12月18日・19日 献血を本校で実施!!

若い人の献血が大幅に減少し、高校生の献血も、学校実施は、現在ほとんど行われていない現状の中で、高校生の時期に献血に協力することにより、「社会貢献」や「ボランティア」について考えるきっかけとし、生涯を通して、献血に対して積極的に参加する気持ちを養い、また、健康管理の大切さを学ぶ機会とすることを目的として実施しました。

   

   

 

生徒昇降口前に献血バスが停まり、保健室にて受付を行います。

12月にしては比較的暖かくて、お天気の良い献血日和でした。

冬場は全国的に献血数が減少し、全血液型の血液が不足する季節、冬場の献血は貴重です。

 

 

 

まずは受付をおこないます。受付用紙に氏名、住所を記入して、職員さんに渡して、献血カードを作ってもらいます。このカードがあると、日本全国どこででもスムーズに献血ができるようになります。

そのあと、手の痺れがないかなどの簡単な検査を行い、献血ができるかどうかを聞く問診を機械で行います。この問診は献血を行うに際してとても大切な問診です。

プライバシーに配慮して、他の人には見ないように箱の中のタッチパネルで行います。

 

 

 

受付が終わると、いよいよバスに乗り込みます。まず、医師の問診(体調や、服薬の有無等)を受け、体温、血圧を測ります。

これで、発熱していないかどうか、低血圧でないかどうかなどを調べてもらい、献血するのに適しているかどうか判断してもらいます。

 

       そして、 続いて予備採血を行います。予備採血では、簡単な検査で血液型が判ります。

血液の比重(水の重さを1としたときの、血液の重さのことをいい、血液中の赤血球の数が多く、赤血球中のヘモグロビン濃度が高いほど比重が重くなります。)を測定し、一定以上の比重がないと献血できません。

 

 

献血してくれた方の表情

      

      

部活動の練習後・・・、三者面談お帰りに保護者と一緒に・・・、卒業生も・・・、PTA会長さんも・・・、先生方も・・・、多くの方にご協力頂きました。

献血の針は太くて、ちょっぴり怖いけれど、採血の看護士さんは採血のプロ。あっという間に針を刺して採血スタート・・・緊張していた表情から、笑顔に変わってきました。

 

 

 

 

昨年、初めて献血に協力してくれてから、ちょうど1年間で血液センターや、献血ルーム、献血バスなどで7回の献血してくれた生徒さんもいました。高校在校中3年間で、5回以上献血して下さると、卒業時に日本赤十字社から表彰されます。

 

 

 

 

 

        今年度も、奈良県薬務課と奈良県献血推進協議会タイアップしてくれて、若年層(25歳以下)が献血すると、お菓子をプレゼントしてくれました。このお菓子の中から、2種類選びます。献血後には水分を摂取する必要があるので、ジュース、お茶もいただきます。  

     

 12月18日(水)

 総受付数 58名 

    献血者数 200ml献血者・・・25名

         400ml献血者・・・22名   採血総数47名

 

 12月19日(木)

 総受付数 48名

    献血者数 200ml献血者・・・13名

         400ml献血者・・・26名   採血総数39名

 

12月18日・19日の2日間、本校にて献血を実施いたしました。

生徒の皆さんをはじめ、保護者の方々、教職員あわせて106人の方にご協力いただきました。皆様からの献血により、多くの輸血を必要とする方々の尊い生命を救うことに、大いに役立つことができ、感謝のほかございません。

今後とも、このような善意の献血の輪が、皆様を中心に社会に大きく拡がり安定した血液確保に貢献できますように一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

誠に、ありがとうございました。