺ったお話を参考にして、これからの進路選択につなげていってください。
 各講師の先生方、本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

作業療法士 臨床検査技師 社会福祉士
看護師 言語聴覚士 視能訓練士