学校長の挨拶
奈良県立青翔中学校 高等学校のホームページを御覧いただきありがとうございます。
本校は、明治37年に前進の御所女子技芸学校が設立され、その後、御所高等女学校、総合制御所高等学校、御所高等学校と校名が遷り、2004年に御所高等学校が100年の歴史を閉じました。その場所に、全国初の理数科単科高校として青翔高等学校が開校しました。2014年には県下初の併設型中高一貫校「県立青翔中学校」が開校して今年度、第12期中学校入学生を迎えました。
理数科に特化した教育を掲げ、2011年に文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されてから、3期目の最終年となりました。また、「科学技術人材育成重点枠」に採択され3年目を迎えています。
全国の協力校と「スーパーサイエンス探究活動ネットワーク」を組織し、協力校と多面的評価(評価規準を明示した相互評価、学習意識調査、探究的な学びに関するジェネリックスキルテスト)を実施して、生徒の変容を教員が客観的に見取る手法を全国に普及させることを目指しています。昨年度より新たに、県内外の学校から参加者を募り「評価規準作成と相互評価実践の研修会」を開催し、実践をサポートしています。
中高一貫6年間を通した理数科教育を生かし創造的思考力や総合的判断力を培うとともに、地域に貢献し、仲間と協働する経験を積み重ねる中で他人を尊重する心や思いやり、コミュニケーション能力、豊かな人間性を育めるよう取り組んで参ります。
どうぞ、ご支援いただきますようお願いいたします。
令和7年 4月
校長 出口千恵美
登録日: / 更新日: