家庭科の目標と特色ある授業

目標

 家庭は、実践的・体験的な学習活動を通して、家族と家庭の役割、生活に必要な衣・食・住・保育・消費等に関わる知識や技術を習得するとともに、それらを活用して課題を解決するために工夫し創造できる能力と実践的な態度の育成を目標としています。
 全員必修科目となるの家庭基礎は、人の一生を見通しながら自立して生活する能力や異なる世代とかかわり共に生きる力を育てることなどを目標としています。

特色ある授業

選択科目

2年生

「子どもの発達と保育」 

乳幼児の発達の特徴について知識を習得し、視聴覚機材などを通してさらに理解を深めます。子どもと関わるための知識と技術を製作実習や発表を経て学びます。

3年生

「子ども文化」

子どもの遊びの文化について理解を深め、作品制作や発表、様々な表現活動を行い、実践力を高めます。

「リビングデザイン」

伝統的な住居の工夫や現在の住居の特徴を学び、よりよい住環境について理解を深めます。平面図や住宅情報を読み取り住空間をイメージできるように学習します。

「食文化」

伝統的な日本の食文化となる行事食や郷土料理の理解を深めます。また、食の基本となる栄養や食品、さらに料理形式と献立、テーブルコーディネート、日本の食文化と食育に関する知識を調べ学習などを通して学習し、発表します。

「消費生活」

消費者と消費生活、消費者被害と消費者の権利と責任、契約に関わる消費生活全般について学習します。

「服飾手芸」

衣服の構成や素材を理解した上で、刺しゅう・かぎ針編み・パッチワークなどの技術を習得し、作品を製作します。

「暮らしと社会生活B」

家庭基礎で学んだ内容を応用します。