学校保健委員会 令和6年2月20日(火)

学校医 北先生、学校歯科医 吉良先生、学校薬剤師 森本先生、育友会長、関係職員が参集し、本校の学校保健について協議しました。

□ 学校 北先生からは以下のようなご意見をいただきました。

「体力テストの結果、毎年平均値を下回っているのは色々な原因があるのではないか。」

「スマートフォンの使用は、視力低下だけでなく、スマホ脳など様々な問題を引き起こす原因となる。」

上記の問題に対して、必要であれば、医学的な見地から生徒たちへ話をしていただけるとのご意見でした。

□ 学校歯科医 吉良先生からは以下のようなご意見をいただきました。

「むし歯の治療がずっと進んでいない生徒がおり、すぐに治療できるむし歯もあるのに……と残念に感じた。」

「歯並びについては、歯科医によって多少受診を勧める基準が違う。本校では、上顎前突(出っ歯)や反対咬合(受け口)については受診を勧めているが、費用が高額であることや、通院の手間など保護者とのコミュニケーションを取って決める必要がある。」

□ 学校薬剤師森本先生からは以下のようなご意見をいただきました。

「市販薬の乱用(OD)が増えている。高校生では60人に1人がしていると言われている。小学生が救急搬送される事案もあった。薬局で対策はしているが、ネットで購入できるなど、対策しきれない部分がある。コロナの影響で生きづらさを感じる子どもたちが増えているので、相談できる環境づくりが大切である。」

 

お忙しい中お集まりいただき、本校の学校保健について有意義に協議をすることができました。

頂いた貴重なご意見を、来年度へ向けて実現していけるように努めていきたい所存です。ありがとうございました!