新発見を楽しもう!

 理科部です。メンバーは3年生4名、2年生2名、1年生11名です。それぞれが好きな実験や観察、栽培、飼育を楽しんでいます。専門を活かして、地域貢献活動も行っています。また、農業クラブのプロジェクトチームFlowersとしても活動しています。

 一緒に「新発見」を楽しみませんか。入部をお待ちしております。

※もともと、農業クラブのプロジェクトチームFlowersとして活動していましたが、家庭系の参加者が増え、理科部としても活動するようになりました。なお、農業クラブは農業系の生徒が加盟する組織です。Flowersは6年前に施設園芸科の生徒が立ち上げました。

 農業科の内容が中心ですので農業系の生徒が活躍できるのはもちろんですが、福祉交流花壇や子ども向けの観察会、麻袋栽培等では家庭系の生徒も専門を生かし、活躍しています。

    

最近のコンクール・コンテストの結果 近畿もしくは全国のみ掲載しています。

・SDGsQUESTみらい甲子園2022年度関西大会 アクションアイデア最優秀賞

・第12回イオンエコワングランプリ最終審査会(グランプリ大会) 出場 ※いわゆる全国大会です。

・第9回全国ユース環境活動発表大会 近畿地方大会 最優秀賞

                  全国大会   優秀賞

・第2回高校生ecoアイデアコンテスト 本選出場予定(3月30日) ※いわゆる全国大会です。

・#SASS 2023 大学生による高校生のためのSDGs/サスティナビリティアワード 優秀賞 全国で上から2番目の賞です。

  詳しくは、プレスリリースをご覧ください。動画はコチラからご覧ください。

 

磯城野高校の身近な植物

 マツバランです。

 奈良県絶滅寸前種ではありますが、温室内で時々、勝手に生えてきます。「根も葉もない」という変わったつくりをしています。

マツバラン(奈良県絶滅寸前種)

 

最近のできごと

2024年3月

1日 #SASS 2023 大学生による高校生のためのSDGs/サスティナビリティアワード 

                              ファイナリストに選出

・「いきものいっぱいならプロジェクト」がファイナリストに選ばれました。ぜひ動画(クリック)をご覧ください。

5日 第2回高校生ecoアイデアコンテスト 本選出場

・「SDGs15 陸の豊かさを守るために私たちのできること」が予選を通過し、本選に出場が決まりました。本選は3月30日(土)に東京で開かれます。

20日 バタフライガーデンの管理作業

・近鉄西田原本駅の花壇をバタフライガーデンの見本園にしています。伸びてきたハナナの支柱立て、枯れてしまった花の補植、除草、それからゴミ拾いを行いました。3年生が卒業し、新体制でのはじめての活動になりました。

作業開始

記念写真(部員はあと4人います。)

22日 #SASS 2023 大学生による高校生のためのSDGs/サスティナビリティアワード 優秀賞

・「いきものいっぱいならプロジェクト」が優秀賞に選ばれました。ぜひ動画(クリック)をご覧ください。


2024年2月

4日 第9回全国ユース環境活動発表大会 優秀賞

・東京の国連大学で開催されました。「しきのSDGsプロジェクト」というタイトルで発表してきました。優秀賞をいただきました。


2024年1月

20日 「サイエンスチームなら」科学研究実践活動発表会に参加

・「ナラノヤエザクラの挿し木に挑戦!」というタイトルで発表してきました。優秀賞をいただきました。

 発表の様子

 

22日(木)第9回全国ユース環境活動発表大会(全国大会)に出場します

・理科部とプロジェクトチームFlowers合同で標記の大会に出場します。

※Flowersは施設園芸科から始まりましたが、他学科からの参加希望者も多く、また家庭系は農業クラブ員にはなれないこともあり、理科部として一緒に活動しています。

同大会は2月3日(土)から4日(日)に国連大学で開かれます。

近畿地方代表として精一杯発表してきます。

タイトルは「しきのSDGsプロジェクト」です。

Flowersから始まった「しきのSDGsプロジェクト」は他のプロジェクトチームにも広がっています。

詳細は環境省の報道発表(クリック)をご覧ください。

 


 

2023年12月

9日 イオンエコワングランプリ 最終審査会 出場

  • プロジェクトチームFlowersとして東京で開かれました第12回イオンエコワングランプリ最終審査会に出場しました。詳しくは、施設園芸科のページ(クリック)をご覧ください。

 発表の様子

 

17日 第9回 全国ユース環境活動発表大会近畿地方大会 最優秀賞

  • 理科部とプロジェクトチームFlowersが協同で取り組んでいる「しきのSDGsプロジェクト」が上記の大会で最優秀となりました。詳しくは、施設園芸科のページ(クリック)をご覧ください。

 発表の様子

 表彰式後の記念撮影 

23日 他校との交流

  • 関西大倉学園科学部園芸班とプチ交流会でした。ミニ門松作りの横で施設園芸科施設草花コースが育てたパンジー・ビオラ、キンセンカの苗とポットハボタンを販売しました。ミニ門松作りの後は、学校の里山に入り、施設草花コースがフラワー装飾技能検定で使うアセビを頂きました。

 科学部園芸班の部員も花の苗を買ってくださいました。ありがとうございます。

 アセビはとにかく掘るのがたいへんでした。頑張って育てます。

 展望台にも上がらせて頂きました。大阪の都会の景色を堪能しました。

 

24日 自然再生アクション・デイ

  • 自然再生アクション・デイ クリスマスすぺしゃる に参加しました。午前中は、ホタルミミズの採集と観察、森のコンポストづくり、午後からは池掘りをしました。

 かつての水田に水が張るように池にしています。

 池を掘るのはたいへん。

 前日のアセビ掘りに続いての穴掘り、ヘトヘトです。

 寒さで霜柱も立派でした。

 休憩時間は子どもたちの遊び相手です。

 


2023年11月

16日 田んぼの水族館 しきのサテライト 開館

  • 久しぶりの開館となりました。文化祭に合わせての開館です。展示した用水路の生き物は、カワムツ、オイカワ、タモロコ、タイリクバラタナゴ、カワヨシノボリ、ミナミメダカ、ドジョウ、オオシマドジョウ、スジエビ、ミナミヌマエビでした。カマツカやモツゴ、ギンブナが見つからず、少し寂しい展示となりましたが、小さい子どもには人気でした。

    

 

22日 ボランティアスピリットアワード コミュニティ賞 表彰式

  • 理科部とプロジェクトチームFlowersが協同で取り組んでいる福祉交流花壇で表彰を受けました。主催のジブラルタル生命の方から賞状を頂きました。詳しくは施設園芸科のページをご覧ください。

 


2023年10月

1日 京大への架け橋 発表

  • 今回、初めての参加となりました。ナラノヤエザクラの挿し木繁殖について発表しました。ナラノヤエザクラについては挿し木ができたという報告がどんなに探しても見つからず(本当にできないのか?)、京都大学で何か情報を得ることができたらと思い、発表しました。できないといわれているナラノヤエザクラの挿し木ですが、とうとう挿してから3ヶ月が過ぎました。挿してからの日数を考えると、すでに発根していると信じていますが、透明プラカップから根が見えるようになるまで抜かずに我慢しています。以前2ヶ月ほど穂木が生存したので、発根していると思い、抜いたところ巨大カルスができていました。これを確認後、挿し直したらうまくいかず、枯れてしまいました。
  • 挿し木が1本でも成功すれば、自根株を得ることができます。この自根株を使った新たな増やし方も考えています。

会場の様子                                                             発表の様子

                     

パネリストとして登壇                正門で時計台をバックに記念撮影

5日 第27回ボランティア・スピリット・アワード コミュニティ賞受賞

  • 今回、プロジェクトチームFlowersと合同で取り組んでいる福祉交流花壇が受賞しました。お年寄りの健康増進だけでなく、蝶をたくさん集め、蝶から田原本町の生物多様性のPRも行っています。10月22日(日)に兵庫県伊丹市で開かれます日本鱗翅学会でこの取組についてポスター発表を行います。「蝶から始まるコミュニケーション」が一つのテーマになります

22日 日本鱗翅学会第69回大会 ポスター発表

  • 兵庫県伊丹市にある東リいたみホールで開かれた日本鱗翅学会に呼ばれ、ポスター発表を行いました。「蝶から始まるコミュニケーション」をテーマにバタフライガーデンの普及とその福祉交流花壇化について発表を行いました。

バタフライガーデンの関わり方をどのように広げていくか、参考になると意見をいただきました。

 


 2023年9月

22日 ナラノヤエザクラの穂木生存中!

  • 挿し木ができないとされるナラノヤエザクラ、挿してからもうすぐ3ヶ月、かなり枯れましたが、まだ6本の穂木が生き残っています。透明カップを使っているので、根が見えるようになるまで、抜くのは我慢しています。1本でも発根すれば、成功です。

管挿しの穂木の様子です。

 

24日 広陵町的場地区広瀬川生き物調べサポーター

  • 子どもたちに生き物の採り方を教え、名前調べのお手伝いをしてきました。SDGs15の取組です。最近、増えているテナガエビ、それからモクズガニも出ました。カメはミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)はもちろん、ニホンスッポンも出ました。カエルはヌマガエルだけ、魚はミナミメダカ、モツゴ、タモロコ、オイカワ、コイ、ナマズ等が見つかりました。

 

採集のお手伝い&見守り              生き物リストとまとめ

 

27日 広報 たわらもと 令和5年10月号 に載りました。

  • 福祉交流花壇のことが、表紙と裏表紙の表紙解説、それからp8に載りました。ぜひご覧ください。

  広報 たわらもと 令和5年10月号 は こちら です。

 

 

29日 令和5年度「サイエンスチームなら」科学研究実践活動中間報告会

  • 放課後にオンラインで開かれました。ナラノヤエザクラの挿し木について発表しました。

2023年8月

11日 田原本町役場 福祉交流花壇

  • 認知症への理解を進めるオレンジプロジェクトの一環として、田原本町役場建物西の花壇にマリーゴールドを定植しました。花壇では廃棄麻袋やミミズ糞土、給食残渣堆肥を使っています。SDGs3、11、12の取組です。

 

19日 田原本町多地区 田んぼの生き物体験ツアー 生き物調べサポーター

  • 田原本町多地区で開かれました「田んぼの生き物体験ツアー」の生き物調べサポーターとして子どもたちに生き物の採り方を教え、名前調べのお手伝いをしてきました。SDGs15の取組です。魚はミナミメダカ、タモロコ、ギンブナ、コイ、マドジョウ、タウナギの6種しか見つかりませんでした。

 

18日 滋賀県立大学集中講義「SDGsと滋賀のグローカルイノベーション」への参加

  • 滋賀県立大学の集中講義に招待され、取組について発表しました。オンラインでも大学生の前での発表はたいへん緊張しました。SDGs17につながる取組です。

 

26日 山添村切幡地区 川の生き物調べ 生き物調べサポーター

 

  • 山添村切幡で開かれました「川の生き物調べ」の生き物調べサポーターとして子どもたちに生き物の採り方を教え、名前調べのお手伝いをしてきました。SDGs15の取組です。学校周辺では見ないサワガニやヒキガエル、ヤマカガシがいました。今回は釣りによる調査も行いました。カワムツがたくさん釣れました。

26日 SDGsQUESTみらい甲子園全国交流会

  • 山添村切幡から村の民俗資料館に移動し、オンラインSDGsQUESTみらい甲子園全国交流会に参加しました。全国のSDGsの取組を進める多くの学校のことを知ることができました。「一番、楽しそうに参加していましたね。」と主催者の方からメッセージを頂きました。SDGs17につながる取組です。

 


2023年6月

25日 東大寺 ナラノヤエザクラ

  • 東大寺様からの格別のお計らいで、夏挿し用の挿し穂の採取ができました。今年伸びた枝、緑枝挿しの密閉挿しを行います。今までの様子から、今回は奇跡の発根を目指せそうです。SDGs15の取組です。

 


 

2023年5月

21日 イシガイの稚貝・幼貝を探せ!

  • 奈良大学と共同でイシガイの稚貝・幼貝の捜索をしました。イシガイの生息地の上流部にある池を調べました。

生息地が知られてしまうとたいへんですので、背景が水面だけの写真にしています。

 

10日 奈良新聞で紹介されました。「蝶舞う花壇へ協力」

  • 10日の奈良新聞2面(第2社会面)に載りました。ここで企業廃棄物の活用についてですが、西田原本駅の花壇をその見本園としています。ぜひ見てください。記事はコチラ
  • 福祉交流花壇については、SDGsQuestみらい甲子園のページを見てください。2022年度関西エリア大会アクションアイデア最優秀をいただきました。みらい甲子園のページはコチラ

 

1日 「ほのぼのガーデン」バタフライガーデン&福祉交流花壇

  • バタフライガーデンは地域の生物多様性の普及に関わる活動として始まった地域貢献活動です。昨年度からここに福祉的機能を追加することを町に提案し、試験的に福祉交流花壇として取組を進めています。この日はボランティアの方々と一緒に田原本町社会福祉協議会の建物の中にある「ほのぼのガーデン」の花の植え替えをしました。蝶が寄る吸蜜植物を植えました。この日は新聞の取材もありました。

 植え込み前に全員で記念写真!

 麻袋に植え込んでいます。草が生えないように周辺も麻袋を敷き詰めています。


2023年4月

29日 1年生新テーマ決定&今年度の活動

  • 1年生の研究テーマが決まりました。陸貝を扱っていきます。卒業した先輩から引き継いだ「ナガオカモノアラガイ(奈良県絶滅危惧種)の生活史の解明」と昨年、ヒガンバナの子房に集まっているところを発見した国内外来種「コハクオナジマイマイの食性」となりました。

1年生 陸貝をテーマにしました。

  • 2年生は新テーマ「シクラメンの夏越法の改善」となりました。
  • 3年生は引き続き、「ナラノヤエザクラの挿し木繁殖」「ヒガンバナの発芽と稔性」です。また、昨年度のSDGsQUEST関西大会の発表にある企業廃棄物の活用のうち、「ミミズ糞土の活用」にも力を入れていくことになりました。

ナラノヤエザクラの挿し木

ミミズ糞土の研究(ツリミミズ類の採集⇒同定)

  • 生物多様性の普及から始まったバタフライガーデンとそこから発展した福祉交流花壇はこのまま継続していきます。

昨年のバタフライガーデン(平野幼稚園)

近鉄西田原本駅の花壇が見本園となっています。花の注文は施設園芸科施設草花コースにお願いします。

・今後、復活すれば「田んぼの水族館(県農村振興課)」「田んぼの生きもの観察会(橿原市昆虫館)」等にも協力していきます。


2023年3月

11日 SDGsQUESTみらい甲子園2022年度関西エリア大会 

  • SDGsQUESTみらい甲子園2022年度関西大会でアクションアイデア最優秀賞を受賞しました(プロジェクトチームFlowersとして応募)。

アクションアイデア最優秀賞