2019年(平成31年)1月16日(水)、1年生の全生徒を対象に本年度第2回目となる進路ガイダンス(職業理解)を実施しました。
 2学期に行った第1回目のガイダンスでは、全体講演という形をとりました。2回目となる今回は、多種多様な職業分野から19分野を取り上げ、それぞれの仕事に就くために今なすべきことや、これから心がけること、あるいは仕事の特徴ややり甲斐、必要な資質など多岐にわたって、各講師の先生方にお話しいただきました。6限目と7限目にそれぞれ1コマの時間を設け、事前に登録をした異なる分野のガイダンスを、各々2講座受講するという形をとりました。共通点のある分野を選択した生徒もいれば、全く共通点のない分野を選択した生徒もいました。いずれにしても、視点や価値観を変えれば、思ってもみなかった発見があります。知識の裾野を広げることは、選択肢や可能性を広げることになります。それらが広がると、当然迷いも生じます。迷いが生じるからこそ、探究心や好奇心が刺激され、それが自己研鑽となり、人間的な成長につながります。
 さて、高校1年生のこの時期、すでに将来なりたい職業が具体的に決まっているという人は少ないと思います。本校の先輩の進路動向を見れば、高校卒業後にすぐ社会に出る人よりも、進学する人が圧倒的に多いでしょうが、いずれは何らかの形で職業に就き、社会に貢献していくことになります。仕事とは何か、働くとはどういうことか、いろいろな人から話を聞き、自分なりの職業観や労働観を持つことは、進路選択の上でも大切なことだと思います。
 1年生の皆さん、皆さんの周りにも規範となる社会人がたくさんいます。まずは各家庭で、今日聞いた話を話題にして、「職業」や「労働」について保護者の皆さんと一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
 各講師の先生方、本日はご多忙の中、貴重なお話を頂戴しありがとうございました
 

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