令和7年度 「3年生による1年生向け探究成果発表会」が行われました
令和7年5月2日(金)、本校文化創造館で、「3年生による1年生向け探究成果発表会」が行われました。
京都大学教育学研究科 特任教授 恩田徹 先生をお招きして、先生にも発表会をご覧いただき講評をいただきました。
今回の趣旨は、大きく2つあります。一つは2月の発表会で代表として発表した生徒が進級後、1年生に向けて発表をすることで、「自分の分かっていること」を「1年生の視点で」話しをすることで自らの探究過程を再度俯瞰する機会をつくること、もう一つは1年生が「聞き手」として先輩である3年生に質問をすることで、「分かる」定義を確認するのが意図です。質問するということについては、1年生には初めての経験で、積極的に質問ができていたわけではありませんが、「分かったふりをせずに」「分かるまで理解をしようとする」姿勢があらゆる場面で大切であることを気づく一つのきっかけになったことを期待しています。
1年生にとっては、あらかじめ配布された先輩たちの発表要旨一覧から、各自の興味・関心に沿った発表テーマを選んで、自由に聞いて回りました。3年生は初めて「聞き手」として参加をする1年生の状況を理解して、丁寧に説明をしていました。
発表者も聞き手も楽しめた発表会になり、和気藹々とした雰囲気の中、双方が学ぶ機会とななりました。
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